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βグルカンベースの感染予防戦略

2021年4月21日 by office-k

β-glucans: wide-spectrum immune-balancing food-supplement-based enteric (β-WIFE)vaccine adjuvant approach to COVID-19

順正学園免疫学研究所が、β–グルカンをベースとする感染予防戦略を提案する解説(Commentary)をまとめ国際論文として発表し、β–グルカンの新たな作用として「訓練免疫」いう概念を提唱した。

”βグルカン”
酵母、細菌、真菌の細胞壁に豊富に含まれる異種の多糖類で訓練免疫(TRIM)を誘導する。また、自然免疫細胞のエピジェネティック・リプログラミングを誘導し、細胞の活性化、サイトカインの産生増加、そして代謝機能の変化をもたらす。

・ウイルスの変異などのCOVID-19の複雑さとワクチンによって誘導される免疫の持続時間の不確実性によってCOVID-19のパンデミックを抑制するための努力が妨げられている。
・そこでAureobasidium pullulans AFO-202由来のβ-グルカンを用いた暫定的な治療法を提案する。AFO-202由来のβ-グルカンはBacille Calmette-Guのような訓練免疫を誘導することが報告されている。訓練免疫(TRIM)の誘導は、COVID-19に対する有望な防御戦略である。
・TRIMはβ-グルタミン、βグルカン、BCGワクチンなどの刺激物によって誘導されることが報告されている。
・βグルカンは骨髄の中枢レベルでのエピジェネティックな変化により、Bacille Calmette-Guérinワクチンのような訓練免疫を誘導することが報告されている。
・βグルカンはデクチン-1など特定の病原体認識受容体と結合して粘膜免疫を活性化し、リンパ節に到達して適応免疫と自然免疫の両方を誘導することができる。
・βグルカンはインフルエンザワクチンなどのワクチンの免疫アジュバントとしても使用されているため、従来のワクチンが普及するまでは経口的に摂取できることから従来のワクチンが普及するまでは経口摂取可能なワクチンアジュバントとして広範囲の免疫バランスをとることができる。
・腹腔内にβグルカンを投与すると、Lin-Sca1+ cKit+ (LSKs)および多能性骨髄系前駆細胞3(MPP3)を発現する造血幹細胞(HSC)が特異的に拡大し、セントラル」メモリーを生成する。
・β-グルカンによるエピジェネティックな変化は、二次感染やウイルスなどの刺激によって速やかに活性化されるのでCOVID-19に対するワクチンの有力な戦略となる可能性がある。
・免疫系のあらゆる側面がβグルカンによって活性化され調節されている。βグルカンは、長期的に有効な免疫を生成し、広範な防御力を持つ。

・β-グルカンは様々な病原体に対して長期的なTRIMを作り出すことができ、すべての年齢層で摂取しても安全であり、FDAで安全と認められたカテゴリーに属している。
・βグルカンには多くの種類があるが、酵母やマッシュルーム由来のβグルカンは他の種類のβグルカンよりも強い免疫調整作用を持っている。
・経口βグルカンは、免疫反応を高めCOVID-19の症状を軽減する予防的サプリメントとしてよく知られている。
・コロナウイルスの受容体であるACE2は消化器系の上皮細胞の細胞質に存在しており、ウイルスのヌクレオカプシドタンパク質は直腸、十二指腸、胃の各上皮細胞の細胞質に現れる。これは腸がCOVID-19の感染経路、病因に関連している可能性を示唆している。腸に対する免疫効果を持つβグルカンは、COVID-19治療に有利な補充戦略となる可能性が有る。
・腸内細菌叢も感染症関連疾患を決定する重要な要素である。β-グルカンは、腸内細菌を調節することもできます。

”AFO-202 β-glucan”

・黒酵母Aureobasidium pullulans AFO-202株由来のβ-グルカンは抽出や精製の必要がなく高純度のβグルカンが得られる。
・AFO-202のβグルカンは、COVID-19に関連する様々なポジティブな免疫反応を誘発することができる。
・COVID-19のサイトカインストームで最も上昇するサイトカインであるIL-6のレベルを低下させた。
・AFO-202βグルカンは1996年に日本の規制当局が食品添加物として承認して以来、高齢者にも安全で有効であることが確立されている。
・AFO-202 β-グルカンは、COVID-19の患者において血液凝固障害のリスクを減少させる効果があることが示唆されている。


抜粋するとこんな感じ。
真菌類はタンパク合成の面でも優秀だし、免疫調節でも威力を発揮するスーパーフード。



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