• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / ランナーの膝痛

ランナーの膝痛

2020年4月15日 by office-k

Suprapatellar Pouch 膝蓋上包

膝痛でお越しになる患者さんのほとんどがランナーやサッカー、トライアスロンなどなどアスリート。

痛みの出方や原因は腸脛靭帯や外側側副靭帯、半月板、膝窩筋など千差万別。

先日、たまたま2例続けて治療したのが膝蓋上包という滑液胞に炎症が起きているケース。
お一人はランナーの方で、もう一人はフィジーク選手。

お二人とも膝蓋骨の上方(↑の図のSuprapatellar pouchと線が入っている部位)から膝の周り全体にかけて痛みが発現。
最も強い圧痛は膝蓋上包で観察されました。

膝蓋上包に炎症が現れる原因としては、膝蓋腱との摩擦、膝蓋骨の運動障害などがポピュラーですが、個人的に強い因果関係を感じるのは大腿骨と脛骨の関節運動の問題です。

膝蓋上包や膝蓋腱、膝蓋骨を単体で治療するよりも、大腿骨と脛骨の関節運動の異常を同時に治療したほうが治療後の膝蓋上包のペインレベルも治療効果の持続性も非常によろしい。
筋群も同様です。
筋肉の治療よりも、関節の治療のほうが効果が高い。

関節面と膝蓋上包は位置的に離れているので一見関連性がなさそうに見えます。
しかし、膝関節の関節運動の異常に端を発して、

・より関節面に近いところの滑液包に炎症が生じ、その炎症物質が膝蓋上包に拡散している。
・慢性的な微細炎症により滑膜自体が変性し負荷に耐えられなくなってきている。

などいろいろな仮説が考えられます。


非アスリートの場合は質的な栄養失調による滑液成分の変化なども原因に挙げられますが、栄養摂取にこだわりを持つアスリートが多い中その可能性は低いでしょう。


関節運動の異常に関与する膝窩筋、大腿二頭筋、腸脛靭帯、腓腹筋が予防的セルフケアの対象となりますが、どういった関節運動の異常が起きているか検査で把握してから標的の筋肉にアプローチしたほうが無難です。
やみくもに筋膜リリースなど行うと逆効果になるリスクがあります。





Filed Under: health Tagged With: ランナー膝, 学芸大学整体院, 膝痛

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

葉酸受容体アルファ自己抗体を持つ女性における妊娠中のフォリン酸補給:自閉スペクトラム症の潜在的予防

2025年7月3日 By office-k

自閉スペクトラム症(ASD)有病率が近年著しく上昇している。最近の推定では約36人に1人の子どもが罹患しているとされている。 遺伝的要因だけでなく、胎児の発育期における免疫介在性のメカニズムがASDの病因に関与していると […]

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

©2018 Office-k All rights reserved