• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 耳鳴りと顎関節症、ブラキシズム

耳鳴りと顎関節症、ブラキシズム

2022年5月15日 by office-k

耳鳴りに悩む患者では顎関節症とブラキシズムが併存し、患者の精神状態に影響を及ぼす可能性があることが示された。

研究によると、パンデミックによって耳鳴りの既往のある患者さんの40%で耳鳴り症状が悪化している。ウイルス感染や社会的不安で様々な人がメンタルヘルス状態を悪化させ、抑うつや不安レベルが上昇している。

さらに、COVID-19の流行中にブラキシズムと顎関節症が増加したことも研究で示されている。
イタリアの研究によると、パンデミックのためにすべての顎顔面活動が減少しているという。

リンク研究では,耳鼻咽喉科を受診した51名を対象に顎関節症およびブラキシズムの併存を調査。
参加者は全員、耳鳴りハンディキャップ項目(THI)、うつ病と不安に関する質問票、診断基準TMD(DC/TMD)質問票に回答。

34名(66.7%)がブラキシズムと診断され、14名(27.5%)に顎関節症が観察された。

耳鳴り、顎関節症、ブラキシズムの両方を有する患者は不安質問票の得点が最も高かった。
また、うつ病の重症度は耳鳴りの重症度と有意に関連することが明らかになった。

これらの結果は耳鳴り、顎関節症、ブラキシズムの臨床的結びつきを強調している。

Temporomandibular Disorders and Bruxism in Patients Attending a Tinnitus Clinic

耳鳴りのみ、耳鳴りを伴う顎関節症またはブラキシズム、耳鳴りを伴う顎関節症とブラキシズムの各群におけるTHI、BDI、SAIスコア
各群におけるTHI、BDI、SAIスコア

・研究対象は耳鳴りと診断された51名で、ほとんどの症例でブラキシズムを併発していると診断された。
耳鳴り、顎関節症、ブラキシズムの併存率は25%、耳鳴りと顎関節症の併存率は27%。
この割合は、国立歯科・頭蓋顔面研究所の報告による一般成人における顎関節症の有病率(5~12%)よりも高いものです。
耳鳴りのある人の研究サンプルではブラキシズムの有病率が66%と、一般集団の3~8倍であることがわかった。

・耳鳴り、顎関節症、ブラキシズムのすべてを有する患者は、SAI(State Anxiety Inventory)スコアで最も高いスコアを示した。これは、患者の高い不安レベルが顎関節症とブラキシズムを通して現れている可能性がある。

・耳鳴り患者の不安レベルが高いことはよく知られている。もうひとつの重要な発見は、耳鳴りの重症度とうつ病との相関。
耳鳴りが患者のQOLに影響を及ぼす可能性があることを示す一つの例。

・片側の耳鳴りを訴えた14人の患者のうち8人(57%)が、片側および同側の顎のクリック音を有していた。この発見は、耳鳴りは体性感覚系によって引き起こされるという他の研究者の提案を支持する。

・顎関節症・ブラキシズムの診断数が増えるにつれて、すべての調査項目でスコアが上昇する傾向があることも興味深い。これは、顎関節症、ブラキシズム、耳鳴りと耳鳴りの強度の気分への影響を強調するもの。
耳鳴りに加えて顎関節症とブラキシズムがある患者はより耳鳴りの影響を受け、より落ち込み、不安になることが予想される。

当院も顎関節症のご相談が多く、統計的に強めのストレスを感じながら生活されている方が多い傾向がある。
カイロプラクティックによる顎関節へのアプローチによって変形した構造を回復させることはできないが、重症度を進行させる構造への負荷の除去、関節機能の回復には効果的であり、非常に重要なテーマである「進行の遅延」を目的としたメンテナンスとして定期的なケアをお勧めしている。

Filed Under: Chiropractic, health, Mental health Tagged With: 歯軋り, 耳鳴り, 顎関節症

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

人工甘味料が筋骨格系に及ぼす影響

2025年11月9日 By office-k

人工甘味料(artificial sweeteners, ASs)は高い甘味度と低カロリー性から、食品や飲料中で砂糖代替物として広く用いられるようになった一方で、世界的に肥満、糖尿病、その他の代謝性疾患が増加中。ASsは […]

妊娠中の地中海食介入が活性酸素種レベルと総抗酸化能に及ぼす影響

2025年11月6日 By office-k

妊娠は炎症応答によって誘発される酸化ストレス(OS)に対する高い脆弱性と関連している。妊娠期間中は着床、増殖、分化、および胎盤細胞浸潤といった胎盤機能において、活性酸素種(ROS)が生成される。妊娠中のOSはミトコンドリ […]

祝

2025年11月4日 By office-k

M選手、パワーリフティング全日本大会にて自己ベスト更新して2位でした。おめでとうございます!!Bravo!!!

慢性炎症性疾患における腸内微生物叢と免疫系のクロストーク

2025年11月2日 By office-k

腸内微生物叢は消化管に生息する数兆もの微生物からなる共同体で、宿主の健康を維持し、広範囲の生理学的機能を調節する上で極めて重要な役割を果たしている。”ディスバイオーシス”と呼ばれるこの微生物共同体の破綻は上皮バリアの完全 […]

全身性疾患としてのFrozen Shoulder(四十肩)

2025年10月27日 By office-k

四十肩(Frozen Shoulder; FS)は関節包炎(adhesive capsulitis)とも呼ばれ、肩甲上腕関節における進行性の痛み、こわばり、可動域の制限を特徴とし、主に肩関節関節包の肥厚、線維化、慢性滑膜 […]

©2018 Office-k All rights reserved