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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

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アスパラギン酸モノメチオニン亜鉛&アスパラギン酸マグネシウム(ZMA)の摂取が睡眠と翌朝のアスリートパフォーマンスに及ぼす影響

2024年7月30日 by office-k

パリオリンピック、女子バスケ対USA戦は残念な結果でした。
しかし、日本女子がUSAを倒して念願の金メダルを獲る日も近いだろうとみたいに胸を膨らませて、毎試合チェックしています。
まだまだ試合は続くのでこれから楽しみです。

さて今回のブログは、当院のブログでご紹介するのは珍しい、否定的見解を示すデータです。
栄養に関してはついついあれもこれも摂取してと足し算ばかりになりがちですが、目的に応じて抜くことも過剰症の防止、また精度の高いサプリ選びにおいて重要でしょう。

今回のテーマは、アスリートで特に関心が高まっている、ミネラル摂取とアスリートパフォーマンスおよび睡眠に関するデータ。
睡眠はアスリートにとって最も重要な疲労回復法で、睡眠と最適なトレーニング負荷の間には正の 相関がある。
巷ではアスパラギン酸モノメチオニン亜鉛&アスパラギン酸マグネシウム(ZMA)の外因性補給は深い睡眠を促進し(マグネシウムのもつ徐波睡眠ステージ3を正常化する能力)て概日リズム調節を助け、テストステロンレベルを上昇させ、それによって身体の回復を助け、筋力を増加させるというのが定説になっている。
また、最近では亜鉛(Zn)とマグネシウム(Mg)が睡眠を促進するメカニズムとして、γ-アミノ酪酸(GABA)といった睡眠・覚醒神経伝達物質の合成と機能における役割が提唱されている。

リンクの研究は、ZMAの急性投与が、レクリエーションでトレーニングした男性の睡眠と翌朝のパフォーマンスに何らかの影響を及ぼすかどうかを調査したもの。
19名の男性が試験に参加し、コントロール(錠剤なし、NoPill)、ブドウ糖プラセボ(PLAC)、ZMAのいずれかを、2晩にわたって就寝30-60分前に摂取。睡眠の客観的・主観的測定、カウンタームーブメントジャンプ(CMJ)完走、朝の反復スプリントパフォーマンス(RSP)を評価。

【結果】
十分な微量栄養素を含む食事を摂取し、正常な睡眠をとり、良好な睡眠衛生(就寝時刻と起床時刻)を維持している健康で活動的な男性において、ZMA補充はRSPやストループテストの成績に有益な影響を及ぼさなかった。
CMJの高さはPLACの場合と比較して改善したが、NoPillの場合は改善しなかった。
ZMAの2晩の補充は、睡眠、RSP、認知機能に影響を与えなかった。

【結論】
この研究は、睡眠障害と診断されていない若い健康な男性参加者に、栄養補助食品ZMAのエルゴジェニック効果がないことを強調している。
ZMAは翌日の朝のストループテスト(注意力、特にその抑制プロセス)や、反復スプリントとカウンタームーブメントジャンプ能力の身体的パフォーマンス測定だけでなく、客観的および主観的睡眠にも影響を与えなかった。

Effects of an Acute Dose of Zinc Monomethionine Asparate and Magnesium Asparate (ZMA) on Subsequent Sleep and Next-Day Morning Performance (Countermovement Jumps, Repeated Sprints and Stroop Test


・若年者(n=16、20~24歳)におけるZMA急性摂取が睡眠の測定に及ぼす影響を報告した研究は他に1件しかなく、その研究でも2晩のサプリメント摂取による同様の睡眠測定への影響は認められていない。

・過去に不眠症患者を対象に酸化マグネシウムサプリメントの効果を検討した研究では、睡眠効率が10%上昇し、同時に総睡眠時間も延長したことが示されているが、研究デザインに対照がないためプラセボ効果の影響を受けている可能性がある。

・ビタミンB6もセロトニン産生に関連するにもかかわらず、睡眠関連因子に影響を与えなかった。ビタミンB6は、高用量(100mg以上)投与されると睡眠に悪影響を及ぼすようだ。

・質の高い睡眠を開始または維持することが極めて困難な重度の不眠症患者において、ZMAが睡眠を助けるという報告は今回の研究とは相容れない。今回の研究に参加したコホートでは、ベースラインの睡眠データに睡眠不足の徴候はなく、睡眠の質のパラメーターはオリンピック選手と同様だった。

・若い健康な男性参加者にZMAを急性投与しても効果がないことが明らかになったが、緊張や移動のストレス、あるいは異国のベッドでの睡眠が原因で寝つきが悪いというアスリートが競技前の1晩または2晩にZMAを急性使用することの潜在的有益性は不明であり、さらなる実験が必要。

・ZMA補給はRSPタイムに有益な影響を及ぼさなかったが、CMJの高さはPLACの方がNoPillおよびZMAよりも低かった。プラセボ群(1.55gのブドウ糖ブドウ糖液糖粉末の摂取)が否定的だった理由は不明。

・ZMA補給は、42名のレジスタンストレーニングを受けた男性や、12名のウェイトリフティング経験者のコホートにおいて、ベンチプレスとバックスクワットを40、60、80%1RMで行った場合、筋持久力や無酸素性パワーに影響を及ぼさなかったことが報告されている。
一方で、セミプロサッカー選手を対象に7週間のサプリメント摂取後、テストステロンレベルの大幅な上昇と同時に、筋力と機能的パワーが2.5倍増加することが実証されている。
慢性的サプリメント摂取と急性摂取、競技種目の特性によって効果が異なる可能性もある。

どの栄養素を抜き差しして、若く健康なアスリートにおける睡眠と回復、アスリートパフォーマンスを向上させていくか考える、またサプリ選びの精度を上げるうえで貴重なデータだったと思います。

より具体的なスポーツ栄養戦略をお探しの方は、当院の栄養マニュアルのご利用を是非ご検討ください。

特に回復が思うように進まずメンタルに支障をきたしている方や、筋骨格系障害の回復が遅れいている方にも非常に有益な内容になっています。

Lineまたはメールによるカウンセリングに基づき、皆様の症状や体質に合わせて摂取カロリー数の計算や、食事デザイン、サプリメントの選択、排除すべき食材などを最新データを元にパッケージでデザインし、ご提案いたします。

お気軽にお問い合わせください(お電話、LINE、インスタグラムのメッセージまたは連絡先、GOOGLEビジネスページのチャットをご利用いただけます)

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Filed Under: health, nutrition, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ栄養学

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