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VMOの痛みとして知覚された内側半月板の問題

2019年5月4日 by office-k

先日ハードトレーニーがスクワット時の内側広筋の痛みを訴えてお越しになられた。フィットネスビキニのコンテスト出場に向けて追い込んでいるタイミングでの発症。

特に痛みを強く感じるのは遠位部の内側広筋斜走線維(VMO)。
スクワットでボトムにしゃがみ切ったときに痛みと、膝が詰まるような感じが現れる。
触診でもVMOに強い圧痛。縫工筋や内側側副靭帯はさほど痛くないご様子。

この時、内側の半月板も疑って圧痛を確認したが、痛みは感じないとのことだった・・・膝の屈曲進展で半月板特有のクリック音も無し。

出だしの治療は膝関節の回旋運動の改善。関節包、VMO、伏在神経のリリース。
治療後の痛みの変化は特になし。

そこで視点を変えて、しゃがみ切った時の膝が詰まる感じの改善に舵を切った。
標的の構造は半月板。


DSC_0134

半月板は通常膝の屈強および進展で前後に若干スライドする。
膝関節の運動時に半月板が原因で痛みが出現する場合は、この前後のスライドを改善すれば痛みは改善される。
多くのケースでは屈曲時の後方スライド、伸展時の前方スライドが起こらなくなって引っかかり感、クリック音、深部痛が発生する。
今回はクリック音無しの膝屈曲時の膝の詰まり感。
この場合、半月板の後方スライドが起こらないのではなく、過剰に後方にスライドしている可能性がある。
そこで内側半月の過剰後方スライドを治して、再検査したところ感触はだいぶ良く、後日お聞きした際にはほとんどVMOの痛みはなくなったとのこと。

最初の検査で半月板の圧痛や膝関節のジョイントラインの圧痛、膝の深部痛は見られず、患者さんご自身もVMOの痛み以外は訴えない。
原因も半月板の過剰後方スライドと、ややイレギュラーなケース。

原因構造に痛みが出ず離れた場所に痛みが出る(関連痛)のは、原因構造と周辺の皮膚の求心性線維が脊髄後角や痛覚伝導路に収束して、それぞれの神経線維が興奮することで原因構造以外の領域に痛みが出るとする説が有力。
今回のケース(内側広筋全体に痛みを感じる)同様に原因構造が深部の場合、広い範囲に関連痛が放散されるのも特徴の一つ。

関連痛に関してはまたデータを集積してブログにまとめたいと思う。

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