武漢ウイルス感染後の重症化リスクの軽減、糖尿や心疾患など成人病を予防するために、子供たちには幼少期からなるべく活動的なライフスタイルを送らせるべきだろう。
Physical activity helps curb low-grade inflammation in children
6~8歳の子ども390人を対象に、身体活動、座位時間、食事の質、体脂肪率と悪性度の低い体内の炎症との関連性を調べた。
身体活動と座位時間は、心拍数と動作センサーを組み合わせて測定し、体組成はDXA装置で測定した。
・体内の軽度の慢性炎症は二型糖尿病、心疾患リスクを増大させる。
・運堂によって多くの慢性疾患に関連する体内の炎症を抑制することができる。
・運動量が多い子どもは運動量が少ない子どもに比べて、より健康的な炎症プロファイルを持つ。
・身体活動レベルが最も低く、食事の質が悪く、体脂肪率が最も高い子どもたちに不健康な炎症プロファイルがみられる。
・太り気味の子どもにとって軽度の炎症を予防するためには、身体活動量を増やし、座っている時間を減らすことが重要である。
運動は子供のころから活用できる予防医学ツール。
長期的に健康を維持するうえで食事の質の問題も非常に重要な要素の一つだが、ベースに運動が無ければどんなに栄養摂取にこだわっても片手落ちだと思う。