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パワーリフターのACNES

2025年3月15日 by office-k

今回のメモはまぁまぁ珍しい(?)パワーリフターの前皮神経絞扼症候群(ACNES)のケースをまとめてみたい。

患者さんは50代男性、パワーリフティングと空手をガチで追求し、休日はサイクリングを数時間行う米海兵隊も真っ青のハードコアアスリート。
主訴は腹部の鋭い圧痛。消化器系には問題なく、T-10前皮神経でCarnett’s sign陽性…..

ACNESは腹部の前皮神経が筋膜や結合組織に圧迫されることで生じる、局所的な鋭い痛みを発する神経症状で、適切な診断と治療が行われればほとんどの患者は改善する。

今回担当させていただいたケースは、おそらくパワーベルトによる前皮神経の圧迫が原因と考えられる。

パワーリフティング選手の前皮神経絞扼症候群のケースを説明する学芸大学整体院office-kの資料


前皮神経絞扼症候群に関連する前皮神経の解剖図を説明する学芸大学整体院office-kの勝俣院長



一般にACNESは前皮神経が腹直筋を貫通して皮膚に向かう経路において、筋膜や線維性組織に圧迫されることで発症する。圧迫の原因には

  • 手術後の瘢痕形成
  • 筋膜肥厚
  • 急激な体重減少や筋肉の過緊張
  • 外傷や圧迫ストレス

がある。症状は主に鋭い局所的な鋭い腹痛(圧痛点あり)で動作および姿勢の変化で痛みが増悪する。ACNESは消化器疾患と誤診されることが多いことから、適切な診断が必要な点は注意が必要。今回の患者さんも、医療機関では急性腸炎を疑ったとのこと。

当院での治療後はほぼ違和感なしで終了。その後のトレーニング時の痛みに関しては後日チェックさせていただく。

そういえば…….先日書いたメモ↓

女性の胸部痛

女性の胸部痛のケースでもベルトによる圧迫はあり得るなと。

女性の胸部痛と前皮神経絞扼症候群の説明を行う学芸大学整体院office-kの勝俣院長

胃腸の精密検査で異常がないのに、胸部痛や腹痛がある方は一度ご相談ください。

Filed Under: Chiropractic, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ障害

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