• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / サルコペニア高齢女性のトレーニングに対する魚油摂取の効果

サルコペニア高齢女性のトレーニングに対する魚油摂取の効果

2022年7月12日 by office-k

加齢に伴う身体活動の低下はサルコペニア発症に影響を及ぼす。
また、現代の座りっぱなしの生活習慣もサルコペニアの主な原因の一つ。

一方で、より高レベルの身体活動はサルコペニアの進行を抑制する可能性がある。

女性は生涯を通じて、男性と比較すると筋肉量、筋力、身体機能が生理学的に低い。
レジスタンストレーニング(RET)は、骨格筋の形態・機能を促進し、高齢者の筋力、筋量、機能的パフォーマンスを改善することから、RETはサルコペニア管理のための重要な方法の一つと言える。

リンクの研究は、サルコペニアの高齢女性のレジスタンストレーニングに対する筋肉の適応反応、身体能力、炎症性サイトカインの血清レベルにおける魚油の補給効果を調査することを目的としたもの。
65歳以上のサルコペニア女性34名を運動と魚油(EFO)、運動とプラセボ(EP)群に分け、両グループとも14週間にわたってレジスタンス運動プログラムを実施。
すべての参加者は、4g/日のサプリメントを摂取。
EPグループはヒマワリ油のカプセルを、EFOグループは魚油のカプセルを摂取。

両群とも介入後、大腿四頭筋の断面積(CSA)と筋力に改善が見られた。
筋力については、EPと比較してEFOの変化が有意に大きかった。
魚油の補給と筋力トレーニングの併用は、トレーニングによる同化刺激に対する神経筋反応を増強し、サルコペニア高齢女性の筋力と身体能力を向上させた。

サルコペニア高齢者の筋力と筋肉量を増加させるためにはレジスタンストレーニングが重要な要素であることに変わりはないが、オメガ3脂肪酸の補給はサルコペニアにおける筋力低下とその合併症に対抗するための安全でシンプルかつ低コストな介入を提供する可能性がある、と結論。

Randomised Controlled Trial of Fish Oil Supplementation on Responsiveness to Resistance Exercise Training in Sarcopenic Older Women

・主な結果は、両群の参加者が身体トレーニング後に筋力とCSAの増加を示したが、魚油を補給した群の方がより高い増加を示した。

・筋力の向上には複数のメカニズムが関与しており、初期の向上はトレーニングの最初の数週間に起こる神経調節によるもので、その後筋肉の断面積が増加することが知られている。
魚油補給の筋肉への効果のメカニズムはまだ完全には解明されていないが、抗炎症作用、インスリン抵抗性の減少、mTOR経路の活性化の増加が可能性として指摘されている。

・高齢者における魚油の補給による抗炎症作用はすでに十分に説明されている。

・以前の研究では、オメガ3サプリメントに反応してインスリン抵抗性の減少が観察されることが示唆されている。インスリンシグナルはmTORの活性化に重要な役割を持つため、オメガ3PUFAの補給が高齢者の代謝抵抗性を緩和し、タンパク質合成を刺激する可能性がある。

・現在までのところ魚油の筋肉量に対する作用は、mTORの活性化が最も可能性の高い説明である。

・レジスタンストレーニングの結果、両群とも下肢筋力(ピークトルク)とハンドグリップ筋力の有意な増加を示した。しかし、プラセボ群と比較して魚油を補給した群ではピークトルクの増加がより顕著であった。

・ベースライン時の6分間歩行試験で評価される身体能力に2群間の差はなかったが、介入後サプリメント投与群は歩行距離の有意な増加を示した。この結果は、他の研究結果と一致する。

・高齢者のレジスタンストレーニング研究では12~16週間のトレーニングが含まれるケースが多いが、高齢者の筋肥大を誘導するには18回のRETセッション、合計9週間で十分である。

Filed Under: health, nutrition, training Tagged With: サルコペニア, 栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

妊娠中の食事の質とマルチビタミン摂取と2歳児の神経発達との相互作用

2025年6月18日 By office-k

妊娠と産後2年間を含む生後1000日間は、子孫の脳が急速に形成・発達し、生涯にわたる神経発達の基盤を築く時期。この重要な時期にはニューロンの増殖、遊走、凝集、ミエリン化が脳の構造を形成し、後の認知、運動、言語機能の基礎を […]

©2018 Office-k All rights reserved