• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Woman's Health / 妊娠中のDIIと周産期予後の関連

妊娠中のDIIと周産期予後の関連

2022年5月30日 by office-k

学芸大学整体院office-kでの妊娠中および産後の栄養指導

本日は、妊婦における食事性炎症指数(DII)と母親のBMI、および出生時体重パーセンタイルとの関係を評価した最初の研究をまとめてみたい。

妊娠中のDIIが、母親の体格指数(BMI)、地中海食(MD)の遵守、および周産期アウトカムといったいどのように関連しているだろうか?

食事情報はMDアドヒアランスを評価する17項目と、151項目の食物頻度質問票を用いて評価。
DIIスコアは、33の食品および栄養の炎症促進および抗炎症項目に従って設定。

参加者はDIIスコアに従って三分位に分けられ、第3三分位群の女性は、第1三分位群と比較してMDスコアの遵守率が低いことが示された。
炎症性食事は、母親の妊娠前BMIが高いこと、新生児の出生時体重パーセンタイルが低いことと有意に関連していた。

炎症性食事プロファイルが母親の過体重および胎児の低体重と関連している可能性を示唆。

Maternal Dietary Inflammatory Index during Pregnancy Is Associated with Perinatal Outcomes: Results from the IMPACT BCN Trial


・抗炎症性DIIと、妊娠前BMIの低さおよび新生児の出生時体重の高さの間に直接的な関連があることが示された。

・DIIが最も低い三分位値(ほとんど抗炎症食)の人は、ビタミンとミネラル、食物繊維、そしてオメガ3誘導体を含むPUFAsなど抗酸化物質の摂取量が多いことが示された。果物や野菜に含まれる抗酸化物質と食物繊維はいずれも炎症と負の相関があり、脂質の酸化を抑えることに寄与している。

・タンパク質摂取量が多いほどDIIスコアが高いが、タンパク質源によって炎症反応に異なる影響を与える可能性が観察された。植物性タンパク質食品源と動物性タンパク質食品源とでは、異なる影響を与える可能性がある。

・DIIが最も低い三分位の人は、EVOO、ナッツ、野菜、果物などの植物性食品と青魚などの動物性タンパク質食品を多く摂取していた。

・MDのアドヒアランスが高い参加者はDIIが低いことがわかった。MDの抗炎症および免疫調節作用はよく知られており、白血球接着分子の発現を低下させ、インターロイキン、ケモカイン、内皮可溶性接着分子などの炎症性分子を減少させる可能性がある。

・健康的な食事パターンが健康に利する潜在的なメカニズムとして、妊娠中の代謝機能障害に関連する腸内細菌叢の調節が挙げられる。

・DIIと新生児出生時体重のパーセンタイルとの間には、有意な逆相関が観察された。
同様の結果は、米国マサチューセッツ州の2128組の母子からなる縦断的コホートでも報告されている。

・今回の結果は、抗酸化物質(果物や野菜など)が豊富な母親の食事と低DIIスコアが、妊娠年齢に適した新生児体重を促進することを示唆しており、過去のエビデンスを支持するものであった。

・妊娠前のBMIと子癇前症、妊娠糖尿病、早産などの有害な妊娠転帰との関連は、炎症状態が介在している可能性があるが、メカニズムは依然として不明。妊娠前のBMIと炎症はともに食事パターンに関連していることに留意する必要がある。

・妊娠中の肥満は、高血圧性疾患や子癇前症、妊娠糖尿病、帝王切開率など、多くの産科および周産期合併症と関連し、そのリスクは肥満の程度に応じて増加する。
さらに、過体重または肥満女性の新生児は、早産や高出生体重になる可能性が高くなる。

・炎症と胎児発育制限のメカニズムには炎症と酸化ストレスが介在し、胎盤の浸潤や血管の異常発達と関連して、胎盤における血液循環障害を引き起こしている可能性がある。

・慢性高血圧、妊娠高血圧症候群、子癇前症の発症と妊娠中のDIIスコアとの間に相関は認められなかった。

Filed Under: nutrition, Woman's Health Tagged With: 妊娠中栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ラットにおける高脂肪食誘発性腎損傷:タルトチェリー補給の役割

2025年9月14日 By office-k

肥満が世界的にパンデミックレベルに達している。 肥満はアディポネクチン、レプチン、レジスチン産生を介して直接的、また肥満関連糸球体症の病理との関連を通じて間接的に慢性腎臓病(CKD)になりやすい体質を個人に与え、アテロー […]

閉経時期に対する栄養と生活習慣の影響に関する包括的分析

2025年9月11日 By office-k

世界的な自然閉経の平均年齢(ANM)は通常48歳から52歳とされ、閉経移行期は女性に長期的な健康上の大きな影響を与える。45歳以前に起こる閉経、いわゆる早期閉経は骨粗しょう症、心血管疾患、2型糖尿病、うつ病、および総死亡 […]

血管老化と心血管疾患と戦うための腸内細菌叢の標的化

2025年9月7日 By office-k

ラクトバチルス、ビフィドバクテリウム、フィーカリバクテリウムといった有益な細菌株由来プロバイオティクスは、血管老化と心血管疾患(CVD)を軽減する上で有望性が示されている。これらのプロバイオティクスは免疫機能を高め、炎症 […]

Violinistの片側性筋骨格系症状複合体

2025年9月1日 By office-k

今回ご紹介するケースをメモに残す上で適切な医学用語がなかったため、”片側性筋骨格系症状複合体(Unilateral Musculoskeletal Symptom Complex:UMSC)”という言葉を新たに作った。U […]

アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 By office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用 […]

©2018 Office-k All rights reserved