• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 頸部-舌症候群

頸部-舌症候群

2021年10月16日 by office-k

頸部-舌症候群(Neck Tongue Syndrome : NTS)は片側の上頸部または後頭部の痛みと、頸部を一方に動かした際に舌の同側半分に知覚異常が起こることを特徴とする稀な疾患。

NTSの治療は主に保存療法で、症状、原因、治療の根拠については議論の余地がある。

リンクのデータは、最近の治療の方向性を踏まえて臨床におけるNTS治療の枠組みを示すことを目的としたもの。

2021年8月から過去20年に発表された症例報告を、MEDLINE、EMBASE、PEDroのデータベースで検索。
NTSの治療法は確立されていないため、検索キーワードはneck-tongue syndromeとcase reportsとした。
症例報告の品質評価には、Critical Appraisal Checklist for Case Reportsを採用。
検索された16件の研究のうち6件の症例報告を採用し、8つの基準に基づいて分析された。症状は、首の痛み、首を回旋した際の同側の舌の麻痺などがあった。6件の研究では手技療法、4件の研究では運動の介入によって、すぐに症状の緩和が見られた。

レビューされたエビデンスに基づき、NTSの診断と治療に関していくつかの合意が確認された。
明確な治療法を確立することは困難であるが、頸部-舌症候群の患者に対してカイロプラクティック療法および運動など保存的手法で行うことが推奨される、と結論。

A Systematic Review of Case Reports on the Neck-Tongue Syndrome


・このシステマティックレビューは、NTSに関する症例報告を分析するために行われ、データベースで検索された16件の研究のうち6件が採用され、分析された。分析された症例報告では、LanceとAnthonyの研究で定義されているように、片側の上頸部または後頸部の痛み、首を動かすことによる同側半分の舌の知覚異常、急な回転による首の痛みがあった。
本研究で検討していない随伴症状として、構音障害、乳様突起のしびれ、顔面神経麻痺上肢のしびれなどがあった。

・2018年のシステマティックレビューでは39名の患者が分析され、患者のほとんどが小児期または思春期に発症し、罹患者はほとんどが女性(56%)だった。発症時期が早い原因として、成長・発達過程における靭帯の弛緩や、いくつかの遺伝的要因が報告されている。

・報告されているNTSの特徴によると、NTSは合併症のないNTSと合併症のあるNTSに分けられる。非複雑性NTSは、特発性、遺伝性、外傷などが関係しており、複雑性NTSは、基礎疾患のある患者に現れることが報告されている。
このため鑑別診断が非常に重要で、関連する疾患としては頸動脈のなんらかの異常、椎骨脳底動脈循環不全(VBI)、一過性脳虚血発作、片頭痛、靭帯機能低下、キアリ奇形などが挙げられる。

・NTSに関する他の研究では、変形性頚椎症の症例や、小脳くも膜嚢胞の症例があった。

・NTSの管理には非外科的方法が一般的だが、NTSの外科的管理に関する研究では隆起した環軸関節によるC2神経への圧迫を解消することで症状が緩和されることが確認された。
5つの症例報告では、手技療法、運動、頸椎カラーが有効であることがわかった。

・特発性NTSと外傷後NTSの鑑別診断は、付随する症状から行う。
治療法として頸椎カラーの使用や薬の服用が考えられるが、手技療法や運動が介入として適切であると思われる。
しかし、不安定性が疑われるタイプには脊椎マニピュレーション療法の利点はない。

・幼少期や思春期の症例では、斜角筋の先天的な異常、胸鎖乳突筋による圧迫のケースがある。
神経学的病理や構造的不安定性による筋肉や靭帯の神経筋制御の発達がない場合には、手技療法によって症状が改善される。したがって、脊椎マニピュレーション療法、手技療法、運動療法、神経筋再教育などの介入が保存的治療法として有用であることが示唆される。

Filed Under: health Tagged With: カイロプラクティック, 頚部-舌症候群

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

筋パフォーマンス、筋酸素化、および運動後の回復に対する口呼吸vs鼻呼吸の効果

2025年10月22日 By office-k

運動中の筋パフォーマンスは、筋組成(線維タイプ、サイズと長さ、構造、筋束羽状角など)、筋脂肪組織、代謝供給、インスリン感受性、神経筋活性化、および筋酸化的能力など、多数の要因に依存する。 骨格筋代謝を支えるさまざまな経路 […]

慢性頭痛患者における頸部筋機能および圧痛に対する筋力トレーニングの効果

2025年10月20日 By office-k

一次性頭痛の病態生理には筋圧痛(MT)が関与している。MTの増加はより高頻度の頭痛発作と関連づけられているが、この感度増加を駆動する根底にあるメカニズム、およびそれを軽減するための最も効果的な戦略は完全に解明されていない […]

高脂肪食が眼の健康に与える影響

2025年10月18日 By office-k

世界的な高脂肪食(HFD)の急激な蔓延は代謝性疾患および変性疾患の急増とリンクしているが、HFDの眼への影響は十分に認識されていないのが現状。 網膜および網膜色素上皮(RPE)は、高い脂質含有量と持続的な酸化的ストレスに […]

ケルセチン:頭頸部癌細胞における抗癌作用を持つ苦味受容体アゴニスト

2025年10月15日 By office-k

頭頸部癌(HNC)は年々罹患者数が増加傾向にあり、22年の85万件から45年には137万件に増加すると予測されている。 近年通常の癌治療に加えて、植物性フラボノイドが潜在的抗癌剤として研究されており、前臨床モデルで有望性 […]

活動的な男性の朝のメラトニン補給が高強度インターバル運動に及ぼす効果

2025年10月12日 By office-k

概日リズム調節における役割が広く認識されている神経ホルモンのメラトニン(N-acetyl-5-methoxytryptamine)。不眠症などの睡眠障害への処方に加えて、メラトニンは強力な抗酸化作用と抗炎症作用を示し、サ […]

©2018 Office-k All rights reserved