• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Chiropractic / 半月板障害の一例:Meniscus Pinch

半月板障害の一例:Meniscus Pinch

2024年10月7日 by office-k

今回のブログは、半月板障害を伴う膝関節痛のケースをご紹介したい。

階段昇降と歩行時の膝屈曲時に膝の裏に痛みを覚え、他院を受診。
その際の診断は「膝窩筋炎」で、何度か治療を行うもなかなか改善せず先日当院を受診。

検査では確かに膝窩筋に強い圧痛が認められ、その他の兆候も膝窩筋炎を示していたが、その他の検査、特に内側半月のテストも陽性だったたことから内側半月の治療から開始。

手始めに膝関節屈曲時の内側半月の運動障害と内側半月突出に対してアプローチしたところ、ペインレベル10→2とまずまずの改善。
階段昇降時の不安感は残るものの、歩行時は全く問題ないレベルとなった。
一夜明けて確認した時点で痛みは10→1くらいで軽い揉み返しのような痛み程度ということ。

下の図は外側半月のフープ応力と突出についての図だが、今回のケースでは内側半月においてこのような半月板の突出と運動障害が起こっていたとみて間違い無いだろう。特に向かって左の、半月板の狭窄・突出の治療で痛みのレベルが劇的に変化したことから、半月板の内側突出が主な原因だった可能性が高い。

学芸大学整体院office-kでの、半月板の運動障害に起因する膝関節痛治療のケース

半月板のうち、最も可動性が低いのは後内側角であることが多くの研究で示されている。
これは、内側半月が内側側副靭帯を介して脛骨プラトーに付着しているためと考えられている。可動性が少ないことで、膝の深屈曲時に半月板が脛骨と大腿骨顆の間に挟まれることで内側半月後内側角が傷害を受けやすくなると考えられている。

内側半月と外側半月には可動性に違いがある。
最近のレビューでは、膝屈曲位で評価した場合、内側半月の平均的な前後への変位は2mmであるのに対し、外側半月の平均的な前後への変位は10mmであることが判明している。
また、膝伸展位から屈曲位への移行時の半月板の変位にも有意差があり、内側半月の伸展位が5.1mmであるのに対し、外側半月の伸展位は11.2mm。
したがって、より広範な周囲の軟部組織に付着している内側半月と比較して、外側半月は単体として動きやすいことから、傷害リスクは内側半月に比べて低い。

今回の膝関節痛の主因である内側半月の突出についてはどうだろう?
半月板に体重負荷のような圧縮力が加わると半月板に伝わる軸方向への荷重が半月板へのフープ応力に変換され、体重負荷が半月板深層部の膠原線維に対して円周方向にかかることで半月板組織が内側と外側の両方に押し出される。

今回のケースのような半月板の変位・運動障害に起因する半月板損傷が進行するとフープ応力が維持されずに膝関節全体過剰な負荷がかかり、骨および軟部組織の破壊的な変化とその進行につながることから注意深く、継続的にケアしていくことが非常に重要となる。

慢性化した膝関節痛・・・誤診かもしれません。
進行し、取り返しがつかなくなる前に、ぜひ当院に一度ご相談ください。

Filed Under: Chiropractic, health, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ障害, 半月板損傷, 膝痛

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ケルセチン:頭頸部癌細胞における抗癌作用を持つ苦味受容体アゴニスト

2025年10月15日 By office-k

頭頸部癌(HNC)は年々罹患者数が増加傾向にあり、22年の85万件から45年には137万件に増加すると予測されている。 近年通常の癌治療に加えて、植物性フラボノイドが潜在的抗癌剤として研究されており、前臨床モデルで有望性 […]

活動的な男性の朝のメラトニン補給が高強度インターバル運動に及ぼす効果

2025年10月12日 By office-k

概日リズム調節における役割が広く認識されている神経ホルモンのメラトニン(N-acetyl-5-methoxytryptamine)。不眠症などの睡眠障害への処方に加えて、メラトニンは強力な抗酸化作用と抗炎症作用を示し、サ […]

ラクトフェリンの炎症調節と早産予防における役割

2025年10月8日 By office-k

早産は妊娠37週を前、または女性の最終月経開始日から259日未満のの出産と世界保健機関(WHO)に定義されており、2020年の世界の早産推定有病率は9.9%、これは約1,340万件の早産児の出産に相当する。多くの社会人口 […]

依存症メモ2

2025年10月4日 By office-k

”私たちのドーパミン受容体が減少し弱まり続けるにつれて、私たちは同じ効果を得るためにより多くのドーパミンを必要とする。このすべてが、私たちをより高リスクな性的活動を常に求めるように仕向ける可能性がある。例えば、より極端な […]

依存症メモ

2025年10月2日 By office-k

“性依存症の主な起源は、発達過程でのトラウマによる自律神経系(ANS)の損傷にある。同調の欠如や感情的ネグレクトといった初期の傷となる出来事は、個人の神経システムに損傷を負わせることでその人を依存症になりやす […]

©2018 Office-k All rights reserved