”私たちのドーパミン受容体が減少し弱まり続けるにつれて、私たちは同じ効果を得るためにより多くのドーパミンを必要とする。このすべてが、私たちをより高リスクな性的活動を常に求めるように仕向ける可能性がある。例えば、より極端な性的刺激を求めたり、より長い時間のポルノ視聴を行ったりすることで脳をさらに麻痺させる。これが、特に成人期においてセックス依存症者がセックスにお金を出したり、婚外交渉を持ったりするような高リスクな性的活動を求める理由である。なぜならセックスが恐れ、痛み、または恥のいずれかと混ざり合うと興奮が増大し、より高レベルのドーパミンが分泌され、より大きな量の快感を生み出すからである。セックス依存症者として人生を送ることには楽しいことは何もない。恥、罪悪感、極度の自己嫌悪、そして抑うつは、ほとんどの依存症者が日常的に格闘する内的な葛藤のほんの一部にすぎない。依存症者は、雇用の喪失、結婚や人間関係の悪化、社会的な評判の喪失に常に対処していると報告する。”
Dr. Michael Barta『TINSA:性依存症治療への神経学的アプローチ』より抜粋
TINSA= (トラウマ誘発性性依存症)