• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / nutrition / シリマリン

シリマリン

2019年5月20日 by office-k

古代から現代まで生薬製品による治療の研究が続けられています。その英知の結集の一つと言えるシリマリンを今日はご紹介します。
シリマリンの起源は古代エジプトに遡り、マリアアザミという植物の薬理作用に古代エジプト人が注目したことからはじまったとエジプト博物館に記載が残っています。
当時は樹液や種子を用いて、蛇に噛まれたときや、うつ病、肝臓疾患を治療していたそうです。

シリマリンは
・シリビン
・イソシリビン
・シリジアニン
・シリクリスチン
・イソシリクリスチン
の5種のフラボノリグナンと
・タキシフォリン
というフラボノイドの混合物で、中でもシリビンが最も薬理活性が高い物質です。

シリマリンの特徴は抗酸化、抗線維化、抗炎症、抗ウイルス作用で主に肝臓疾患に有効に働き、
・肝臓毒からレセプターを保護
・グルタチオン酸化を抑制し肝臓内のグルタチオンレベルを高める
・肝細胞の細胞膜の状態を安定させ、肝細胞のタンパク合成を高める
・C型肝炎ウイルスの感染から肝臓を保護する
といった作用が確認されています。
よって、肝硬変や肝細胞がんの治療中の患者さんがセルフケアの一環としてシリマリンを使用するのはうなずける話です。

シリマリンの持つ抗酸化作用は、酸化ストレスによって引き起こされる非アルコール性脂肪性肝炎、非アルコール性脂肪肝のリスクを軽減することが知られています。
アルコールによる肝細胞の酸化ストレスからも保護してくれますので、アルコール性肝障害の治療にも用いられます。


また多くのデータで強調されているのがシリマリンの持つ抗炎症作用で、先日のブログでもご紹介しましたが、神経システムの炎症を抑えることでアルツハイマーの治療に有効性が見出されています。
神経システムの炎症はカイロプラクティックの領域と関連がありますので、個人的に非常に興味深い説です。

さらに、シリマリンはマウスにおける研究では紫外線誘発性の免疫抑制を阻害することが明らかになっています。
長時間太陽光にさらされる環境では皮膚がんのリスクが高くなりますが、リスクの低減という意味でシリマリンの摂取が推奨されます。

ざっとシリマリンの特徴を挙げてみましたがいかがでしょうか?


抗酸化、抗線維化、抗炎症、抗ウイルス という観点から、日常的に摂取することで、様々な疾患の予防に役立つのではと考えます。



Filed Under: nutrition

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ラクトフェリンの炎症調節と早産予防における役割

2025年10月8日 By office-k

早産は妊娠37週を前、または女性の最終月経開始日から259日未満のの出産と世界保健機関(WHO)に定義されており、2020年の世界の早産推定有病率は9.9%、これは約1,340万件の早産児の出産に相当する。多くの社会人口 […]

依存症メモ2

2025年10月4日 By office-k

”私たちのドーパミン受容体が減少し弱まり続けるにつれて、私たちは同じ効果を得るためにより多くのドーパミンを必要とする。このすべてが、私たちをより高リスクな性的活動を常に求めるように仕向ける可能性がある。例えば、より極端な […]

依存症メモ

2025年10月2日 By office-k

“性依存症の主な起源は、発達過程でのトラウマによる自律神経系(ANS)の損傷にある。同調の欠如や感情的ネグレクトといった初期の傷となる出来事は、個人の神経システムに損傷を負わせることでその人を依存症になりやす […]

メキシコオレガノ浸出液およびカルバクロールの乳がん細胞株における代謝活性と細胞毒性への影響

2025年9月29日 By office-k

乳がん(BC)は女性のがん関連死の主因であり、2022年には世界で2,296,840例を占め、全がん診断の11.5%に相当している。00年にはエストロゲン受容体(ER)、プロゲステロン受容体(PR)、およびヒト上皮成長因 […]

運動-食事-腸内細菌叢-骨格筋間のクロストーク

2025年9月24日 By office-k

ヒト体内には、細菌、古細菌、真菌、ウイルスを含む多様な微生物群が共存している。これらの微生物の多くはヒト消化管に生息しており、総称して腸内細菌叢と呼ばれている。腸内細菌の構成は、遺伝、年齢、環境、食事、ライフスタイルなど […]

©2018 Office-k All rights reserved