• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / training / βアラニンとHIFTパフォーマンス

βアラニンとHIFTパフォーマンス

2024年7月20日 by office-k

今回ご紹介するデータはHIFTが対象になっていますが、広く様々な競技のアスリート(特にバスケやバレーボールなど)ジャンプ動作を伴う競技にも参考になると思うのでまとめてみたいと思います。

HIFTといえば、当院にスポーツ障害のご相談でお越しになる方の原因にHIFTやHIIT中の受傷が高確率で入ってます。確かに効果はあるんでしょうが、それなりの準備もできていない人にいきなりHIFTやHIITを勧めるトレーナーさん達はR/Rについてちゃんと考えてるんですかね?
良かれと思って始めたトレーニングで思わぬ怪我を負い、がっかりしている方を見ると罪深いトレーナーが多いなぁと思わざるを得ない。

さて、話が脱線しましたが、今回のテーマは非必須アミノ酸の一つであるβ-アラニン。
β-アラニンはカルノシン合成に関与することから筋パフォーマンスにとって重要と考えられている。少しでもより良い筋機能を競技毎に発揮したいと願うのは、全アスリート共通の願いだろう。

リンクの研究は、高強度ファンクショナルトレーニング(HIFT)に取り組む個人の神経筋疲労に対する4週間のβ-アラニン補給の影響と、その後のスポーツパフォーマンスへの影響を、中枢神経系からの中枢疲労と筋系からの末梢疲労を区別したもの。

27名の被験者を2グループに分け、A群(対照群)にはショ糖粉末を、B群(実験群)にはβ-アラニン粉末を4週間投与した。その間、両群とも高強度インターバルトレーニング(HIFT)に参加してVO2最大値に近い負荷をかけ、疲労を誘発した。

【結果】
β-アラニンを補給したグループでのみ、スポーツパフォーマンス変数、特にジャンプ高と跳躍力に統計学的に有意な変化がみられた。
もかかわらず、疲労、運動の代謝強度、知覚強度を含む他の変数には変化は観察されなかった。

Effects of β-Alanine Supplementation on Subjects Performing High-Intensity Functional Training

・統計的有意差が認められたのは、ジャンプの高さに関する変数のみだった。運動の代謝強度に関しては、統計的に有意ではないが改善傾向が認められた。これらの変化は、β-アラニンを補給したグループでのみ観察された。プラセボ群では、測定されたどの変数にも有意な変化は観察されなかった。

・HIFTおよびその他の代謝強度の高い運動ではエネルギー基質が著しく消費され、嫌気性解糖を含む補助代謝経路が利用される。この経路の活性化は乳酸や水素イオンなどの代謝性老廃物の蓄積につながり、特に運動強度が有酸素性除去能力を上回った場合、細胞内pHを低下させる。代謝産老廃物の蓄積は筋収縮障害をもたらすことで筋力低下を招き、疲労発生の一因となる。

・4週間のトレーニング期間後、β-アラニンを補給グループでジャンプ高が改善し、ジャンプ力が向上する傾向が見られた。この改善はβ-アラニンの抗酸化作用、糖化抑制への関与、カルノシン生成との関連が考えられる。これらの効果は代謝老廃物の蓄積によって生じるpHの低下を緩衝する役割を果たし、筋パフォーマンスを向上させる可能性がある。その結果、β-アラニン補給グループは、実施したトレーニング中により大きな負荷、量、強度を蓄積することができたと考えられる。

・上記の改善は、全ての被験者が少なくとも週に3日はトレーニングを行っていたため、試験期間に被験者に生じた生理学的適応によるものであると考えられる。

・他の研究でも、β-アラニン補給は間接的にパフォーマンスを向上させる可能性があると報告されている。3.2g/日のβ-アラニンを10.5g/日のクレアチンとともに10週間摂取したところ、筋力トレーニングの実施量と強度、脂肪減少にプラスの効果が認められている。

・介入4週間後に知覚的労作に変化は観察されなかった。しかし、運動の代謝強度という客観的変数に関して、サプリメント摂取グループでのみ減少を示す傾向があった。これは、特にHIFTタイプの運動に対する代謝適応が優れていることを示している可能性がある。観察された乳酸レベルの低下は、β-アラニン補給群で観察されたジャンプ高のパフォーマンス向上とジャンプ力の上昇の軌跡を説明することができる。

・・こういうちょっとしたデータが後々栄養戦略を練る上で鍵になったりするので、私は好物なんですが皆さんいかがでしたか?
もっと〇〇は××に効く!!みたいな内容の方がいいですかね。

アスリートの方で「中長期的な健康も考慮しながら」より最大限のアスリートパフォーマンスを引き出すための具体的な栄養戦略をお探しの方は、当院の栄養マニュアルのご利用を是非ご検討ください。

特に現時点でいまいち体調が優れない方はどこかでボタンを掛け違えている可能性が高いので、ぜひ当院に一度ご相談ください。

Lineまたはメールによるカウンセリングに基づき、皆様の症状や体質に合わせて摂取カロリー数の計算や、食事デザイン、サプリメントの選択、排除すべき食材などを最新データを元にパッケージでデザインしご提案いたします。

お気軽にお問い合わせください(お電話、LINE、インスタグラムのメッセージまたは連絡先、GOOGLEビジネスページのチャットをご利用いただけます)

Filed Under: health, nutrition, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

アスリートパフォーマンスにおける天然ジュースの効果

2025年8月17日 By office-k

近年、潜在的な抗酸化作用、抗炎症作用、エルゴジェニック特性により、スポーツ栄養学における天然ジュースの応用が関心を集めている。特に長時間または高強度運動は酸化ストレスと筋損傷を増加させるため、アスリートは回復をサポートし […]

思春期のエナジードリンク摂取とうつ病

2025年8月16日 By office-k

思春期は身体、感情、社会性が急速に発達する重要な時期で、この時期の生活習慣は将来の健康に長く影響する。近年、日本では若者の精神疾患が急増しており、不安症とうつ病がその代表的な症状。 お隣韓国の研究で、10代の精神的健康に […]

膝蓋大腿関節痛とスクワットの関連性

2025年8月9日 By office-k

膝蓋大腿関節痛(膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間の関節痛)は、あらゆる年齢層や活動レベルの人々に影響を及ぼす。 膝蓋大腿関節痛の要因として、膝蓋大腿関節ストレス (PFJS) の増加が膝蓋大腿関節の軟骨下組織 […]

高血圧症ラットモデルにおける局所カプサイシンの心臓保護作用と降圧作用

2025年8月7日 By office-k

全身性動脈性高血圧症(Systemic Arterial Hypertension:SAH)が世界的な公衆衛生問題になっている。 現代の生活習慣はストレス、座りがちな生活、劣悪な食習慣を招き、肥満、糖尿病、腎臓損傷、心血 […]

変形性膝関節症治療における栄養補助食品の比較有効性

2025年8月5日 By office-k

変形性膝関節症(KOA)は、関節のこわばり、腫れ、痛み、可動域制限を伴う、軟骨変性と滑膜炎症を特徴とする変性関節疾患の代表。特に高齢者の生活の質に重大な脅威を与え、公衆衛生システムに多大な負担をかけている。 現在の標準治 […]

©2018 Office-k All rights reserved