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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルoffice-k

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Violinistの片側性筋骨格系症状複合体

2025年9月1日 by office-k

今回ご紹介するケースをメモに残す上で適切な医学用語がなかったため、”片側性筋骨格系症状複合体(Unilateral Musculoskeletal Symptom Complex:UMSC)”という言葉を新たに作った。
UMSCは右または左半身のどちらか片側一方に二つ以上の筋骨格系症状が同時に存在することを示す概念で、それぞれ個別の原因で単独に存在する場合、または相互に関連し合う症状が複数存在する場合を指す。

過去にも軽度のUMSCは見させていただいたことはあるが、今回ご紹介するケースは近年で最も重症度が高いケース。
公開できる範囲で簡単にまとめてみたい。

患者さんは20代のバイオリニスト(幼少期からプロ志向)。
主訴は左半身(股関節から頸部まで)全体の痛み。
2年前に股関節の詰まり感、射精時痛、腰痛、背部痛、肩甲骨周囲痛、頸部痛を発症。
海外の著名な外科医、整形外科医、日本国内の整形、Functional Trainingジム、筋膜リリース治療院、鍼灸院などを渡り歩くも「猫背が」「反り腰が」「筋膜の癒着が」とありきたりの説明ばかりで正確診断名は告げられず、症状もまったく改善せず。
特に筋膜リリースにいたっては、肘でゴリゴリ押すだけで法外な値段を支払ったとのこと。

(自分の症状はそんな単純な話じゃないのでは?って患者さんご本人も体感と本能的な部分でピンとくるのが普通だと思うが、そういう人間として当たり前の思考力とか感情の機微を無視する不誠実な治療家が多いこと….)

処方される痛み止めの量だけが増えていく(現在は処方可能な最高用量くらいで、容量を減らすと生活に支障が出る)が症状は一向に改善しないことに不信感を覚えて一切の治療を中断し、新しい選択肢を模索していたタイミングで当院をたまたま発見しご来院。

最初にお話を聞いた際は、手術歴があったので複合性局所疼痛症候群(CRPS)かな?と思ったものの、自律神経症状はなく、痛みの発現の仕方が異なることから他の筋骨格系症状に標的を絞って触診。
私の見立てでは、股関節の詰まり感=股関節インピンジメント症候群、射精時痛=閉鎖筋および閉鎖神経障害、腰痛=下部腰椎可動域不全、背部痛=上部〜中部胸椎可動域不全、肩甲骨周囲痛=翼状肩甲骨(その他細かい構造の問題はもちろん存在するがここでは割愛)。
これらの症状が相互に関連しあい、関連痛も含めてUMSCとして現れていると判断して、初手で可能な範囲で治療開始。
症状が多様の場合は重症度に応じて手数は使い分けるのが普通だけど、今回はどれもがメイン症状と言っても過言ではないレベルだったので全ての症状で手数多め。

治療後のチェックでは、来院時と到着時に感じていた痛みはほぼゼロ。
これまで診断名が伝えられていなかったことからご本人も何が起こっているのか把握できず不安が募っていたことだろう。それぞれの部位の状態を説明後、セルフケアで特にやらない方がいいこと、ホームエクササイズを伝えて終了。
後日、このときの「やらないほうがいいこと」を患者さんが試したところ痛みが再発したことから、今回の見立てに間違いないことを確信。

・・・二週間後に再来院・・・
痛み止めの量を最低用量に下げても問題ない痛みのレベルまで改善。
それぞれの症状に関連する個々の関節可動域は改善傾向にあり、軟部組織の腫脹も減少。
左半身のUMSCが改善したことで右半身の違和感にも感覚を傾ける余裕が出てきたこと、また、症状を理解したことで今後の機能回復トレーニングに向けてどんな準備をすべきかを話すことが来たのは2回目の治療にして大きな前進だった。

UMSCの原因に関して、お会いしたばかりで細かい生活習慣まで追跡できないので不明な点は多いものの、全体として長期間のバイオリニスト特有の姿勢維持がそれぞれの症状発症の機序に影響したことは間違いなさそう。

次回ご来院時に痛みのレベルが下がったままであれば、さっそく具体的にUMSCに対応するFunctional Trainingのアドバイスに進めるし、そうなるように願っています。

….つづく

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