骨化性筋炎は進行性と外傷性の二種類に分類されます。
外傷性骨化性筋炎は、コンタクトスポーツ(サッカーやバスケなど)における強打など打撲によって生じた内出血が、受傷後2~4週間後に石灰化することで発症します。
好発部位は大腿四頭筋と上腕筋。
症状は患部の圧痛、関節の可動域制限(大腿四頭筋の場合は膝関節の屈曲制限)。
また神経圧迫の原因となることもあるので、神経症状が伴う場合もあります。
治療はカイロプラクティックが非常に効果的。
受傷直後の内出血が激しい段階では、骨化への進行を防ぐための処置。
すでに骨化が起きている場合は、石灰化した組織の正常化を促す治療になります。
内出血の程度が大きいと治療することを躊躇してしまうかもしれませんが、なるべく早期に進行を止める治療をおすすめします。