• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / モートン神経腫

モートン神経腫

2020年4月18日 by office-k

先日、足骨間神経腫(モートン神経腫)のご相談をいただきました。

モートン神経腫が起こる原因としては、

・つま先立ちの際に足の指が背屈すると中足骨横靭帯の遠位端の下にある足底神経が巻き込まれる
・反復的に神経線維と周辺の血管に微細な損傷が起こることによって形成された瘢痕組織による圧迫
・様々な程度の腓骨周囲の線維化
・ガングリオンや嚢胞による圧迫
・中足趾節滑液包炎
・中足趾節関節の亜脱臼
・中足骨骨折

などが挙げられます。

1876年にThomas Mortonが最初にこの病態を中足骨頭間の指節神経の圧迫が原因であると説明し、モートン神経腫と呼ばれています。

症状は趾間部の鋭い焼けるような痛みと、足の指に放射状に広がるヒリヒリ感、前足部の感覚異常。
痛みが発現する部位は足底側が一般的です。

当院にお越しになるモートン神経腫の患者さんの多くは女性。世界的な統計でも女性に多く発症しています。

外科手術やコルチコステロイド注射などが治療方法として選択肢に上がりますが、加えてカイロプラクティックも治療の一助になると思います。
しかしカイロプラクティックだけだと重症度によっては治癒までに相当の時間がかかるため、外科手術後の予後のメンテナンスや、コルチコステロイド注射との併用が現実的ではないでしょうか。

カイロプラクティックが重要な役割を果たすモートン神経腫の原因はいくつかあります。

まず足関節の背屈制限。
足関節背屈が適切に行われていないと歩行中に踵が早期に持ち上げられたり、前足部圧が上昇したりするなどの補正が行われるため、前足部に痛みが生じることがあります。
また、足関節の回内が中足骨骨頭の過剰可動性を引き起こす可能性も指摘されています。
足関節の支持力の変化とバイオメカニクスの変化が骨間筋に作用し、筋膜の硬直が増加することで神経への負担を増幅しているという仮説も考えられます。
よって、足関節の機能回復は非常に重要な課題と言えます。

次は原因として上記した瘢痕組織、筋膜の硬縮など軟部組織のリリース。
特に足底神経に神経にクロスするように覆っている足背部の筋膜の処置は治療していて非常に重要なポイントだと感じます。

手術や注射で痛みをある程度取り除いたら、原因となる構造的、あるいは機能的な問題をカイロプラクティックによって排除することで、治療後の予後が良好になると同時に再発防止に役立ちます。

Filed Under: health Tagged With: モートン神経腫, 学芸大学整体院

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ヨガのポーズによる下部腰椎の軟部組織機能低下が生じた一例

2025年6月16日 By office-k

以前ヨガやピラティスに起因する様々なご相談をご紹介したブログ、その後も様々なご相談が相次いでいる。今回のメモはタイトルの通り、ヨガのポーズによる下部腰椎の軟部組織に機能低下が生じた一例をご紹介したい。 患者さんは40代女 […]

ワイン摂取と骨密度

2025年6月12日 By office-k

ワイン摂取の健康効果はローマ時代から知られており、これはポリフェノールの存在に関連している。ポリフェノールの抗酸化・抗炎症性有機化合物はブドウの果皮や種子に存在し、ワインの発酵過程で抽出される。軽度から中程度のワイン摂取 […]

オリンピック女子ビーチバレーボール選手の試合日負荷が代謝および免疫応答に与える影響

2025年6月7日 By office-k

今回のメモは、世界クラスのビーチバレーボールビーチバレー(BVb)アスリートにおける代謝および免疫に関する先駆的な調査をまとめてみたい。ビーチスポーツ全般に関する研究が不足していることや、屋外競技全般に関する研究が不足し […]

エナジードリンクと自殺願望

2025年6月4日 By office-k

カフェインは世界で最も広く利用されている精神作用物質で、世界人口の約80%が日常的にコーヒー、茶、およびエナジードリンク、サプリメントなどの形態で摂取している。 カフェインは主にコーヒー豆、茶葉やカカオ豆に存在し、エナジ […]

スポーツ栄養学におけるセレンの役割

2025年6月2日 By office-k

今回のメモは、スポーツ栄養学においてはあまりスポットライトが当たらないセレンの存在に注目してみたい。 セレンは主にセレノプロテインを介して生体内で機能する、アミノ酸であるセレノシステイン(Sec)を含む特殊タンパク質ファ […]

©2018 Office-k All rights reserved