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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルoffice-k

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早期の対応を

2019年7月16日 by office-k

廃用性症候群のご相談がたまたま重なった。
バレーボールの試合中の前十字靭帯損傷のケースと脛骨骨折のケース。
どちらのケースも手術後のリハビリが不十分であったため、下肢の筋群が萎縮して膝関節や足関節が拘縮(可動域の低下)していた。
整形外科ではリハビリの重要性を説かれなかったという・・・。

関節拘縮が起こり、その程度が増すごとにリハビリで関節可動域(ROM)を回復するのは難しくなる。
程度によっては関節鏡手術を用いても完全にROMを取り戻すのは困難とされている。
関節拘縮の発症後2週間前後であればROMの完全回復が見込まれるが、その後4週間を過ぎるとROM回復の見通しは厳しいものになってしまう。
もちろん個人差はあると思うのであくまで目安として。

関節拘縮の原因には二種類ある。
一つは関節拘縮早期に見られる筋、腱、筋膜の変性によるものと、もう一つは拘縮後期に見られる骨、靭帯、関節包、軟骨の変性によるもの。

関節拘縮早期に筋腱部、筋膜ではコラーゲンやカルシウムの沈着による組織の線維化が起こっている。
その際、体内で過剰に発現したコラーゲン線維は筋周膜や子宮内膜、皮膜組織にも影響を与えることが観察されている。

この早期の筋、腱、筋膜の変性はカイロプラクティックで対応可能。
と同時に、運動療法による組織の代謝の正常化(低酸素状態の改善が最優先)や栄養療法による体内のカルシウムイオンやコラーゲンの過剰発現を中和、酸化ストレスに対抗することも重要。
運動療法では、伸張性収縮を多用することで筋線維の回復、ひいては関節可動域の回復が早まるように個人的に感じているが、他の治療家の意見も聞いてみたい。

関節拘縮中期~後期の進行の過程で、カイロプラクティックで対応可能なのは靭帯や関節包の変性。残念ながら骨や軟骨そのものが変性したものは対応が難しい。

とにかく、関節拘縮(関節可動域の低下)を防ぐには早期対応が肝。骨折などでギプスで固定された状態でも、周辺の関節を動かせる範囲で動かして、早期の運動療法を開始すべき。

不運にも関節炎、骨折、関節軟骨や靭帯損傷、脱臼などで不動状態を強いられている方は、機能回復という次のステージに一刻も早く移っていただきたいと思います。

また、外傷を負わなくても慢性的な運動不足の方にも、廃用性萎縮に近い状態は起こります。




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