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ゴルファーにおける筋骨格系傷害の疫学

2024年4月28日 by office-k

今回のブログはタイトルの通りです。
職業柄私の個人的なメモといった感じの内容ですが、しかし、選手本人にとってもどのようにトレーニングメニューを構成するか、受傷防止戦略を練っていくのかを考える上で有意義なデータだと思います。

興味がある方は最後までお付き合いください。

リンクの研究は、ポルトガルで開催された選手権に参加したゴルフ選手における筋骨格系傷害の疫学を調査し、最も頻度の高い傷害の解剖学的部位、種類、メカニズム、および関連危険因子を明らかにすることを目的としたもの。
18歳から72歳の選手140名の選手が対象、133名が男性。

【結論】
ゴルフにおけるスポーツ傷害の疫学を分析した結果、中程度の傷害有病率が示され、最も一般的な解剖学的部位は腰部と手首だった。傷害の大部分は筋挫傷または断裂と腰痛であり、最も頻繁に報告された傷害メカニズムは反復運動と回転運動だった。
週4回以上のトレーニング頻度が、ゴルフ練習における傷害の有無に関連する危険因子だった。

Epidemiology of Musculoskeletal Injuries in Golf Athletes: A Championship in Portugal


・ゴルフは衝撃や他選手との接触がなく、強度、パワー、スピードのレベルが高いスポーツではないため傷害リスクが少ないスポーツと考えられているが、この研究のデータから、傷害有病率は中程度であることが明らかになった。オーストラリアで競技に参加した女性ゴルファー522人を評価した研究でも同様の結果が得られており、ゴルファーの35.2%が過去12ヵ月以内にゴルフによる怪我を負ったと報告した。

・この研究で最も損傷を受けた解剖学的部位は腰椎と手首だった。他の研究で報告された損傷部位は、頭部・頸部、手首、背中、腰椎、肘、肩、鎖骨など研究間でばらつきがある。

・ゴルフ関連の腰痛発生率は、アマチュアゴルファーで15~34%、プロゴルファーで22~24%だった。腰椎はスイング動作中に大きな動きと筋活動が起こる部位で、ゴルフ特有の反復動作がゴルファーの怪我の多さに関係している。ダウンスイングフェーズは腰の動きから始まり、次のフェーズは「逆C」(モダンスイング)と呼ばれる。この体勢は、右足からプレーヤーの首と頭に向かって引かれた想像線が、逆「C」の形をしていることが特徴。この姿勢は腰椎に大きな過伸展をもたらし、ゴルファーの腰部で観察されるオーバーユースによる傷害の多くのメカニズムとして提唱されている。

・ゴルフスイングには、側屈、圧縮(体重の8倍以上)、せん断力、軸回転など、多くの負荷パターンが含まれる。また、ゴルフ・スイングはその非対称的な性質から、腰痛や筋肉のアンバランスの原因になる。腰痛発症リスクは技術的な失敗や筋力と可動域不足がある場合に特に高くなる。不十分な技術から生じる不適切な負荷は軟部組織を損傷し、時間の経過とともに関節変性を引き起こす可能性がある。

・ゴルフは練習やプレー量が多くスイングの可変性が減少するため、筋骨格系への負荷が周期的に増加することによるオーバーユースによっても腰痛は起こりうる。

・この研究で最も多かった傷害の種類は、筋挫傷または筋断裂と腰痛だった。報告された最も頻度の高い傷害メカニズムは反復運動と回転運動だった。プロゴルファーは平均して週に2000球以上のボールを打ち、73.3%にプロが1日平均200球以上のボールを打っている。アマチュアでは週に200球以上打つのは19.4%に過ぎないが、どちらの場合も同じ動作を高負荷で繰り返している。挫傷は筋肉や腱の使い過ぎ(長時間の反復運動)の結果である可能性がある。

・危険因子については、トレーニング頻度が傷害の有無と統計的関係を示した唯一の変数だった。トレーニングの頻度が高いほど動作の反復回数が多くなり、この研究で認められたタイプの傷害が発生する。

学芸大学整体院office-kによるゴルファーにおけるスポーツ傷害受傷率の疫学データ


Filed Under: Chiropractic, health, Sports & Athletes, training Tagged With: ゴルフ, スポーツ障害

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