• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Sports & Athletes / ゴルファーにおける筋骨格系傷害の疫学

ゴルファーにおける筋骨格系傷害の疫学

2024年4月28日 by office-k

今回のブログはタイトルの通りです。
職業柄私の個人的なメモといった感じの内容ですが、しかし、選手本人にとってもどのようにトレーニングメニューを構成するか、受傷防止戦略を練っていくのかを考える上で有意義なデータだと思います。

興味がある方は最後までお付き合いください。

リンクの研究は、ポルトガルで開催された選手権に参加したゴルフ選手における筋骨格系傷害の疫学を調査し、最も頻度の高い傷害の解剖学的部位、種類、メカニズム、および関連危険因子を明らかにすることを目的としたもの。
18歳から72歳の選手140名の選手が対象、133名が男性。

【結論】
ゴルフにおけるスポーツ傷害の疫学を分析した結果、中程度の傷害有病率が示され、最も一般的な解剖学的部位は腰部と手首だった。傷害の大部分は筋挫傷または断裂と腰痛であり、最も頻繁に報告された傷害メカニズムは反復運動と回転運動だった。
週4回以上のトレーニング頻度が、ゴルフ練習における傷害の有無に関連する危険因子だった。

Epidemiology of Musculoskeletal Injuries in Golf Athletes: A Championship in Portugal


・ゴルフは衝撃や他選手との接触がなく、強度、パワー、スピードのレベルが高いスポーツではないため傷害リスクが少ないスポーツと考えられているが、この研究のデータから、傷害有病率は中程度であることが明らかになった。オーストラリアで競技に参加した女性ゴルファー522人を評価した研究でも同様の結果が得られており、ゴルファーの35.2%が過去12ヵ月以内にゴルフによる怪我を負ったと報告した。

・この研究で最も損傷を受けた解剖学的部位は腰椎と手首だった。他の研究で報告された損傷部位は、頭部・頸部、手首、背中、腰椎、肘、肩、鎖骨など研究間でばらつきがある。

・ゴルフ関連の腰痛発生率は、アマチュアゴルファーで15~34%、プロゴルファーで22~24%だった。腰椎はスイング動作中に大きな動きと筋活動が起こる部位で、ゴルフ特有の反復動作がゴルファーの怪我の多さに関係している。ダウンスイングフェーズは腰の動きから始まり、次のフェーズは「逆C」(モダンスイング)と呼ばれる。この体勢は、右足からプレーヤーの首と頭に向かって引かれた想像線が、逆「C」の形をしていることが特徴。この姿勢は腰椎に大きな過伸展をもたらし、ゴルファーの腰部で観察されるオーバーユースによる傷害の多くのメカニズムとして提唱されている。

・ゴルフスイングには、側屈、圧縮(体重の8倍以上)、せん断力、軸回転など、多くの負荷パターンが含まれる。また、ゴルフ・スイングはその非対称的な性質から、腰痛や筋肉のアンバランスの原因になる。腰痛発症リスクは技術的な失敗や筋力と可動域不足がある場合に特に高くなる。不十分な技術から生じる不適切な負荷は軟部組織を損傷し、時間の経過とともに関節変性を引き起こす可能性がある。

・ゴルフは練習やプレー量が多くスイングの可変性が減少するため、筋骨格系への負荷が周期的に増加することによるオーバーユースによっても腰痛は起こりうる。

・この研究で最も多かった傷害の種類は、筋挫傷または筋断裂と腰痛だった。報告された最も頻度の高い傷害メカニズムは反復運動と回転運動だった。プロゴルファーは平均して週に2000球以上のボールを打ち、73.3%にプロが1日平均200球以上のボールを打っている。アマチュアでは週に200球以上打つのは19.4%に過ぎないが、どちらの場合も同じ動作を高負荷で繰り返している。挫傷は筋肉や腱の使い過ぎ(長時間の反復運動)の結果である可能性がある。

・危険因子については、トレーニング頻度が傷害の有無と統計的関係を示した唯一の変数だった。トレーニングの頻度が高いほど動作の反復回数が多くなり、この研究で認められたタイプの傷害が発生する。

学芸大学整体院office-kによるゴルファーにおけるスポーツ傷害受傷率の疫学データ


Filed Under: Chiropractic, health, Sports & Athletes, training Tagged With: ゴルフ, スポーツ障害

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

Violinistの片側性筋骨格系症状複合体その後

2025年11月19日 By office-k

以前ご紹介した、20代のバイオリニストの方の左半身痛のケース(参照:Violinistの片側性筋骨格系症状複合体)で進展があった。 初診時の症状は、左半身(股関節から頸部まで)全体の痛み。2年前に股関節の詰まり感、射精時 […]

閉経期肥満および脂質異常症と韓国女性における乳癌リスク要因

2025年11月15日 By office-k

お隣韓国では乳癌の発生率が過去20年間増加し続けている。2019年以降、女性における最も有病率の高い悪性腫瘍となっており、最近の統計によると、21年の韓国における乳癌の年齢調整発生率は10万人あたり132.8に達し、これ […]

アスリートにおける心筋線維化

2025年11月12日 By office-k

近年、過度な持久系トレーニングが、心筋線維化など有害な心臓適応を引き起こす可能性が指摘されている。心筋線維化は特に左心室(LV)において不整脈や突然心停止と関連し、特に心外膜下/心筋中間層の斑状パターンとして現れ、このパ […]

人工甘味料が筋骨格系に及ぼす影響

2025年11月9日 By office-k

人工甘味料(artificial sweeteners, ASs)は高い甘味度と低カロリー性から、食品や飲料中で砂糖代替物として広く用いられるようになった一方で、世界的に肥満、糖尿病、その他の代謝性疾患が増加中。ASsは […]

妊娠中の地中海食介入が活性酸素種レベルと総抗酸化能に及ぼす影響

2025年11月6日 By office-k

妊娠は炎症応答によって誘発される酸化ストレス(OS)に対する高い脆弱性と関連している。妊娠期間中は着床、増殖、分化、および胎盤細胞浸潤といった胎盤機能において、活性酸素種(ROS)が生成される。妊娠中のOSはミトコンドリ […]

©2018 Office-k All rights reserved