多発性硬化症は腸内細菌叢の変化と関連している。
多発性硬化症(MS)患者において、自宅での運動が腸内細菌に与える影響を調べることを目的に42名のMS患者が参加し、6カ月間の自宅での運動(週5セッション)の影響を調べた研究。
Home-based exercise training influences gut bacterial levels in multiple sclerosis
運動が腸内細菌prevotella数を有意に増加させ、akkermansia muciniphilaの数を減少させたことが明らかになり、多発性硬化症の病状や経過に有益な影響を与える可能性がある
さらに自宅での運動は、不安と抑うつの有意な改善に関連していたと結論。