• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Woman's Health / 乳がんリスクと4大栄養素

乳がんリスクと4大栄養素

2023年6月4日 by office-k

女性にとって乳がんは一般的な悪性腫瘍であり、世界中の女性に深刻な健康リスクと重い社会的負担を与えている。
女性の乳がんは肺がんを抜いて世界で最も多く診断されているがんとなり、予測ツールによると乳がん発症率は2040年までに46%以上増加すると予測されている。

近年、食事パターンが多くの病気と関連していることが検証されており、食事要因が乳がんリスクに影響を与える可能性も多くの研究で報告されている。
例えば乳製品や砂糖の総摂取量が多いと、女性の乳がんや他の悪性腫瘍のリスクを促進する可能性があることがわかっている。さらに野菜、果物、大豆製品の摂取量が多いなど、健康的な食事パターンは乳がんリスクの低減に役立つ可能性があることも示されている。
長期間の観察研究では、乳がんと野菜、果物、魚、オリーブオイルが豊富な食事パターンを特徴とする地中海食との間に逆相関があることが判明している。

リンクの研究は、メンデルランダム化(MR)分析を用いて乳がんリスクと4大栄養素との因果関係を調査したもの。

MR分析をを用いて大栄養素摂取量(タンパク質、炭水化物、糖質、脂質)が乳がんおよびそのサブタイプ(ルミナルA、ルミナルB、ルミナルB HER2陰性、HER2陽性、トリプルネガティブ、エストロゲン受容体(ER)陽性、ER陰性乳がん)リスクに及ぼす因果関係を探っている。

結果
近年の知見とは矛盾して、相対的タンパク質摂取量が多いことは遺伝的にルミナルAおよび乳がん全体の予防因子であることが判明した。
相対的糖質摂取量が多いと、遺伝的にルミナルBおよびHER2陽性乳がんのリスクを促進する可能性が見出された。

The Causal Effect of Dietary Composition on the Risk of Breast Cancer: A Mendelian Randomization Study


・最近のメタアナリシスでは、大豆食品の摂取量が多いほど乳がんリスクが低下することが示唆されている。
また、大豆摂取量が多いと閉経後女性の乳がんリスクが低下する可能性があることが判明している。
乳がんリスクや乳がん生存率に対するそのポジティブな効果は、植物性エストロゲンであるイソフラボンや選択的エストロゲン受容体モジュレーターに起因すると考えられる。

・相対的砂糖摂取量が多いほど、乳癌リスクが高くなることがMR解析で強く示唆された。

・近年、標準的ながん治療の効果を高めるために空腹時模倣食(FMD)が検証されている。FMDはカロリー、糖質、タンパク質が少なく、脂肪分が比較的多い食事構造で、EGR1とPTENをアップレギュレートしてAKT-mTORシグナル経路を阻害することにより、循環するIGF1、インスリン、レプチンを低下させて内分泌治療薬のタモキシフェンやフルベストラントを強化できる。
ある研究では、FMDが血糖値と成長因子濃度の低下をもたらし、末梢および腫瘍内細胞成分の変化を介して抗がん免疫のリモデリングをもたらすことを明らかにしている。

・食事に含まれる糖質の割合が高くなるとグルコース濃度が高くなり、並行してインスリン濃度が高くなることで、がんの増殖が促進されることは注目に値する。炭水化物のサブタイプとして、砂糖はデンプンや食物繊維などの他の炭水化物源よりも急速に吸収され血漿グルコースレベルに影響を与える可能性がある。その結果、より高い血漿グルコースレベルを介して乳がんにつながる経路を潜在的に活性化する可能性がある。

・乳癌のリスクと脂肪の相対的摂取量との因果関係を見出すことはできなかった。

・大規模症例対照研究により、脂肪の摂取を同カロリーの炭水化物に置き換えることで乳がんリスクを低下させることが明らかになった。
さらに、脂肪とタンパク質についても同様の関連性が示された。

・総脂肪と飽和脂肪摂取量が多いと、ホルモン受容体陽性乳がんのリスクが高くなることを明らかにした研究もある。
また、飽和脂肪摂取量が多いとHER2陰性乳がんリスクが高いことと有意に関連していた。

・脂肪の相対的摂取量が多いと乳がんのリスクファクターである肥満につながりやすい。

Filed Under: health, nutrition, Woman's Health Tagged With: 乳がん, 栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 By office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用 […]

アスリートパフォーマンスにおける天然ジュースの効果

2025年8月17日 By office-k

近年、潜在的な抗酸化作用、抗炎症作用、エルゴジェニック特性により、スポーツ栄養学における天然ジュースの応用が関心を集めている。特に長時間または高強度運動は酸化ストレスと筋損傷を増加させるため、アスリートは回復をサポートし […]

思春期のエナジードリンク摂取とうつ病

2025年8月16日 By office-k

思春期は身体、感情、社会性が急速に発達する重要な時期で、この時期の生活習慣は将来の健康に長く影響する。近年、日本では若者の精神疾患が急増しており、不安症とうつ病がその代表的な症状。 お隣韓国の研究で、10代の精神的健康に […]

膝蓋大腿関節痛とスクワットの関連性

2025年8月9日 By office-k

膝蓋大腿関節痛(膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の間の関節痛)は、あらゆる年齢層や活動レベルの人々に影響を及ぼす。 膝蓋大腿関節痛の要因として、膝蓋大腿関節ストレス (PFJS) の増加が膝蓋大腿関節の軟骨下組織 […]

高血圧症ラットモデルにおける局所カプサイシンの心臓保護作用と降圧作用

2025年8月7日 By office-k

全身性動脈性高血圧症(Systemic Arterial Hypertension:SAH)が世界的な公衆衛生問題になっている。 現代の生活習慣はストレス、座りがちな生活、劣悪な食習慣を招き、肥満、糖尿病、腎臓損傷、心血 […]

©2018 Office-k All rights reserved