おはようございます。
今朝の都内はあいにくの空模様気温もぐっと低くなりました。
体調管理には十分お気を付けください。
さて、日々の診療の中で非常に多く見られるのが股関節痛および股関節に起因する腰背部痛と脚の知覚異常です。
股関節痛の代表的な原因にはインピンジメント症候群、構造的不安定性、関節唇損傷、関節軟骨損傷が挙げられます。
日常生活における基本動作が制限されるためQOLを低下させます。初期の兆候を見逃して適切な処置を行わないと、症状が進行してしまうのも特徴。
股関節のケアには、カイロプラクティックによるモビリゼーションや軟部組織へのアプローチに加えて、股関節周辺筋群のトレーニングが必須です。
股関節の周辺筋群の弱化は股関節の不安定性を増加させて関節の過剰な運動を招き、関節唇や関節軟骨、周辺の靭帯に負担をかけ続け症状を増悪させます。
股関節強化トレーニングは臀筋群と内転筋群、外側広筋、ハムストリングスを意識したメニュー構成になります。
現在症状をお抱えの方、変形性股関節症の家族歴がある方は是非運動療法を取り入れてみてください。