• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Sports & Athletes / 安静時および疲労困憊時の選手のマグネシウム補給とテストステロンレベル

安静時および疲労困憊時の選手のマグネシウム補給とテストステロンレベル

2023年1月28日 by office-k

本日は久しぶりにスポーツ栄養学に関するデータをまとめてみたい。
テーマはマグネシウム摂取とテストステロンの関連性。
特に筋肥大系男性アスリートにとって興味深いテーマだろう。


運動とホルモンの関係を調べた多くの研究から、脂肪組織から分泌されるレプチンやサイトカインは、コルチゾン、甲状腺、成長ホルモンのレベルを変化させ、短期間の激しい運動は総テストステロンを12%、遊離テストステロンを13%増加させることがわかっている。
運動による遊離および総テストステロン値の増加は老若男女を問わず起こる。
急性の激しいレジスタンス運動は、黄体形成ホルモン(LH)産生を減少させるため、逆に総テストステロン値と遊離テストステロン値を減少させることが報告されている。

マグネシウムは重要な補酵素としてヒトにとって重要な生化学的事象やエネルギー代謝に必要で、マグネシウム濃度と身体能力の間には正の相関があることが示唆されている。
アスリートは通常、高エネルギー食を通じてマグネシウムを含む十分な必須ミネラルを摂取しているが、食事制限や減量をしている場合マグネシウム摂取量が不足し、身体能力の低下につながる可能性がある。

上記のように、関連する文献からトレーニングの種類によってテストステロンレベルに与える影響が異なることがわかるが、マグネシウム補給と運動の組み合わせがテストステロン値に与える影響を調査した研究は少ない。

リンクの研究は、4週間のマグネシウム補給と運動がテコンドー選手と安静対照者の安静時および疲労後の遊離および総血漿テストステロン値にどのように影響するかを評価したもの。

グループ1-食事から体重1kgあたり10mgのマグネシウムを補給した対照群。
グループ2-テコンドー選手 90-120分/日の練習:体重1kgあたり10mgのマグネシウム補給。
グループ3-テコンドー選手90-120分/日の練習、マグネシウムサプリメントなし。

血漿中の遊離テストステロン値は、サプリメント摂取の前後で、安静時と比較して疲労時に増加した。
座りっぱなしの被験者と比較して、運動はテストステロンレベルを増加させた。
総テストステロンについても同様の増加が観察された。
マグネシウム補給は座ったままの人とアスリートにおいて遊離および総テストステロンの値を増加させることを示し、その増加は安静の人よりも運動している人の方が高いと結論。

マグネシウムの補給が血漿テストステロンを増加させることによってパフォーマンスを向上させることが示唆された。

Effects of Magnesium Supplementation on Testosterone Levels of Athletes and Sedentary Subjects at Rest and after Exhaustion

・テストステロン値が最も高いのは、運動とマグネシウム補給の両方を行ったグループ2の被験者だった。同様の増加はトレーニングのみを行い、サプリメントを摂取しなかったグループ3の被験者にも見られた。
疲労困憊した状態でサプリメントを摂取した場合にも増加が見られ、グループ2が最も高い値だった。
総テストステロン値も疲労困憊で増加し、最も高い増加はグループ2で見られた。

・マグネシウムは健康維持や生理機能の維持のために、一定レベルで身体に必要とされ、
最適なエネルギー代謝と作業パフォーマンスは一定量のマグネシウムに依存している。


・運動とホルモンの関係を調査した様々な研究結果。
サイクリストの基礎および遊離テストステロン値は、重量挙げ選手および対照群よりも低いことが判明した。長期間のサイクリングがアナボリックホルモンレベルを変化させると推測。
別の研究では、2週間の激しいトレーニングによりテストステロンレベルがわずかに上昇したと報告されている。
激しいレジスタンストレーニングはLHの量を減少させる結果、フリーテストステロンと総テストステロンのレベルを低下させた。
この研究では、4週間のトレーニングとマグネシウムの補給により遊離および総テストステロンレベルが上昇した。
マグネシウムサプリメントがテストステロン値を増加させるという事実は、パフォーマンス向上効果を持つ可能性を示唆している。

Filed Under: Chiropractic, health, nutrition, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

妊娠中の食事の質とマルチビタミン摂取と2歳児の神経発達との相互作用

2025年6月18日 By office-k

妊娠と産後2年間を含む生後1000日間は、子孫の脳が急速に形成・発達し、生涯にわたる神経発達の基盤を築く時期。この重要な時期にはニューロンの増殖、遊走、凝集、ミエリン化が脳の構造を形成し、後の認知、運動、言語機能の基礎を […]

©2018 Office-k All rights reserved