• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Sports & Athletes / セリエAプロサッカー選手における筋損傷の原因としてのCOVID-19

セリエAプロサッカー選手における筋損傷の原因としてのCOVID-19

2022年9月6日 by office-k

本日は筋損傷に関する非常に興味深いデータをまとめてみたい。

イタリア・セリエA プロサッカー選手におけるCOVID-19の流行前と流行中の傷害の発生率を評価した研究。

イタリアセリエAの4期競技シーズン(2016-17、2017-18、2018-19のパンデミック前と2020ー21パンデミック後)中のプロサッカー選手の筋損傷の発生率を評価。

結果
ポストパンデミックシーズンとそれ以前のシーズンとの間で、筋損傷に有意差が認められた。
選手の陽性期間の中央値は15日。
選手の陽性期間が長い(PLP)グループは、選手の陽性期間が短い(PSP)グループと比較して、有意に多くの筋損傷を示した。
また、チーム全体の陽性日数はチーム全体の筋損傷の数と有意に関連していた。
COVID-19ロックダウン後の競技シーズンは、パンデミック前の競技シーズンと比較してイタリアセリエAのサッカー選手における筋損傷の発生率が高いことを示している。

COVID-19 as a Potential Cause of Muscle Injuries in Professional Italian Serie A Soccer Players: A Retrospective Observational Study

・分析したパンデミック前後の試合はいずれも定期的に同じ時間軸で行われ、1チームあたりの選手数や出場試合数に大きな差はない。データ解析の結果、サッカーセリエAの2020-21シーズン(ポストパンデミックロックダウンシーズン)において筋損傷の発生率が上昇し、チームの総陽性日数とチームの総負傷数が有意に関連することが示唆された。
実際、パンデミック・ロックダウン前のセリエAシーズンと比較して、ロックダウン後では筋損傷に有意差が認められた。

・ロングポジティビティの影響を受けた選手は、ショートポジティビティの選手よりも、非接触型筋損傷を起こす傾向があった。この結果は、英国プレミアリーグで観察されたものと一致している。

・競技復帰までの期間が長い選手は、より筋損傷リスクにさらされ、場合によっては損傷を繰り返す傾向が見られた。興味深いことに、全チームに所属する感染選手の全体陽性日数で表される競技復帰前期間は、受傷回数と正の相関を示した。

・現在、SARS-CoV-2ウイルスが筋組織に及ぼす有害な形態的・機能的変化についてはほとんど調べられていないが、ACE2受容体に現在注目が集まっている。
骨格筋にはACE2が多く発現しており、COVID-19で見られる筋骨格系への直接的なダメージは筋組織におけるACE2の発現と本質的に関連している可能性が考えられる。
関節損傷に変化が見られなかったのは、ウイルスの主な標的であるACE 2レセプターが存在しないことによるものかもしれない。

・ウイルス感染による直接的な筋損傷に加えて、筋組織は酸素供給と心血管系障害関連の他の要因によって悪影響を受ける可能性もある。
実際に、COVID-19に感染した患者に見られる好中球の不適切な活性化は、血栓性微細血管障害や毛細血管漏出症候群の潜在的な説明の1つとなり得る。
活性酸素種(ROS)の増加は、赤血球(RBC)のような多くの循環系細胞にダメージを与える可能性や、酸素や二酸化炭素の拡散能力、毛細血管内を移動する際の変形などの機能障害を増大させることで血小板減少を助長し、その結果としてガス交換に障害をもたらす可能性も考えられる。これらの条件が代謝組織である骨格筋に関与していること可能性もありえる。

・他の組織(心臓、肺、神経など)で既に観察されているようにCOVID-19と筋肉組織の損傷との因果関係を立証できないが、SARS-CoV-2の筋肉組織に対する生化学的および形態学的影響の可能性を調査する今後の研究と、それに関連した具体的な管理が強く求められる。

Filed Under: health, Sports & Athletes, training Tagged With: covid-19, スポーツ障害

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

妊娠中の地中海食介入が活性酸素種レベルと総抗酸化能に及ぼす影響

2025年11月6日 By office-k

妊娠は炎症応答によって誘発される酸化ストレス(OS)に対する高い脆弱性と関連している。妊娠期間中は着床、増殖、分化、および胎盤細胞浸潤といった胎盤機能において、活性酸素種(ROS)が生成される。妊娠中のOSはミトコンドリ […]

祝

2025年11月4日 By office-k

M選手、パワーリフティング全日本大会にて自己ベスト更新して2位でした。おめでとうございます!!Bravo!!!

慢性炎症性疾患における腸内微生物叢と免疫系のクロストーク

2025年11月2日 By office-k

腸内微生物叢は消化管に生息する数兆もの微生物からなる共同体で、宿主の健康を維持し、広範囲の生理学的機能を調節する上で極めて重要な役割を果たしている。”ディスバイオーシス”と呼ばれるこの微生物共同体の破綻は上皮バリアの完全 […]

全身性疾患としてのFrozen Shoulder(四十肩)

2025年10月27日 By office-k

四十肩(Frozen Shoulder; FS)は関節包炎(adhesive capsulitis)とも呼ばれ、肩甲上腕関節における進行性の痛み、こわばり、可動域の制限を特徴とし、主に肩関節関節包の肥厚、線維化、慢性滑膜 […]

乳がん手術後の化学療法中の体組成分析と身体活動およびQOLの関連

2025年10月25日 By office-k

乳がんは世界的に女性において最も頻繁に診断される悪性腫瘍だが、予防および治療の進歩により生存率は著しく改善しており、先進国では早期発見が増加している。局所限局期乳がんにおける5年相対生存率はおよそ99%に達し、治療を完了 […]

©2018 Office-k All rights reserved