• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 酸化ストレスバイオマーカー線維筋痛症

酸化ストレスバイオマーカー線維筋痛症

2022年6月21日 by office-k

線維筋痛症(FM)は主に女性が罹患する疾患で、原因はまだ特定されておらず、全身の痛みに加え、不安、抑うつ、疲労、体重増加、QOLの低下、日常業務の困難などを引き起こす。

過去に体内の炎症マーカーがFMを悪化させるかどうかを調査した研究では、痛みのレベルが強いFM女性および除脂肪体重が低いFM女性はQOLが低いことに加え、筋力が低下していた。
FM女性の炎症を抑え、筋肉量と筋力の増加を改善し、QOLを向上させるための取り組みを行うことが推奨される。

線維筋痛症(FM)の原因の一つとして、酸素活性種の増加が指摘されている。
また、レドックスマーカーのアンバランスがFM患者の痛みの増幅や除脂肪体重と関連する可能性も指摘されている。

リンクの研究は、FM患者における痛みと除脂肪体重に関連する可能性のある因子を調査することを目的としたもの。
FM患者47名を対象とした横断研究。

筋肉痛の自己認識、除脂肪体重、身体組成、QOL、睡眠の質、うつ病指数、筋力パフォーマンス、酸化ストレスバイオマーカーを評価。

結果、血中抗酸化物質濃度が低くQOLが低いと、筋肉痛が大きくなることが観察された。
また、血中酸化ストレスマーカーが高く、筋力パフォーマンスが悪く、QOLが低いと、FM患者の除脂肪体重が低いことが観察された。
過酸化脂質の増加と抗酸化物質の減少は筋力の低下と生活の質の低下に加え、FM患者における筋肉痛の増加と除脂肪体重の減少に独立して寄与をしている可能性があると結論。

Oxidative Stress Biomarkers and Quality of Life Are Contributing Factors of Muscle Pain and Lean Body Mass in Patients with Fibromyalgia

・筋肉のパフォーマンスの低下、QOLの低下、さらにレドックスバイオマーカーの不均衡が、FM患者における筋肉痛の増加や除脂肪体重の減少の独立した要因である可能性が示された。
レドックスバイオマーカーのバランスを整える努力は、筋肉痛や除脂肪体重といったFM患者の筋肉症状の改善における優先事項のひとつであると考えられる。

・ストレスが筋肉痛や炎症反応を引き起こすと、ストレス認知がQOLの低下につながることから中枢性感作がFM疼痛における基本的なメカニズムであることが示唆されている。

・ミトコンドリア機能障害は、末梢性筋肉痛、脱力感、疲労、運動不耐性を引き起こす可能性があり、FMで報告されているように慢性疼痛患者は、うつ病、不安、睡眠障害、認知障害などの併存疾患を有する確率が高い。

・他の研究では、持続的な痛みと抗酸化活性、特にSOD依存との間に直接的な関連があることがわかった。これは、SODレベルの減少が筋肉痛の増加と関連しているという今回の知見を裏付ける。

・細胞ホメオスタシスの乱れ、筋骨格系の酸化ストレス、低いQOLが、FM患者における高い筋肉痛の予測因子となる可能性がある。

・肥満がFMにおける大きな懸念材料であることを強調する。FM女性における過体重および肥満の有病率は76%であり、平均BMIは28.99kg/m2であった。
最近の研究では、肥満や過体重のFM患者は正常体重の患者よりも痛みやQOLの面で障害があり、BMIが高いFM患者は除脂肪体重が低く、QOLが悪いことが示されている。

・酸化的バイオマーカーの血中濃度は年齢と相互作用するようだ。

Filed Under: health Tagged With: 線維筋痛症

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ヨガのポーズによる下部腰椎の軟部組織機能低下が生じた一例

2025年6月16日 By office-k

以前ヨガやピラティスに起因する様々なご相談をご紹介したブログ、その後も様々なご相談が相次いでいる。今回のメモはタイトルの通り、ヨガのポーズによる下部腰椎の軟部組織に機能低下が生じた一例をご紹介したい。 患者さんは40代女 […]

ワイン摂取と骨密度

2025年6月12日 By office-k

ワイン摂取の健康効果はローマ時代から知られており、これはポリフェノールの存在に関連している。ポリフェノールの抗酸化・抗炎症性有機化合物はブドウの果皮や種子に存在し、ワインの発酵過程で抽出される。軽度から中程度のワイン摂取 […]

オリンピック女子ビーチバレーボール選手の試合日負荷が代謝および免疫応答に与える影響

2025年6月7日 By office-k

今回のメモは、世界クラスのビーチバレーボールビーチバレー(BVb)アスリートにおける代謝および免疫に関する先駆的な調査をまとめてみたい。ビーチスポーツ全般に関する研究が不足していることや、屋外競技全般に関する研究が不足し […]

エナジードリンクと自殺願望

2025年6月4日 By office-k

カフェインは世界で最も広く利用されている精神作用物質で、世界人口の約80%が日常的にコーヒー、茶、およびエナジードリンク、サプリメントなどの形態で摂取している。 カフェインは主にコーヒー豆、茶葉やカカオ豆に存在し、エナジ […]

スポーツ栄養学におけるセレンの役割

2025年6月2日 By office-k

今回のメモは、スポーツ栄養学においてはあまりスポットライトが当たらないセレンの存在に注目してみたい。 セレンは主にセレノプロテインを介して生体内で機能する、アミノ酸であるセレノシステイン(Sec)を含む特殊タンパク質ファ […]

©2018 Office-k All rights reserved