• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Chiropractic / パワーリフターのACNES

パワーリフターのACNES

2025年3月15日 by office-k

今回のメモはまぁまぁ珍しい(?)パワーリフターの前皮神経絞扼症候群(ACNES)のケースをまとめてみたい。

患者さんは50代男性、パワーリフティングと空手をガチで追求し、休日はサイクリングを数時間行う米海兵隊も真っ青のハードコアアスリート。
主訴は腹部の鋭い圧痛。消化器系には問題なく、T-10前皮神経でCarnett’s sign陽性…..

ACNESは腹部の前皮神経が筋膜や結合組織に圧迫されることで生じる、局所的な鋭い痛みを発する神経症状で、適切な診断と治療が行われればほとんどの患者は改善する。

今回担当させていただいたケースは、おそらくパワーベルトによる前皮神経の圧迫が原因と考えられる。

パワーリフティング選手の前皮神経絞扼症候群のケースを説明する学芸大学整体院office-kの資料


前皮神経絞扼症候群に関連する前皮神経の解剖図を説明する学芸大学整体院office-kの勝俣院長



一般にACNESは前皮神経が腹直筋を貫通して皮膚に向かう経路において、筋膜や線維性組織に圧迫されることで発症する。圧迫の原因には

  • 手術後の瘢痕形成
  • 筋膜肥厚
  • 急激な体重減少や筋肉の過緊張
  • 外傷や圧迫ストレス

がある。症状は主に鋭い局所的な鋭い腹痛(圧痛点あり)で動作および姿勢の変化で痛みが増悪する。ACNESは消化器疾患と誤診されることが多いことから、適切な診断が必要な点は注意が必要。今回の患者さんも、医療機関では急性腸炎を疑ったとのこと。

当院での治療後はほぼ違和感なしで終了。その後のトレーニング時の痛みに関しては後日チェックさせていただく。

そういえば…….先日書いたメモ↓

女性の胸部痛

女性の胸部痛のケースでもベルトによる圧迫はあり得るなと。

女性の胸部痛と前皮神経絞扼症候群の説明を行う学芸大学整体院office-kの勝俣院長

胃腸の精密検査で異常がないのに、胸部痛や腹痛がある方は一度ご相談ください。

Filed Under: Chiropractic, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ障害

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

葉酸受容体アルファ自己抗体を持つ女性における妊娠中のフォリン酸補給:自閉スペクトラム症の潜在的予防

2025年7月3日 By office-k

自閉スペクトラム症(ASD)有病率が近年著しく上昇している。最近の推定では約36人に1人の子どもが罹患しているとされている。 遺伝的要因だけでなく、胎児の発育期における免疫介在性のメカニズムがASDの病因に関与していると […]

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

©2018 Office-k All rights reserved