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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルoffice-k

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パワーリフターの肩関節痛

2025年12月8日 by office-k

肩関節前部痛は、パワーリフターやボディビルダーなど高負荷トレーニングを行う選手に共通した、発症頻度が高い筋骨格系症状の一つ。

症状発現のタミングは、ラックアウト時よりもボトムに引いてきた際に肩前部に発言することが多く、重症だと切り返せずにそのまま力が抜けてしまうケースもある。
原因構造は、二頭筋腱、関節包前部、肩甲下筋腱、棘上筋腱、肩峰下滑液包、小胸筋腱、烏口肩峰靭帯、烏口上腕靭帯……ハァハァ…(汗)
…など多岐にわたる。

上記の構造が単独、または複数で痛みを発する(多くの場合複数の構造が関連している)が、先日担当させていただいたベンチプレッサーの肩関節前部痛は肩鎖関節靭帯の機能不全による肩鎖関節の上方亜脱臼(不安定性)というピンポイント構造が原因だった。

学芸大学整体院office-kの勝俣英明院長によるパワーリフティング選手の肩関節痛治療の説明記事の画像

症状は7年近く続いているとのこと。
ここまで慢性化している場合、軟部組織へのアプローチや安静時ベースのベーシックなカイロプラクティックアジャスメントが効力を発揮するケースは多くない。
そこで靭帯と周辺組織への処置はそこそこに、肩関節モーションに伴う肩鎖関節のかみ合わせの治療に移行(当院のインスタグラムに以前行った肩関節モーションの治療動画がアップされているので興味のある方は探してみて欲しい。筋肉量がハンパない患者さんが映っているのですぐにわかると思う)。

これが功を奏して、ボトムに引く動作における肩関節の引っ掛かり感や痛みはかなり改善。
アフターケアについて少しディスカッションして終了。

しかし、難しいのはここから。
慢性化と高負荷トレーニングに伴って肩鎖靭帯の機能はおそらくかなり低下していると思われるので再発しやすいことと、リハビリに対して組織がどれだけ反応して機能を回復してくれるかが未知数。
したがって、ベンチプレス時に扱う重量の変化に対してどのような反応が出るのか?を観察していただいて、情報をもとに治療方法を修正していくことに。

モーションアジャスメントテクニックによってモーションペインペインレベルを下げることは難しくないが、高負荷トレーニングという特殊環境下で慢性化した関節機能低下を回復させるにはそれなりの治療頻度とリハビリ期間が必要になる。

治療プロセスの過程で紆余曲折あると思うが、自己ベストを更新できるレベルの回復度まで持っていきたいと思っている。

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Filed Under: Chiropractic, Sports & Athletes Tagged With: スポーツ障害, パワーリフティング, 肩関節前部痛

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