• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 早期の対応を

早期の対応を

2019年7月16日 by office-k

廃用性症候群のご相談がたまたま重なった。
バレーボールの試合中の前十字靭帯損傷のケースと脛骨骨折のケース。
どちらのケースも手術後のリハビリが不十分であったため、下肢の筋群が萎縮して膝関節や足関節が拘縮(可動域の低下)していた。
整形外科ではリハビリの重要性を説かれなかったという・・・。

関節拘縮が起こり、その程度が増すごとにリハビリで関節可動域(ROM)を回復するのは難しくなる。
程度によっては関節鏡手術を用いても完全にROMを取り戻すのは困難とされている。
関節拘縮の発症後2週間前後であればROMの完全回復が見込まれるが、その後4週間を過ぎるとROM回復の見通しは厳しいものになってしまう。
もちろん個人差はあると思うのであくまで目安として。

関節拘縮の原因には二種類ある。
一つは関節拘縮早期に見られる筋、腱、筋膜の変性によるものと、もう一つは拘縮後期に見られる骨、靭帯、関節包、軟骨の変性によるもの。

関節拘縮早期に筋腱部、筋膜ではコラーゲンやカルシウムの沈着による組織の線維化が起こっている。
その際、体内で過剰に発現したコラーゲン線維は筋周膜や子宮内膜、皮膜組織にも影響を与えることが観察されている。

この早期の筋、腱、筋膜の変性はカイロプラクティックで対応可能。
と同時に、運動療法による組織の代謝の正常化(低酸素状態の改善が最優先)や栄養療法による体内のカルシウムイオンやコラーゲンの過剰発現を中和、酸化ストレスに対抗することも重要。
運動療法では、伸張性収縮を多用することで筋線維の回復、ひいては関節可動域の回復が早まるように個人的に感じているが、他の治療家の意見も聞いてみたい。

関節拘縮中期~後期の進行の過程で、カイロプラクティックで対応可能なのは靭帯や関節包の変性。残念ながら骨や軟骨そのものが変性したものは対応が難しい。

とにかく、関節拘縮(関節可動域の低下)を防ぐには早期対応が肝。骨折などでギプスで固定された状態でも、周辺の関節を動かせる範囲で動かして、早期の運動療法を開始すべき。

不運にも関節炎、骨折、関節軟骨や靭帯損傷、脱臼などで不動状態を強いられている方は、機能回復という次のステージに一刻も早く移っていただきたいと思います。

また、外傷を負わなくても慢性的な運動不足の方にも、廃用性萎縮に近い状態は起こります。




Filed Under: health

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

アスリートのオルソレキシア

2025年12月6日 By office-k

健康的な食生活の追求は現代社会において最大の関心事と言っても過言ではない。特に、栄養が身体パフォーマンスに直接影響を及ぼすアスリートにおいてその嗜好性は顕著だろう。一方で、近年では健康的な食習慣を追求するあまり「神経性オ […]

プロバイオティクス摂取とマラソン後炎症パラメータと睡眠の質

2025年11月30日 By office-k

睡眠は生理機能および認知機能を維持するために不可欠で、特にアスリートにとっては身体機能の回復に極めて重要。マラソンのような激しい身体運動は入眠潜時を増加させて総睡眠時間と睡眠効率を低下させ、日中の眠気を増大させる原因とな […]

ゴルファーの肩関節痛

2025年11月29日 By office-k

先日、肩関節の動作痛でお悩みのプロゴルファーがご来院になった。↓画像のように胸を開くポーズを取ろうとすると肩前側に痛みが発生。 肩関節に関連する軟部組織(筋肉、腱、靭帯、神経)に一通りアプローチした後に、肩甲上腕関節の検 […]

閉経移行期以降の女性におけるコーヒーと紅茶摂取と骨密度の関連性

2025年11月25日 By office-k

世界的に骨粗鬆症が公衆衛生問題になっている。最近は50歳以上の女性の約3人に1人、男性の約5人に1人が骨粗鬆症性骨折を経験し、米国では大腿骨頸部または腰椎の骨密度(BMD)が低い50歳以上の成人の数が2030年までに17 […]

後脛骨筋腱周囲炎

2025年11月22日 By office-k

ふくらはぎ、特に足首側が異常なほど重だるいというご相談があった。毎晩のように高強度でマッサージしないと痛くて眠れない状態が、もう10年以上続いているとのこと。 こういった症状で真っ先に疑うのが”後脛骨筋腱周囲炎”(↓画像 […]

©2018 Office-k All rights reserved