• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / βグルカンベースの感染予防戦略

βグルカンベースの感染予防戦略

2021年4月21日 by office-k

β-glucans: wide-spectrum immune-balancing food-supplement-based enteric (β-WIFE)vaccine adjuvant approach to COVID-19

順正学園免疫学研究所が、β–グルカンをベースとする感染予防戦略を提案する解説(Commentary)をまとめ国際論文として発表し、β–グルカンの新たな作用として「訓練免疫」いう概念を提唱した。

”βグルカン”
酵母、細菌、真菌の細胞壁に豊富に含まれる異種の多糖類で訓練免疫(TRIM)を誘導する。また、自然免疫細胞のエピジェネティック・リプログラミングを誘導し、細胞の活性化、サイトカインの産生増加、そして代謝機能の変化をもたらす。

・ウイルスの変異などのCOVID-19の複雑さとワクチンによって誘導される免疫の持続時間の不確実性によってCOVID-19のパンデミックを抑制するための努力が妨げられている。
・そこでAureobasidium pullulans AFO-202由来のβ-グルカンを用いた暫定的な治療法を提案する。AFO-202由来のβ-グルカンはBacille Calmette-Guのような訓練免疫を誘導することが報告されている。訓練免疫(TRIM)の誘導は、COVID-19に対する有望な防御戦略である。
・TRIMはβ-グルタミン、βグルカン、BCGワクチンなどの刺激物によって誘導されることが報告されている。
・βグルカンは骨髄の中枢レベルでのエピジェネティックな変化により、Bacille Calmette-Guérinワクチンのような訓練免疫を誘導することが報告されている。
・βグルカンはデクチン-1など特定の病原体認識受容体と結合して粘膜免疫を活性化し、リンパ節に到達して適応免疫と自然免疫の両方を誘導することができる。
・βグルカンはインフルエンザワクチンなどのワクチンの免疫アジュバントとしても使用されているため、従来のワクチンが普及するまでは経口的に摂取できることから従来のワクチンが普及するまでは経口摂取可能なワクチンアジュバントとして広範囲の免疫バランスをとることができる。
・腹腔内にβグルカンを投与すると、Lin-Sca1+ cKit+ (LSKs)および多能性骨髄系前駆細胞3(MPP3)を発現する造血幹細胞(HSC)が特異的に拡大し、セントラル」メモリーを生成する。
・β-グルカンによるエピジェネティックな変化は、二次感染やウイルスなどの刺激によって速やかに活性化されるのでCOVID-19に対するワクチンの有力な戦略となる可能性がある。
・免疫系のあらゆる側面がβグルカンによって活性化され調節されている。βグルカンは、長期的に有効な免疫を生成し、広範な防御力を持つ。

・β-グルカンは様々な病原体に対して長期的なTRIMを作り出すことができ、すべての年齢層で摂取しても安全であり、FDAで安全と認められたカテゴリーに属している。
・βグルカンには多くの種類があるが、酵母やマッシュルーム由来のβグルカンは他の種類のβグルカンよりも強い免疫調整作用を持っている。
・経口βグルカンは、免疫反応を高めCOVID-19の症状を軽減する予防的サプリメントとしてよく知られている。
・コロナウイルスの受容体であるACE2は消化器系の上皮細胞の細胞質に存在しており、ウイルスのヌクレオカプシドタンパク質は直腸、十二指腸、胃の各上皮細胞の細胞質に現れる。これは腸がCOVID-19の感染経路、病因に関連している可能性を示唆している。腸に対する免疫効果を持つβグルカンは、COVID-19治療に有利な補充戦略となる可能性が有る。
・腸内細菌叢も感染症関連疾患を決定する重要な要素である。β-グルカンは、腸内細菌を調節することもできます。

”AFO-202 β-glucan”

・黒酵母Aureobasidium pullulans AFO-202株由来のβ-グルカンは抽出や精製の必要がなく高純度のβグルカンが得られる。
・AFO-202のβグルカンは、COVID-19に関連する様々なポジティブな免疫反応を誘発することができる。
・COVID-19のサイトカインストームで最も上昇するサイトカインであるIL-6のレベルを低下させた。
・AFO-202βグルカンは1996年に日本の規制当局が食品添加物として承認して以来、高齢者にも安全で有効であることが確立されている。
・AFO-202 β-グルカンは、COVID-19の患者において血液凝固障害のリスクを減少させる効果があることが示唆されている。


抜粋するとこんな感じ。
真菌類はタンパク合成の面でも優秀だし、免疫調節でも威力を発揮するスーパーフード。



Filed Under: health, nutrition

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ラットにおける高脂肪食誘発性腎損傷:タルトチェリー補給の役割

2025年9月14日 By office-k

肥満が世界的にパンデミックレベルに達している。 肥満はアディポネクチン、レプチン、レジスチン産生を介して直接的、また肥満関連糸球体症の病理との関連を通じて間接的に慢性腎臓病(CKD)になりやすい体質を個人に与え、アテロー […]

閉経時期に対する栄養と生活習慣の影響に関する包括的分析

2025年9月11日 By office-k

世界的な自然閉経の平均年齢(ANM)は通常48歳から52歳とされ、閉経移行期は女性に長期的な健康上の大きな影響を与える。45歳以前に起こる閉経、いわゆる早期閉経は骨粗しょう症、心血管疾患、2型糖尿病、うつ病、および総死亡 […]

血管老化と心血管疾患と戦うための腸内細菌叢の標的化

2025年9月7日 By office-k

ラクトバチルス、ビフィドバクテリウム、フィーカリバクテリウムといった有益な細菌株由来プロバイオティクスは、血管老化と心血管疾患(CVD)を軽減する上で有望性が示されている。これらのプロバイオティクスは免疫機能を高め、炎症 […]

Violinistの片側性筋骨格系症状複合体

2025年9月1日 By office-k

今回ご紹介するケースをメモに残す上で適切な医学用語がなかったため、”片側性筋骨格系症状複合体(Unilateral Musculoskeletal Symptom Complex:UMSC)”という言葉を新たに作った。U […]

アスリートのウォームアップにおけるマッサージガンとフォームローラーの影響

2025年8月23日 By office-k

パフォーマンスの向上と怪我のリスク低減を目的とする運動前のウォームアップは、伝統的なウォームアッププロトコル、いわゆる体温、筋弾力性、神経活動の増加のために有酸素運動、ダイナミックストレッチ、および可動性エクササイズが用 […]

©2018 Office-k All rights reserved