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バスケパフォーマンスに対するカフェインの急性効果

2022年5月7日 by office-k

スポーツカイロプラクティックドクター勝俣の治療を受けた選手たち

シカゴの敗退が決まった瞬間に私のシーズンも終了し、NBAプレーオフの情報は全くチェックしなくなった。
が、チラチラ目に入ってくるJA MORANTはプレーオフで覚醒してさらに凄いことになってて、人類も進化してるとつくづく思う。
ただ、いつも不思議なのはその年のアイコン的選手って、その年に優勝できないと翌年からサッパリ優勝から遠ざかることが多い。あれはなんなんでしょう。



さて、本日のブログは、カフェインの摂取がバスケ選手のパフォーマンスに及ぼす影響についてデータをまとめてみたい。

バスケパフォーマンスにおいては、短時間に大量の高強度活動、スピード、筋力、敏捷性、持久力が要求され、選手はトレーニング中や試合中に非常に高い内的・外的負荷の影響を受ける。

バスケットボールの試合中、選手は平均50回以上のジャンプを行い、全活動の48.7%がジャンプとシュート動作の組み合わせ、28.5%が反復的スプリントを意味する。
また、40分間に4000〜5000mの距離を走る。
有酸素運動と無酸素運動が混在しており、複雑な性質を有してる。

トレーニングや試合中に高強度活動を繰り返し行うことは、中枢神経系(CNS)に大きな負担をかけ、疲労の原因となる。疲労がバスケットボールパフォーマンスを低下させることは疑いようがない

近年、疲労の影響を遅らせ、運動能力を向上させる様々なエルゴジェニック物質への研究者の関心が高まっている。
カフェインは禁止物質から除外されたことで、アスリートが使用する最も人気のあるエルゴジェニック物質となった。

様々なスポーツのアスリートの尿サンプルから得られたデータによると4人中3人が競技前または競技中にカフェインベースのサプリメントを摂取していることが分かっている。

カフェインの運動能力への影響について研究しているほとんどの研究者は、カフェインがパワー系と同様に持久系運動におけるパフォーマンスの向上に重要な役割を担っていることに同意している。
一定量のカフェインを摂取することで、最高強度の活動を繰り返す際のパフォーマンスを向上させる可能性があるという強力な証拠が存在する。

カフェイン使用の主な生理的症状は、呼吸数と分量の増加、呼吸中枢の過剰刺激、肺血流の増強。

バスケットボールでは多くの高強度活動が急性疲労につながり、同時に中枢神経系に大きなストレスを与えることを考えると、カフェイン補給はこのスポーツにおける全体的なパフォーマンスの維持または改善のための適切な解決策となり得る。

しかし、この分野の先行研究は、バスケットボールを対象とした2つの研究のみでサンプルサイズも小さく、カフェインがバスケットボール選手にとってエルゴジェニックな物質であるかどうかを判断することは非常に困難。
さらに、バスケットボールの総合的なパフォーマンスに対するカフェインの急性効果に焦点を当てたシステマティックレビューは数が限られている。

リンクの系統的レビューは、急性カフェイン摂取がバスケットボールのパフォーマンスに関連する変数に及ぼす影響に関するエビデンスをまとめることを目的としたもの。

Web of Science、PubMed、Scopus、ProQuest、MEDLINE、ERICのデータベースを2021年2月まで検索。8件の研究が分析に含まれた。

運動前のカフェイン摂取は、垂直跳び高さ、ボールなしの10mと20mでのランニング時間、シミュレーションゲーム中のバスケットボール全体のパフォーマンス(ボディインパクト数、フリースロー数、リバウンド、アシスト)を増加させ、バスケットボール特有のアジリティテストを行うのに必要な時間を短縮させることが示された。

有酸素運動能力、フリースロー、スリーポイント精度、ドリブル速度について、カフェイン群とプラセボ群の間での結果は曖昧。

運動前のカフェイン摂取はRPEに影響を与えなかったが、不眠と尿中排泄が増加。

運動前の3および6mg/kgのカフェイン摂取は、スポーツ特有のテストおよび模擬試合中のバスケットボール選手のいくつかの身体パフォーマンス変数の増加に有効なことが明らかになった。

Acute Effects of Caffeine on Overall Performance in Basketball Players—A Systematic Review

*バスケットボール選手の身体能力に対するカフェインの急性効果

・カフェインは3mg/kgの用量で、ボールなしの10mおよび20mでのダッシュ、垂直跳びの高さと直線スピードの向上に効果があることがわかった。また、模擬試合中のボディインパクトの回数とバスケットボール全体のパフォーマンスを増加させた。

・カフェイン3mg/kgの使用によるバスケットボール選手のジャンプ高の改善は、以前の研究結果と一致する。ただし、それらの研究における垂直跳びの高さの向上は、カフェイン以外にもパフォーマンスに影響を与える可能性のある刺激性物質を含むエナジードリンクを使用して得られたものであることに言及しておく必要がある。

・バスケットボールの垂直跳びに対するカフェインのプラスの効果は,純粋なカフェインを摂取させた後の研究でも証明されている。違いは、バスケットボール選手のジャンプ高の向上効果が、エナジードリンクによるものよりも大きかったこと。

・若いバスケットボール選手を対象にカフェインを含む急性飲料を調査した研究では垂直跳びの増加率を2.1%としたが、純粋なカフェインを用いた場合の対動作ジャンプの増加率4.6%、腕振り付き対動作ジャンプ3.8%、しゃがみ込みジャンプの4.8%と比較して低くなっている。

・バスケットボールにおける方向転換のスピードは頻繁に行われ、ゲームの他のすべての要素およびCNSと関連している。この能力に対する3mg/kgのカフェインの影響を調査した研究は2件のみ。
一件の研究では、方向転換の敏捷性テストに統計的に有意な改善は見られなかった。
もう一件ではカフェインがこの活動を行うのに必要な時間を短縮できるという結論に至り、敏捷性テストのタイムがわずかに改善されたこの結果は、ゲームに存在する動きを反映した特定のバスケットボールテストがテストに用いられたため、より適切と考えられるはずだとしている。

*バスケットボールの特異的パフォーマンスに対するカフェインの急性効果

・3mg/kgと6mg/kgがバスケットボールパフォーマンス全体の正確さとドリブル速度に及ぼす急性影響を探ることはできなかった。

・フリースローの回数が増えたとしても、3mg/kgのカフェインを使用した場合でもシュート精度の向上は見られなかった。

・6mg/kgのカフェインを使用することによる精度の変化もを確認されていない。

・カフェインは身体的なパフォーマンスだけでなく、ホルモン、代謝、心理的な状態にも影響を及ぼす。カフェインの使用は、不眠、神経過敏、震えを引き起こし、上記のパラメータに悪影響を及ぼす可能性がある。
しかし、カフェインの使用で実験後に不眠症が増加したものの、カフェインはバスケットボールのテスト中に意識と覚醒度を高めることにより、リバウンド数、アシスト数、パフォーマンス指数、全身へのインパクトを増加させることも分かった。

*カフェインの投与量、タイミング、個人の反応

・実験に使用されたカフェインの用量は3mg/kg以上であり、2mg/kg以下の用量ではチームスポーツのパフォーマンスに有効でない可能性があることが示唆された。

・カフェインは吸収され、血漿濃度のピークに達するまでに30~60分かかるとされている。

・カフェイン効果は個人差が強く、すべての使用者でエルゴジェニック効果が得られるとは限らないため、個人の摂取量を重視する必要がある。カフェインの急性効果に影響を与える要因として、トレーニング状況、カフェインに対する耐性、遺伝子型のばらつきが定義されている。

要約すると、運動前のカフェイン3mg/kgおよび6mg/kgの摂取は、バスケのテストおよび模擬試合中の選手のいくつかの身体パフォーマンス変数の増加に有効であることが判明した。
カフェインは、模擬試合中の垂直跳びパフォーマンス、ボールなしのスプリントパフォーマンス、計画的敏捷性、スリーポイントシュート数、リバウンド、アシスト、身体インパクトを有意に増加させた。

持久力、正確性、ドリブルスピードについても同じような結果が得られた。

この研究は、コーチ、栄養士、バスケットボール選手が、試合前や試合中の興奮剤としてのカフェインの使用に関する疑問を解決するのに役立つデータを提供する。

注)この記事を書いたのが5/7。翌日5/8にJA MORAMT膝の怪我・・・

Filed Under: a day in the life, nutrition, Sports & Athletes, training Tagged With: 栄養学

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