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デーツの抗肥満効果

2023年1月2日 by office-k

抗酸化作用など健康効果が高いことで知られるデーツ。
デーツは低脂肪でファイトケミカルやセレンなどの栄養素を豊富に含んでおり、コレステロール値を下げて心臓病(CVD)やがんリスクを低減し、さらに糖尿病(DM)患者における血糖値や酸化ストレスレベルをコントロールして動脈硬化や神経変性疾患などの糖尿病合併症を予防するなど非常に優秀な食材。

私はイラン産の乾燥していないものを常食しており、おかげで腸内環境が非常に良好。
デーツファイバー(DF)のプレバイオティクス(難消化性オリゴ糖)は免疫反応や腸の健康状態を高める。

過去の研究では、食物繊維やポリフェノールを多く含む植物性食品を「治療食」として用いた場合、大腸の微生物叢によってエネルギー恒常性が改善されることが示されている。

リンクのデータは、肥満ラットに異なるDFレベル(5、10および15%)の配合ビスケットを与えて生物学的効果を調査したもの。
体重および脂質プロファイル、血糖値、腎臓および肝臓機能の制御に対する効果を評価。

10%DFビスケットを与えたラットグループでは、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールのすべてが最良レベルまで低した。
DFの補給は、肥満動物モデルにおいて脂質プロファイル、腎臓および肝臓機能を改善することで血糖降下作用および抗肥満作用を示すことが証明された。

Anti-Obesity Effects of Formulated Biscuits Supplemented with Date’s Fiber; Agro-Waste Products Used as a Potent Functional Food


・体重過多や肥満は、遺伝的要因、行動的要因、環境的要因、食事的要因などに左右される。
肥満を引き起こす食事としては西洋式の食事が代表的で、飽和脂肪や塩分、糖分、肉類、甘味飲料を多く含む一方、食物繊維(果物、野菜、豆類、ナッツ、種子、全粒粉)の量が少ないことが特徴。このような高脂肪及び/又はアンバランスな食事は、肥満、2型糖尿病(T2D)、心血管疾患(CVD)、及び炎症性腸疾患(IBD)などの原因になる。

・食物繊維は、メタボリックシンドロームリスクに対する保護効果を有意に与える。
最近の肥満研究では、食物繊維の摂取量が増加するとBMI値に加えて、ヒトの体重と脂肪率有意に減少することが示されている。

・食物繊維はコレステロールの吸収(体内へのアクセスを制限する)、腸の健康促進、抗糖尿病および抗肥満など、人間の健康にとって多くの重要な利点と機能特性を持ち、食物繊維の高摂取は低体重と関連している一方、食物繊維摂取量は世界的に標準化されていない。

・デーツは、高レベルの炭水化物、カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛といった微量栄養素を有し、強力な抗酸化作用とフリーラジカル消去作用があることが分かっている。

・豊富な食物繊維摂取が血糖値をコントロールするなど抗糖尿病特性を持つことは、これまでにも様々なデータで証明されている。大豆を食べると2型糖尿病患者のグリセミック指数が改善されることや、糖尿病モデル動物にアラビアガムを摂取させると、その食物繊維量によって血糖値の改善することがわかっている。

・この研究では、DFの高用量または高濃縮レベルでの摂取は有意な抗肥満特性を持ち、有益な効果を果たすが証明された。

・高濃度グルコースレベルは腎臓の損傷を引き起こす可能性があるが、DFは体重およびグルコースレベルを減少することで腎機能に対して有益な効果を示した。

・食物繊維は腸内で粘性のあるゲル形成に寄与し、ブドウ糖やコレステロールなどの栄養素の吸収を遅らせ、長時間にわたって空腹感を抑制する。
さらに保水性や膨潤性など、重要な機能的特性も持っている。

Filed Under: health, nutrition Tagged With: 栄養学, 肥満

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