• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Sports & Athletes / 睡眠前タンパク質摂取のアスリートへの影響

睡眠前タンパク質摂取のアスリートへの影響

2023年3月2日 by office-k

近年は高品質な製品が多いプロテイン。
トレーニーのみならず、様々な疾患の予防・回復にも有益な影響を与えることが示唆されている。

筋肉に刺激を入れるタイミングにもよるかもしれないが、睡眠前にタンパク質を摂取すると効果的に消化吸収されて夜間の筋タンパク合成を促進し、全身のタンパク質ネットバランスをプラスにすることが実証されている。
さらに、睡眠前のタンパク質補給は長時間のレジスタンストレーニング中の筋肉量と筋力増加を増加させることもわかっている。

夜間のアナボリック作用促進にはミセルカゼインが睡眠前のタンパク質摂取源としてとして好ましいことが示唆されている。
ミセルカゼインは消化の遅いタンパク質で、タンパク質由来アミノ酸の食後の放出が緩やかではある分持続的になる。睡眠前のカゼイン摂取は、一晩中血漿中アミノ酸濃度を上昇させ、夜間の同化作用を刺激する。

しかし、夜間の筋タンパク質合成率を高める効果において他のタンパク質源との比較はされていない。
ホエイプロテインも、一般に最高品質のタンパク質源と考えられているが、現在まで夜間の筋タンパク質合成を刺激する能力についてホエイプロテインとカゼインプロテインを比較した研究はない。

リンクの研究は、健康な若年成人における睡眠前タンパク質摂取が、持久系運動を1回行った後の夜間の筋原線維およびミトコンドリアタンパク質合成速度に与える影響を評価したもの。
ホエイプロテインとカゼインプロテインの摂取が、一晩の睡眠中に筋タンパク質合成率を増加させる効果を比較。

方法
36名の健康な若年成人が、夕方(19時45分)に持久系運動を1回行った。
睡眠30分前(23時30分)に、カゼインプロテイン45g、ホエイプロテイン45g、またはノンカロリーのプラセボを摂取。
L-[ring-13C6]-フェニルアラニンを静脈内に持続注入し、血液と筋組織のサンプルを採取し、夜間のミトコンドリアと筋原繊維のタンパク質合成率を評価した。

結果
睡眠前タンパク質摂取は、夜間の運動からの回復時にミトコンドリアタンパク質合成率および筋原線維タンパク質合成率の両方を増加させた。
ホエイプロテインとカゼインプロテインの夜間の筋タンパク質合成反応に差はなかった。

睡眠前のタンパク質摂取は、持久系運動からの夜間回復時に筋原線維およびミトコンドリアタンパク質合成率を増加させ、運動に対する骨格筋の適応反応を促進すると結論。

運動後の回復期にタンパク質を摂取すると、ミトコンドリアタンパク質合成率が上昇することを示した初めての研究。

Pre-sleep Protein Ingestion Increases Mitochondrial Protein Synthesis Rates During Overnight Recovery from Endurance Exercise: A Randomized Controlled Trial

アスリートのスポーツ障害専門カイロプラクティック治療院の栄養学

・睡眠前のタンパク質摂取が持久系運動からの夜間回復時に筋原線維およびミトコンドリアタンパク質合成を促進することを示した。

・ミセルカゼインはゆっくり消化されるタンパク質で、タンパク質由来アミノ酸がより持続的に循環放出される結果、一晩中持続的に高アミノ酸血症が起こる。
ホエイは消化の速いタンパク質で、カゼインタンパク質の摂取と比較してより急速で一過性の血漿アミノ酸レベルの上昇をもたらす。
睡眠前にホエイタンパク質摂取はミセルカゼインタンパク質と比較して、循環血漿中アミノ酸濃度の初期上昇が大きく、起床時の濃度は低くなった。にもかかわらず、ホエイタンパク質の摂取はプラセボ摂取と比較して、夜間のほとんどの時間において有意に高い血漿アミノ酸レベルをもたらした(7.5時間のうち5.5時間)。
これは、消化の速いタンパク質と消化の遅いタンパク質の両方を、一晩の睡眠中に血漿中のアミノ酸の利用率を高めるために効果的に適用できることを示している。

・睡眠前のタンパク質摂取は、レジスタンストレーニングとは対照的に、持久系運動からの一晩の回復時に筋原線維タンパク質合成速度を増加させることを示した。

・タンパク質摂取による筋タンパク質合成反応は摂取したタンパク質の種類によって調節される可能性がある。カゼインとホエイプロテインを摂取した場合、プラセボと比較して、夜間の筋原線維タンパク質合成率が18%と35%高くなった。
睡眠前のホエイプロテインとカゼインプロテインの摂取による同化反応に差はなかった。
カゼインタンパク質と比較して、ホエイタンパク質を摂取した後の筋原線維タンパク質合成率が数値的に高かったことから、カゼインが夜間の同化作用を刺激するために好ましいタンパク質源であるという通説は強く否定される。

・睡眠前にタンパク質サプリメントを提供し、7.5時間の夜間期間(運動後2.5~10時間)にミトコンドリアタンパク質合成率を評価した結果、睡眠前タンパク質摂取は一晩の回復期にミトコンドリアタンパク質合成率を刺激することが実証された。
カゼインおよび乳清タンパク質を摂取した場合、プラセボと比較して、夜間のミトコンドリアタンパク質合成率は23%および37%高かった。
ホエイプロテイン摂取後とカゼインプロテイン摂取後の夜間のミトコンドリアタンパク質合成率に有意差は認められなかった。
このデータは、運動後のミトコンドリアタンパク質合成率がタンパク質の摂取によって調節され得るという最初の証拠を提供した。

・睡眠前のタンパク質摂取は筋組織の修復をサポートし、持久系トレーニングに対する骨格筋の適応反応を促進する効果的な戦略であることが示唆された。
筋原線維およびミトコンドリアタンパク質合成率の増加が観察されたことは、タンパク質補給が持久系トレーニング中の有酸素運動能力および除脂肪体重の増加を改善するという観測の根拠になる。
持久系アスリートは通常、睡眠前にタンパク質を摂取しないため、睡眠前の摂食はタンパク質が豊富な食事や間食を摂取する重要な機会となる。

Filed Under: nutrition, Sports & Athletes, training Tagged With: スポーツ栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ラットにおける高脂肪食誘発性腎損傷:タルトチェリー補給の役割

2025年9月14日 By office-k

肥満が世界的にパンデミックレベルに達している。 肥満はアディポネクチン、レプチン、レジスチン産生を介して直接的、また肥満関連糸球体症の病理との関連を通じて間接的に慢性腎臓病(CKD)になりやすい体質を個人に与え、アテロー […]

閉経時期に対する栄養と生活習慣の影響に関する包括的分析

2025年9月11日 By office-k

世界的な自然閉経の平均年齢(ANM)は通常48歳から52歳とされ、閉経移行期は女性に長期的な健康上の大きな影響を与える。45歳以前に起こる閉経、いわゆる早期閉経は骨粗しょう症、心血管疾患、2型糖尿病、うつ病、および総死亡 […]

血管老化と心血管疾患と戦うための腸内細菌叢の標的化

2025年9月7日 By office-k

ラクトバチルス、ビフィドバクテリウム、フィーカリバクテリウムといった有益な細菌株由来プロバイオティクスは、血管老化と心血管疾患(CVD)を軽減する上で有望性が示されている。これらのプロバイオティクスは免疫機能を高め、炎症 […]

Violinistの片側性筋骨格系症状複合体

2025年9月1日 By office-k

今回ご紹介するケースをメモに残す上で適切な医学用語がなかったため、”片側性筋骨格系症状複合体(Unilateral Musculoskeletal Symptom Complex:UMSC)”という言葉を新たに作った。U […]

アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 By office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用 […]

©2018 Office-k All rights reserved