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アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 by office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用いられる。

最近ではフォームローリングがウォームアップやリカバリールーティンに頻繁に用いられ、フォームローリングと同様にマッサージガンを取り入れる選手も増えている。

しかし、フォームローラーやマッサージガンの効果に対する研究結果には一貫性がないものが多い。
短時間のマッサージガン使用は知覚される筋肉のこわばりを軽減したものの、即時の筋力やパワー出力は向上させないことを報告した研究や、局所的な血流を効果的に増加させるものの遅発性筋肉痛(DOMS)やパフォーマンス転帰に対するその影響には一貫性がないことを報告した研究、リカバリーツールとしての使用した場合は関節可動性にわずかな改善が観察されたが、スプリント速度やジャンプ高といったパフォーマンス指標に有意な向上は観察されなかったとする研究が目立つ。

フォームローラーも同様にリカバリーとウォームアップの両方の文脈でより広範に調査されているが研究結果に一貫性はない。

リンクの研究は、ウォームアップ中のマッサージガンとフォームローラーが、アスリートの身体パフォーマンス指標に及ぼす急性効果を調査したもの。
具体的には、運動前アップのルーティンの一部として両者が使用された場合、筋力、パワー、速度、可動性といった主要パフォーマンス転帰にどのように影響するかを調べている。
この調査における結果を理解することは、アスリート、コーチ、実践者にウォームアッププロトコルにおける両者の有効性に関するエビデンスに基づいたガイダンスを提供するだろう。

健康なアスリート16名(23.2 ±1.3歳、女性4名)が、無作為化クロスオーバーデザインで3つのウォームアップ(ダイナミックウォームアップにフォームローリングを加えたもの(FOAM)、ダイナミックウォームアップにマッサージガンを加えたもの(GUN)、およびダイナミックウォームアップ単独(CON))を48時間以上間隔を空けて実施。
各介入後、参加者はカウンタームーブメントジャンプ(CMJ;高さおよびリアクティブ・ストレングス・インデックス[RSImod])、10/5反復ジャンプテスト(RJT)、20mスプリント、および膝-壁足首可動性テストを実施。
知覚された筋肉痛と疲労も記録され、線形混合モデルとCohendを用いて条件間の差を評価。
【結果】
CONと比較して、FOAMとGUNはCMJの高さおよびRSImodの減少と関連していた。
GUNはスプリント時間の有意な悪化と関連していた。
FOAMは足首の可動性(左側)のわずかな改善と、CONと比較して筋肉痛レベルの低下をもたらした。
【結論】
フォームローリングによる足首の可動性や筋肉痛は多少の改善が見られたものの、フォームローリングとマッサージガンの使用はダイナミックウォームアップ単独と比較して、急性的に身体能力の一部を損なう可能性がある。

Does Massage Gun or Foam Roller Use During a Warm-Up Improve Performance in Trained Athletes?

・市販のマッサージガンまたはフォームローラーを使った12分間の介入をダイナミックウォームアップ直後に行ったところ、対照試験と比較して、CMJの高さとCMJ RSImodが有意に減少した。
同様に、マッサージガンの試験では対照と比較して20mスプリントタイムが有意に遅くなった。一方、フォームローリングはスプリントパフォーマンスに有意な影響を与えなかった。
フォームローリング後の左足首の可動性は対照と比較して関節可動域が有意に増加し、有意に筋肉痛レベルの少なさと関連していた。総体的にこれらの発見は、ROMと筋肉痛にわずかな改善が見られるものの、マッサージガンとフォームローリングが、ダイナミックウォームアップ単独と比較した場合、身体パフォーマンスの一部の指標を損なう可能性があることを示唆している。

・マッサージガンとフォームローラーはCON条件と比較して、ウォームアップ後の身体パフォーマンスを制限するようだ。GUNとFOAMの介入後に観察されたCMJパフォーマンスとスプリント速度の低下は、受動的または機械的介入後にパフォーマンスの低下を示す先行報告の一部と概ね一致している。本研究の発見は、マッサージガンとフォームローリングが最大パワー出力が要求される活動の直前には最適ではないという考えを裏付けている。

・多くの研究が、フォームローリングのような手法が筋膜の弛緩、組織の粘弾性の変化、痛みの調節といったメカニズムを通じて関節可動域を急性的に向上させる可能性があるとしているが、これらの可動性向上は関節可動域がパフォーマンスを制限している場合に限られると同時に、これらの変化はごくわずか(1 cm未満)であることを考慮に入れることが重要。

・興味深いことに、どちらの条件も10/5 RSIやコンタクト・フライトタイムに影響を及ぼさなかった。この発見は、リアクティブストレングスと迅速な伸張-短縮サイクルパフォーマンスの指標がフォームローリングとマッサージガンの使用の急性効果に対して感度が低いか、これらの結果に測定可能な変化を誘発するには不十分であったことを示唆している。

・筋肉痛スコアにおいて興味深いのは、FOAMとGUNの条件ではCONと比較して筋肉疲労に有意な差はなかった。これはFOAMとGUN介入の使用前後で筋肉疲労が改善することを示す先行研究と一致しない。

・・・フォームローラーやマッサージガン使用者の患者さんとたまにその効果について話すことがあるんですが、上記のような研究結果がなぜ観察されるのか、またなぜそれが身体機能を低下させる可能性があるのか説明すると皆さん驚いてます。
過信は禁物。

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Filed Under: Chiropractic, health, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツカイロプラクティック, スポーツ障害

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