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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

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アキレス腱の痛み

2019年12月9日 by office-k

アキレス腱の痛みを訴えて来院する方が増えている。
今までアキレス腱の障害で来院されるのは、老若男女問わず圧倒的にランナーの方が多かったが、最近お越しになる方の共通点はトランポリンを用いたエクササイズ(?)を週に何回かやっている方。
たまたまかもしれませんがトランポリンをやっている方が続きました。流行ってるんですかね。

現場を見たこともやったこともないですが、トランポリンの不安定性感を想像すれば、なるほど、足関節に不安定性がある方のアキレス腱にダメージが蓄積するのも納得がいきます。

お越しになった方は全員アキレス腱の炎症の初期段階で、浮腫と圧痛が見られましたが、組織の硬縮までは進んでいませんでした。その程度であれば治療後は腫れも痛みのレベルも問題ない程度まで戻せます。
しかし戻ったから治療終了・・ではなく、私はそこからさらに組織のリリースを行い、炎症物質の代謝や腱線維の整列の正常化を促す治療を入念にやります。
なぜかというと、治療が甘いと↑に置いた画像のように微細断裂が発生するリスクが残ったままになり、アキレス腱炎の再発リスクが増大しますし、微細断裂が反復されればアキレス腱断裂の可能性も高くなります。
また腱周辺の構造にも炎症が広がるリスクが増大し、二次的な障害を生み出します。例えばアキレス腱であれば隣を走行する足底筋腱への炎症拡大。
よって腱の治療はアキレス腱に限らず入念に行います。

アキレス腱炎(他の腱炎も共通していますが)のスポーツ以外のリスク要因として加齢、遺伝的要因、代謝機能低下が挙げられます。症状の予防や進行の遅延目的で家庭でできる簡単なセルフケアはカーフレイズ。
栄養面ではサプリメントによるビタミンC、コラーゲンの摂取が推奨されます。

足首に不安定性が残っている状態でトランポリン等のエクササイズに戻ると当然再発リスクが高いままなので、まずは足関節の安定性を高めるトレーニングを行うことも重要です。

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