• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • BLOG
    • 臨床家向け情報
  • カイロプラクティック
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 膝関節・足関節
    • 坐骨神経痛
    • スポーツ障害
    • 滑液胞炎・腱炎
  • Beauty
    • フェイスリリース
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • 肥満・感染症予防
    • アスリートパフォーマンス
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 予約・お問い合わせ
You are here: Home / nutrition / デーツの抗肥満効果

デーツの抗肥満効果

2023年1月2日 by office-k

抗酸化作用など健康効果が高いことで知られるデーツ。
デーツは低脂肪でファイトケミカルやセレンなどの栄養素を豊富に含んでおり、コレステロール値を下げて心臓病(CVD)やがんリスクを低減し、さらに糖尿病(DM)患者における血糖値や酸化ストレスレベルをコントロールして動脈硬化や神経変性疾患などの糖尿病合併症を予防するなど非常に優秀な食材。

私はイラン産の乾燥していないものを常食しており、おかげで腸内環境が非常に良好。
デーツファイバー(DF)のプレバイオティクス(難消化性オリゴ糖)は免疫反応や腸の健康状態を高める。

過去の研究では、食物繊維やポリフェノールを多く含む植物性食品を「治療食」として用いた場合、大腸の微生物叢によってエネルギー恒常性が改善されることが示されている。

リンクのデータは、肥満ラットに異なるDFレベル(5、10および15%)の配合ビスケットを与えて生物学的効果を調査したもの。
体重および脂質プロファイル、血糖値、腎臓および肝臓機能の制御に対する効果を評価。

10%DFビスケットを与えたラットグループでは、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールのすべてが最良レベルまで低した。
DFの補給は、肥満動物モデルにおいて脂質プロファイル、腎臓および肝臓機能を改善することで血糖降下作用および抗肥満作用を示すことが証明された。

Anti-Obesity Effects of Formulated Biscuits Supplemented with Date’s Fiber; Agro-Waste Products Used as a Potent Functional Food


・体重過多や肥満は、遺伝的要因、行動的要因、環境的要因、食事的要因などに左右される。
肥満を引き起こす食事としては西洋式の食事が代表的で、飽和脂肪や塩分、糖分、肉類、甘味飲料を多く含む一方、食物繊維(果物、野菜、豆類、ナッツ、種子、全粒粉)の量が少ないことが特徴。このような高脂肪及び/又はアンバランスな食事は、肥満、2型糖尿病(T2D)、心血管疾患(CVD)、及び炎症性腸疾患(IBD)などの原因になる。

・食物繊維は、メタボリックシンドロームリスクに対する保護効果を有意に与える。
最近の肥満研究では、食物繊維の摂取量が増加するとBMI値に加えて、ヒトの体重と脂肪率有意に減少することが示されている。

・食物繊維はコレステロールの吸収(体内へのアクセスを制限する)、腸の健康促進、抗糖尿病および抗肥満など、人間の健康にとって多くの重要な利点と機能特性を持ち、食物繊維の高摂取は低体重と関連している一方、食物繊維摂取量は世界的に標準化されていない。

・デーツは、高レベルの炭水化物、カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛といった微量栄養素を有し、強力な抗酸化作用とフリーラジカル消去作用があることが分かっている。

・豊富な食物繊維摂取が血糖値をコントロールするなど抗糖尿病特性を持つことは、これまでにも様々なデータで証明されている。大豆を食べると2型糖尿病患者のグリセミック指数が改善されることや、糖尿病モデル動物にアラビアガムを摂取させると、その食物繊維量によって血糖値の改善することがわかっている。

・この研究では、DFの高用量または高濃縮レベルでの摂取は有意な抗肥満特性を持ち、有益な効果を果たすが証明された。

・高濃度グルコースレベルは腎臓の損傷を引き起こす可能性があるが、DFは体重およびグルコースレベルを減少することで腎機能に対して有益な効果を示した。

・食物繊維は腸内で粘性のあるゲル形成に寄与し、ブドウ糖やコレステロールなどの栄養素の吸収を遅らせ、長時間にわたって空腹感を抑制する。
さらに保水性や膨潤性など、重要な機能的特性も持っている。

Filed Under: health, nutrition Tagged With: 栄養学, 肥満

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

栄養欠乏とうつ病

2023年6月7日 By office-k

うつ病の有病率は近年ますます増加傾向にある。 うつ病の有病率は、年齢(20歳から40歳の間に発症することが多い)、性別(女性は男性の2倍)、婚姻状況(別居、離婚、寡婦、特に男性)に関係し、幼少期の辛いトラウマ体験もしばし […]

炎症性腸疾患の妊婦さんで不足が懸念される栄養素

2023年6月5日 By office-k

妊娠中は母親と新生児の命が食事によって影響を受ける脆弱な期間であり、特に炎症性腸疾患(IBD)の妊婦はIBDではない妊婦と比較して、早産、低出生体重児またはSGA児、流産、死産などの有害な妊娠転帰リスクが高く、帝王切開分 […]

乳がんリスクと4大栄養素

2023年6月4日 By office-k

女性にとって乳がんは一般的な悪性腫瘍であり、世界中の女性に深刻な健康リスクと重い社会的負担を与えている。女性の乳がんは肺がんを抜いて世界で最も多く診断されているがんとなり、予測ツールによると乳がん発症率は2040年までに […]

注意喚起:骨盤ベルトによる股関節障害

2023年6月3日 By office-k

骨盤ベルトを数時間着用した後に、歩行困難になるほどの股関節痛に見舞われた患者さんが来院された。症状は股関節屈曲制限や触診時の鋭い痛み、自身の足の重みに股関節が耐えられないなど。股関節滑液包炎と上臀神経障害など複数の部位で […]

マグネシウム欠乏と心血管系機能

2023年6月2日 By office-k

先日のnoteに続き心血管機能に関するデータをまとめてみたい。今回のテーマはマグネシウム。 マグネシウム(Mg2+)は、心臓の鼓動、内皮機能、止血など心血管系機能の維持において重要な役割を持つ必須栄養素。しかし現代の成人 […]

©2018 Office-k All rights reserved