手の甲に痺れを感じて来院された患者さんのケース。
来院前にご自身で脳梗塞など脳の検査は済んでおり、頸椎ヘルニアの可能性も疑って当院にお越しになった。
確かに頸椎ヘルニアなど神経根症状の可能性もあったが、ヘルニアの整形外科的検査法に反応なし。
コンパートメント症候群が発症するような心当たりもなく、症状発現のきっかけはご本人も見当がつかないという状況。
神経系の検査にはイマイチ反応が無いので手背部の筋肉の触診に移行し、背側骨間筋を触ると鋭い圧痛。
背側骨間筋のリリース後は劇的に症状改善。
本人も驚いておられた。
原因構造も治療もシンプルなケースだったが、背側骨間筋だけが単独でなぜ?
ご本人も心当たりがないというし、今までも耳にしたことがあったかなぁ?と記憶をたどらないといけないくらい稀なケースだった。
忘れてしまう程度の打撲などがあって末梢神経や末梢血管の問題として後々出てきたのかもしれない。
こういうちょっとした微細な構造もカイロプラクティックは威力発揮します。
なかなか改善しない痛みでお困りの方は是非ご相談ください