• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初めての方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • YouTube
  • カイロプラクティック
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 膝関節・足関節
    • 坐骨神経痛
    • スポーツ障害
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • 肥満・感染症予防
    • アスリートパフォーマンス
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 予約・お問い合わせ
  • BLOG
You are here: Home / health / 体重とうつ病の双方向性

体重とうつ病の双方向性

2021年8月2日 by office-k

日々いろいろなお問い合わせをいただき、それらのデータが蓄積していく中でで問い合わせ内容や文面・文体などの共通点からちょっと気になることがあり、調べてみた。

体重(肥満)とうつ病の相関関係。

この二つの疾患の間の相互作用に関する情報は意外と少ない。

この研究は、米国の男女を対象に体重とうつ病の双方向の関係を調べたもの。
無作為化集団除ける平均的な治療効果の結果から、うつ病患者と非うつ病患者の間に有意な体重差があることを示唆。
無作為化集団の男女ともにうつ病の体重への影響は有意で、うつ病を経験した女性はうつ病を経験していない女性と比較して肥満になる可能性が最も高く、正常体重になる可能性が低い。
体重過多や肥満のリスクは教育を受けていないまたは受けられない人、健康状態が悪い人、高血圧だった人の間で高くなっている。

結論 体重とうつ病の間には正の双方向性の関係が認められる。

人種、就労状況や持ち家など社会的状況、既婚者かどうかなど様々な要因が検討されているので興味がある方は下のリンクより。

The Bidirectional Relationship between Body Weight and Depression across Gender: A Simultaneous Equation Approach

・肥満は身体的不調だけでなく、気分障害、うつ病などの精神的な障害とも関連があることがわかっている。しかし、肥満が精神障害にどのような影響を与えるのかはよくわかっていない。いくつかの文献では、抑うつ症状は肥満の結果であるネガティブなボディイメージによって引き起こされる可能性があることが示唆されている。この意味で、肥満の人はうつ病になりやすいといえる。

*個人的にはネガティブなボディイメージに加え、減量の失敗体験が影響しているケースもあると思う。

・肥満は心血管系疾患、がん、2型糖尿病、筋骨格系疾患、疼痛など慢性疾患の危険因子である。肥満とうつ病の関係を説明する一つのメカニズムとして、脂肪細胞や炎症性疾患に起因する炎症性サイトカインが脳の生理機能に直接影響を与え、うつ病の発症に寄与する可能性がある。

・体重がうつ病に与える影響については、既存の研究から得られた知見は一貫していない。一部の研究では、体重がうつ病に影響を与えるという仮説を支持する証拠が比較的弱いことを示唆しているが、他の研究では、一般集団の中で肥満の人はうつ病になりやすいことがわかっている。ある研究ではうつ病の有病率は高度な肥満の人で最も高く、さらに別の研究では肥満が抑うつ症状のリスクを高めることがわかった。

・これまでの研究で、性差もうつ病と体重に大きな影響を与えることが示唆されている。女性は男性よりもうつ病になりやすいという強い証拠がある。さらに、男性よりも女性の方が肥満がうつ病と関連する可能性が高いことがわかっている。ある研究では、BMIが30以上の女性では、BMIが30未満の女性に比べて、うつ病の有病率が2倍以上になることが示唆されている。

・うつ病で健康状態が非常に良いまたは優れている男性は、過体重および肥満になる可能性が低く、うつ病で健康状態が比較的悪い男性は、過体重および肥満になる可能性が高いことを示唆。

・1日に摂取する果物の総量は体重に影響を与える。例えば、1日の果物消費量が1単位増えると、うつ病のない(ある)男性では、肥満になる確率が0.48(0.07)ポイント減少。

・身体活動や運動はうつ病の有無にかかわらず、体重をやや減少させる。

・うつ病は男女ともに体重の増加と正の関係があるが、非うつ病患者と比較すると、うつ病の男性は肥満になる可能性が最も低く、うつ病の女性は肥満になる可能性が最も高いことが明らかになった。



Filed Under: health, nutrition Tagged With: うつ病, 肥満

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

産前・産後うつにおける腸内細菌叢の変化

2022年6月29日 By office-k

産前・産後うつ病、周産期気分障害・不安障害(PMADs)の有病率は最大20%とされ、大うつ病性障害(MDD)に移行する可能性があることから世界的な懸念事項となっている。また、未治療のまま放置すると新生児の認知的・社会的情 […]

食事性タンパク質制限によるメタボリックシンドローム患者の代謝異常の改善

2022年6月28日 By office-k

現代社会では、動物性食品のコスト削減や食の欧米化によってタンパク質がの摂取が頻繁に行われるようになった。しかし、タンパク質豊富な食事は心血管疾患に関連する死亡リスクを高めることが示されている。タンパク質過剰摂取の有害な影 […]

食事性アントシアニジンと肺がんリスク

2022年6月27日 By office-k

近年、食事と肺がん予防の関連性が議論され、健康的な食習慣は肺がんリスクの低減と密接な関係があることが証明されている。 ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンは水溶性フラボノイドの一種で、基本構造はアントシアニジン。アン […]

母乳中の人工甘味料

2022年6月26日 By office-k

世界的な肥満罹患率の増加から、精製糖質に代わる低カロリーの代替品への関心が高まっている。 人工甘味料(AS)は強い甘味を持ち、カロリー負荷がないか極めて小さい。アメリカの大規模研究では、参加した成人の41.4%がASを摂 […]

プロバイオティクスと手術部位感染

2022年6月25日 By office-k

手術部位感染(SSI)は世界的な医療問題の一つで、外科手術を受ける患者の5%以上がSSIを発症ししているという。 興味深いことに、多くの臨床研究でSSIは外科的ストレスによる腸内細菌多様性の変化と直接的に関連し、「健康を […]

©2018 Office-k All rights reserved