• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Woman's Health / 閉経後女性における尿失禁治療:骨盤底筋エクササイズ

閉経後女性における尿失禁治療:骨盤底筋エクササイズ

2023年1月14日 by office-k

閉経後の女性は尿路の萎縮による尿失禁に悩まされることが多い。

くしゃみ、咳、ジャンプ動作、笑ったとき、性行為などの腹腔内圧の上昇で尿失禁が発生し、不快感や無力感が重要な心理的影響を生み出して、QOLに深刻な影響を与えることになる。

尿失禁の発症には、高齢妊娠、経膣分娩歴、閉経などいくつかの危険因子があり、性別に関係なく肥満と加齢も尿失禁の発症因子となる。

また、閉経移行期〜閉経期のエストロゲン欠乏は尿路および膣・尿道周囲組織の萎縮性変性を誘発し、何かしらの負荷による不随意の尿失禁や尿意切迫感・頻尿の増加と関連している。
しかし一方で、このような関連性があるにもかかわらずホルモン剤による管理で改善されるという明確なエビデンスはない。

非侵襲的かつ非薬物的治療の選択肢として、骨盤底筋群(PFM)の機能、筋緊張、強度、協調性、持久力の向上に焦点を当てたPFMトレーニングが挙げられる。
骨盤底筋力トレーニングの成功は、骨盤底筋群の収縮および保持力、協調性、速度、持久力の向上を達成し、膀胱の機能を高く保ち、適切な尿道閉鎖圧を維持して骨盤内臓器を支え安定させる。

定期的に適切な指導を受けた閉経後女性では、ほとんどあるいは全く指導を受けずにPFMトレーニングを行う女性よりも介入成果を達成する可能性が高く、尿失禁の減少を報告することが観察されている。

リンクのレビューは、尿失禁治療のために閉経後女性におけるPFMトレーニングの効果を評価したランダム化比較臨床試験の系統的レビューを行うことを目的としたもの。

8論文が含まれ、各研究で少なくとも1つのグループがPFMエクササイズ介入を単独または複合で行っていた。
すべての研究で筋力、QOL、および/または尿失禁の重症度において、PFMエクササイズの支持に有意差があることが報告されていた。

PFM運動は、閉経後の女性における尿失禁を治療するための介入として非常に推奨されるものであると結論。

Pelvic Floor Muscle Exercises as a Treatment for Urinary Incontinence in Postmenopausal Women: A Systematic Review of Randomized Controlled Trials

・分析の結果、研究対象集団における失禁に対する効果的な介入としてPFMトレーニングの使用を支持する科学的根拠が見出された。

・参加者のBMIに関係なく、トレーニング効果はすべての研究で統計的に有意だった。

・論文のうち、5論文はストレス性尿失禁のみに焦点を当て、2論文はストレス性または切迫性尿失禁の患者を対象とし、1論文はストレス、切迫または混合性尿失禁の患者を含む論文だったが、PFMトレーニングの効果はいずれのケースでも統計的に有意だった。

・骨盤底筋力については、すべて統計的に有意な好ましい変化が認められた。
筋力の生成は主に筋繊維トロフィズムと運動単位リクルートメント能力で、トレーニングプロトコル初期8週間における筋力変化は、主に運動単位の動員力増加によって引き起こされることが示唆されている。
このレビューでは、筋力に関して良好な結果が得られたものは6週間から12週間のもの。

・尿失禁の有病率と重症度は、急性期と慢性期の両方でPFMエクササイズを行ったグループに有利で、統計的に有意な変化が観察された。

・PFMトレーニングは単独または組み合わせでの適用でも、閉経後女性の尿失禁を治療するために強く推奨される。

Filed Under: Chiropractic, health, training, Woman's Health Tagged With: トレーニング, 尿失禁, 閉経

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

妊娠中の食事の質とマルチビタミン摂取と2歳児の神経発達との相互作用

2025年6月18日 By office-k

妊娠と産後2年間を含む生後1000日間は、子孫の脳が急速に形成・発達し、生涯にわたる神経発達の基盤を築く時期。この重要な時期にはニューロンの増殖、遊走、凝集、ミエリン化が脳の構造を形成し、後の認知、運動、言語機能の基礎を […]

©2018 Office-k All rights reserved