閑散としていた学芸大学周辺もお盆休みも終盤(終わり?)を迎え、いつもの賑わいが戻ってきました。
さて、肩こりというと肩の筋肉が硬縮しているようなイメージがありますが、原因は筋肉のみならず、神経、頚椎、顎関節、肋骨など多岐にわたります。
中でも多いのが第一肋骨の上方変位。
第一肋骨に付着している斜角筋の走行角度に向けて、まるで取っ手が閉じるように両第一肋骨が持ち上がります。
必ず両方持ち上がるわけではありません。
この肋骨の変位の痛みを肩こりや寝違えと感じます。深いところからくる嫌な痛みですよね。
肩関節の運動でも痛みが発現しますので、40肩になったのでは?と不安を抱えてお越しになる方もいます。
治療は下部頚椎、第一肋骨、胸椎を治療することでスッキリ治ることがほとんどです。
斜角筋や上部僧帽筋など軟部組織も診ますが、関節のピンポイント治療で良くなることがほとんどです。