• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / サーカディアンリズム:体内時計の重要性

サーカディアンリズム:体内時計の重要性

2019年6月3日 by office-k

おはようございます。
今朝のトレーニングは胸。
体調が良かったので高重量。
インクラインPとダンベルフライは軽い重量まで念入りに。
最後は三頭まで追い込めたのでいいトレでした。

さて、当院には腰痛や40肩などの筋骨格系の症状以外のご相談も寄せられる。
特に近年増えているのが、エネルギーが枯渇し、抑うつ状態の方。
もしくは、身体的にエネルギーが枯渇もしくは、原因不明の不調があるが、精神的には完全に無気力になっているわけではないという方。
両者ともはっきりとした原因がわからないことに、強烈なストレスを感じて精神的な負のループにはまり込んでしまう。

そういった状態に陥るには様々な要因が考えられるが、今日は重要な要因の一つである「サーカディアンリズム」について簡単に書いてみたい。

サーカディアンリズムは睡眠、覚醒、ホルモンや血圧、体温などの日内変動といった、昼夜の変化により人間の体内で24時間周期で起こる内因性プロセスのことを指します。
人体の生理機能や挙動に深く関係している、いわゆる「体内時計」。

サーカディアンリズムを司っているのは大脳視床下部で、昼夜の変化に同期する機能をコントロールしている。よって視床下部はセントラルサーカディアンクロック(中枢時計)と表現される。
中枢時計は自律神経系の調整、体温、糖質コルチコイドシグナル(副腎皮質ホルモンの一種)と密接に関係している。
糖質コルチコイドはエネルギー代謝、ストレス応答、免疫システム、認知能力に関係する非常に重要なホルモン。

身体各所の細胞レベルでは、24時間の日周リズムを制御する「分子時計」が存在し、分子時計はカゼインキナーゼ1、グリコーゲン合成酵素キナーゼ3、脱リン酸化酵素、ユビキチンリガーゼといった賦活素によって調整されている。
分子時計も日周リズムに関連する遺伝子発現や、ホルモン調節、体温調節に関連しています。

上記のようにサーカディアンリズムは生理機能の多くに関与しており、人間の健康にとって非常に重要な要因であることがわかります。

では、サーカディアンリズムが崩壊する原因にはなにがあるのか?

まず原因として環境的要因と遺伝的要因の二つが挙げられます。
環境要因には就労時間、ジェットラグ、四季の変化による日照時間、明暗サイクル、食事摂取のタイミングなどが挙げられる。

遺伝的要因には時計遺伝子であるClock・Bmal1などの変異や異常がある。

上記のサーカディアンリズム崩壊の原因のうち、重要視されている因子は明暗サイクル。
個人の意思でコントロール可能な要因でもあるので、強調される部分でもあると思う。

睡眠・覚醒リズムは光に大きく依存していることから、日光を浴びず夜中までパソコンやタブレットをいじっている人は明暗サイクルの崩壊により体調不良をきたす確率が高くなる。
また、光の強さもサーカディアンリズムに影響するといわれる。
タブレットやPCが発する光の強さが、サーカディアンリズムを狂わせやすい強さなのかもしれない。
PCやタブレットをいじる時間をコントロールするのは難しいという人は、せめて日光を浴びる習慣をつけてみてはどうだろうか。

サーカディアンリズムを正常に保つ食事摂取のタイミングは、朝食をしっかり摂ること。特に炭水化物を摂取することがカギ。

・サーカディアンリズムの崩壊に関連する疾患
糖尿病
気管支喘息
心血管系疾患
アルツハイマー
抑うつ
双極性障害
睡眠障害
慢性疲労

健康のために生活習慣の改善を・・・と指導されたものの何から手を付けたらいいかわからなかったり、運動はしたくないという人は、手始めにサーカディアンリズムの改善から取り組んでみてはどうだろう。

Filed Under: health

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

妊娠中の食事の質とマルチビタミン摂取と2歳児の神経発達との相互作用

2025年6月18日 By office-k

妊娠と産後2年間を含む生後1000日間は、子孫の脳が急速に形成・発達し、生涯にわたる神経発達の基盤を築く時期。この重要な時期にはニューロンの増殖、遊走、凝集、ミエリン化が脳の構造を形成し、後の認知、運動、言語機能の基礎を […]

©2018 Office-k All rights reserved