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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

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橈骨亜脱臼~過剰回外変位~

2019年4月19日 by office-k

おはようございます。
連休前に釣りに出かけようと企んでいましたが、次の休日はあいにく雨の予報・・・。
ゴールデンウィークが明けて海が落ち着くまでオフィスでおとなしく過ごすことになりそうです。

さて、先日ゴルファーの方がお越しになった。
主訴は肘外側の痛み。特にプレイ中振りかぶった時とダフった時、日常生活では車のハンドルを切ったときに痛みが増悪する。
ダフった時に痛めやすいのは内側上顆周辺だが、この方の場合は痛みは全て橈骨頭付近に集中。
動作時に痛みが増悪する傾向から、橈骨頭の運動障害を疑って検査。
前腕の回外時に橈骨頭が変位する感じがあったのでまずアジャスメント。

その後に腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、回外筋、念の為肩関節の運動もチェックして治療は終了。

治療後の各種抵抗検査では痛みは無し。
車の運転については後程確認していただくことにした。
(後日お越しになった際に確認したところ再発は無し。)

外側上顆の痛みと言えばテニス肘。
その場合、治療は長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋 などの軟部組織にフォーカスして治療が進められるが、痛みの改善が芳しくない場合は今回の様な橈骨頭の運動障害の可能性が高い。
特に回外動作で痛み増悪の場合。

ドクターによっては橈骨頭の回外変位は起こらないとする方もいるようだが、私の認識では変位は起こる(特に動作時)。実際に多くの患者さんが回外変位の治療で治っている。

橈骨頭の過剰回外変位の治療自体はさほど難しいものではない。
問題は治療後の橈骨頭の安定化。
再発防止には機能トレーニングが必須だがこれは現在試行錯誤中。
加圧状態、非加圧状態でどの程度結果が違うのかも観察中。

肘の痛みでお困りの方に新たな提案ができる日も来るかもしれない。

Filed Under: health

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