大転子滑液包炎は股関節外側痛の一般的な原因で、臀筋群の腱鞘炎と併発しているケースが多い症状。
パンデミック以降、股関節痛のご相談が飛躍的に増えたので、滑液包の退行変性も関与しているのかもしれない。
40~60代の女性の患者さんのご相談が多く慢性症状の方が多いことから、運動量の低下やベースの筋肉量などと関係していることも想像に難くない。
腰痛や膝関節痛も併発している方も一定数いらっしゃる。
症状は股関節外側痛で、下肢から臀部に放散するケースもある。
歩行や階段昇降で痛みが悪化したり、睡眠時に患側で寝ると当たって痛かったりという場合も。
当院の治療法では、危険因子となる他の股関節周辺筋群や仙腸関節、腸脛靭帯、膝関節、腰椎を患部と同時にケアできるので、現在のペインコントロールと将来的なリスクの除去を同時に行います。
投薬ではこれは不可能。
股関節の問題は慢性化すると多方面に影響し非常にリスキーです。
自覚症状のある方はお早めにご相談ください。