• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / nutrition / 脂質毒性肝細胞モデルにおけるブロッコリー抽出物の細胞死抑制作用

脂質毒性肝細胞モデルにおけるブロッコリー抽出物の細胞死抑制作用

2023年2月13日 by office-k

肥満は高血圧、冠動脈疾患、2型糖尿病、心理的問題、癌、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)など、合併症や代謝障害を患う可能性が高くなる。

NAFLDは、アルコールを大量に摂取せずとも肝臓に脂肪酸が過剰に蓄積される病気で、重症度は単純な脂肪肝から非アルコール性脂肪肝炎(NASH)まで様々で、肝硬変や肝がんにつながる可能性もある。

NAFLD、特にNASHには、数多くの臨床試験が進行中であるにもかかわらず承認された治療法はない。

NAFLDの進行を抑制・遅延のために、いくつかの天然化合物の試験が行われているが、中でも肥満の代謝障害に対するBrassica oleracea副産物(BBPs)の生物学的可能性は非常によく知られている。
Brassica oleracea種の中ではブロッコリー(Brassica oleracea var italica)が肥満の治療を助ける潜在的な候補として浮上しており、大量のグルコシノレートすなわちスルフォラファン前駆体であるグルコラファニンを含むのがその理由として挙げられている。
BBPに含まれる有名な化合物には、フェノール、グルコシノレート、カロテノイド、アスコルビン酸など抗酸化作用を示すものがある。

リンクの研究は、ヒト肝癌HepG2細胞を用いた遊離脂肪酸(FFA)誘発性脂肪毒性の in vitro モデルにおいて、ブロッコリー(Brassica oleracea var italica)の3種類の抽出物の影響を調査したもの。
ブロッコリーの葉、茎および花序の抽出物は、HepG2細胞の細胞生存率を用量依存的に低下させた。
しかし、葉、茎、花序の最大非致死濃度(10μg/mL)では、HepG2細胞のミトコンドリア機能および中性脂質の蓄積を損なわないことが確認された。
ブロッコリー抽出物は、コ・インキュベーションまたはプレインキュベーション戦略のいずれにおいてもHepG2細胞におけるFFA誘発性脂質蓄積を有意に減少させた。
ブロッコリー抽出物にはHepG2におけるFFA誘発カタラーゼ活性の低下を防ぐ能力がある。

Brassica oleracea Var italica by-Products Prevent Lipid Accumulation and Cell Death in a Liver Cell Model of Lipid Toxicity

・ブロッコリーはBrassica oleracea種の中で最も総フェノール量とフラボノイド量が多く、これはこの作物の高い抗酸化能と関連している。
この研究のデータでは、ブロッコリー抽出物はHepG2細胞において用量依存的な毒性を示したが、最大無毒性濃度(10µg/mL)ではミトコンドリアの酸素消費率に影響を与えないことが明らかになった。
さらに、抽出物はt-BHP誘発の酸化的細胞障害には効果がないにもかかわらず、ヒトHepG2細胞において生理的濃度以上の脂肪酸の下で脂質滴の蓄積を有意に減少させることがわかった。
脂肪酸処理した細胞では細胞内レベルに影響はなかったが、カタラーゼ活性は著しく低下した。
ブロッコリー抽出物、特にE1(葉)はFFAによるカタラーゼ活性減少を有意に抑制した。

・NAFLDには脂質およびその誘導体の過剰蓄積による弊害が関与する。
Nrf2関連の抗酸化系は、NAFLDにおける酸化ストレス亢進に重要な役割を果たす。
Nrf2活性化はin vitroおよびin vivoでNAFLDによる炎症、血清および肝内脂質レベル、肝臓の病的変化を効果的に改善することができ、Nrf2がNAFLD治療の有望なターゲットであることが示されている。
ブロッコリー抽出物から単離されたフィトケミカルであるスルフォラファンはNrf2標的酵素であるNQO1を誘導する。スルフォラファンは、S-β-チオグルコシドNhydroxysulfate(グルコシノレート)であるグルコラファニンの加水分解産物である。

結論
in vitroにおいて、超生理的濃度の脂肪酸にさらされた肝細胞の脂質蓄積を減少させるBBP抽出物の可能性を示した。
この効果はNAFLD予防と治療におけるBBPの可能性を強調する。
同じ種であっても、異なる国の植物に由来し、異なる季節に採取された植物抽出物についても地域間および時間的な差異に関するさらなる情報を得るために試験を行う必要がある。
NAFLD動物モデルを用いたin vivoの概念実証でBBPの効果を検証し、その肝保護活性を実証する必要がある。

https://www.mdpi.com/2072-6643/15/4/924

Filed Under: health, nutrition Tagged With: 栄養学, 肥満, 非アルコール性脂肪肝

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

膝関節損傷歴の有無によるゴルフダウンスイング時の下肢バイオメカニクス

2025年9月18日 By office-k

不適切なゴルフスイング動作は打球の質に影響を与えるだけでなく、スポーツ障害の発生率を高める。ゴルフスイングに関しては、指導者の”個人的な見解”や”SNS上の情報”など科学的な検証とデータに基づかない知見に左右されるアマチ […]

Case Report:棘下筋の退行変性

2025年9月17日 By office-k

今回のメモは、棘下筋の退行変性(炎症、萎縮、癒着、硬縮)が患部及び肩甲骨周辺(背中、首)に関連痛を引き起こしていた症例を簡単にまとめてみたい。 患者さんは40代男性。ベンチプレスのボトムで力を入れた瞬間に肩に痛みを感じ、 […]

ラットにおける高脂肪食誘発性腎損傷:タルトチェリー補給の役割

2025年9月14日 By office-k

肥満が世界的にパンデミックレベルに達している。 肥満はアディポネクチン、レプチン、レジスチン産生を介して直接的、また肥満関連糸球体症の病理との関連を通じて間接的に慢性腎臓病(CKD)になりやすい体質を個人に与え、アテロー […]

閉経時期に対する栄養と生活習慣の影響に関する包括的分析

2025年9月11日 By office-k

世界的な自然閉経の平均年齢(ANM)は通常48歳から52歳とされ、閉経移行期は女性に長期的な健康上の大きな影響を与える。45歳以前に起こる閉経、いわゆる早期閉経は骨粗しょう症、心血管疾患、2型糖尿病、うつ病、および総死亡 […]

血管老化と心血管疾患と戦うための腸内細菌叢の標的化

2025年9月7日 By office-k

ラクトバチルス、ビフィドバクテリウム、フィーカリバクテリウムといった有益な細菌株由来プロバイオティクスは、血管老化と心血管疾患(CVD)を軽減する上で有望性が示されている。これらのプロバイオティクスは免疫機能を高め、炎症 […]

©2018 Office-k All rights reserved