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オレガノ(Origanum vulgare)摂取が兵士訓練後の酸化ストレスと筋損傷のマーカーを減少

2022年12月29日 by office-k

ウクライナの前線で身を捧げるすべての兵士の方にリスペクトを込めて。

軍事訓練の過酷さは特にアメリカ海軍のHELL WEEKが有名だが、YOUTUBEなどで検索してみると自衛隊でも負けず劣らずの厳しい訓練が行われているようだ。

軍事訓練における激しい身体活動における懸念として、免疫系、神経系、および筋肉への急性損傷が挙げられる。
高強度運動は骨格筋の活性酸素(ROS)レベルを上昇させ、筋力発揮を低下させたり、筋損傷や痛みを引き起こすリスクが高まる。
高強度運動によって発現が高まるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)といった抗酸化酵素は、フリーラジカルを中和して活性酸素の有害な作用を防ぐことで知られる。

血漿中クレアチンキナーゼ(CK)および乳酸脱水素酵素(LDH)は、激しい運動や不慣れな運動に対する筋損傷マーカーとして使用されている。
血漿中マロンジアルデヒド(MDA)濃度は酸化ストレスマーカーとして使用される。
急性高強度運動プロトコルによる活性酸素とMDA濃度の増加は、不十分な回復、筋損傷、身体能力の低下につながる。

新兵の初期軍事訓練プログラム中の栄養介入は、酸化ストレスおよび運動誘発性筋損傷を保護または軽減する可能性がある。
栄養素の中でも、オレガノなどのハーブサプリメントの摂取は抗酸化能力を増強し、それによって活性酸素の影響や筋肉損傷のマーカーを減らすための有望なアプローチとして注目されている。
オレガノは高いポリフェノールと抗酸化物質の含有量によりかなりの治療効果があり、世界で最も重要な薬用植物の一つ。オレガノ植物エキスの抗菌・抗酸化作用は、炎症や炎症経路の抑制に関与している。
過去の研究では、オレガノ単独またはローズマリーとの摂取により、両グループで抗酸化物質レベルが上昇し、アスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST)やアラニントランスアミナーゼ(ALT)などの腎臓および血漿肝障害マーカーが減少することが明らかになっている。

リンクの研究は、戦闘準備テスト(ACRT)後の男性陸軍兵士の酸化ストレスのバイオマーカー、抗酸化状態、筋損傷のマーカーに対するオレガノサプリメント急性摂取の効果を調査したもの。

健康な男性兵士24名を、プラセボ群(n=12)とオレガノサプリメント群(n=12)に無作為に分け、ACRT終了直後に500mgのOrganum vulgareを含むカプセルを摂取。
運動前、運動直後、オレガノ摂取後60分と120分に採血。
CK、LDH、MDA、SOD、TAC、GPXの血漿レベルを測定。

CK、LDH、MDA、SOD、TAC、GPXについて、時間×群間相互作用が認められた。
すべての変数において、ACRT試験後60分と120分でプラセボ群とオレガノ群との間に有意な差が認められた。
時間の主効果はすべての変数で有意だった。
オレガノのサプリメントが、ACRTにおける激しい身体活動後の男性兵士の筋損傷と酸化ストレスを軽減し、抗酸化マーカーを増加させることを示している。
オレガノサプリメントの摂取は、兵士の激しい身体活動後の酸化ストレス誘発性筋損傷からの回復を促進する実用的な手段になる可能性があると結論。

Oregano (Origanum vulgare) Consumption Reduces Oxidative Stress and Markers of Muscle Damage after Combat Readiness Tests in Soldiers

・軍事演習の組み合わせ(筋力、持久力、パワー、敏捷性)の激しい性質は筋損傷と酸化ストレスを受けやすくし、免疫機能に挑戦的である。
兵士は1日に何度も激しい軍事行動を行う可能性があり、迅速な回復が非常に重要であることからサプリメントを使用して、筋肉の回復と抗酸化物質の調節を促進することに関心が高まっている。

・ACRT後60分と120分において、血漿CKとLDHはプラセボ群に比べオレガノサプリメント群で低くなっていた。
GC-MSのデータから、オレガノにはカルバクロールとチモールという抗酸化物質が含まれており、酸化物質と抗酸化物質のバランスを保って筋損傷マーカーを減らすのに役立つことがわかった。

・MDA血漿レベルは激しい運動後に増加し、酸素摂取量増加とフリーラジカルによる細胞膜の劣化が原因で酸化ストレスを示す。
今回、プラセボと比較してオレガノサプリメント群でACRT後のMDAが低いことを示した。
ミトコンドリアのSODと細胞質のGPXはミトコンドリア膜の酸化と破壊を防ぐが、オレガノを補給することで、GPX、TAC、SODのレベルが有意に上昇し、オレガノ摂取群で観察されたMDA低下につながることが示された。

・オレガノ精油の主成分を、cispiritoneapoxide、α terpinene、methanone、polygon、piperpronoxide、エタノールおよびメタノール抽出物と同定した。この研究で使用したイラン産オレガノの精油は、トルコ産オレガノに比べて約6倍のフリーラジカル抑制効果があることがわかった。

Filed Under: Chiropractic, health, nutrition, Sports & Athletes Tagged With: スポーツ栄養学, 兵士

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