おはようございます。
今朝のトレーニングは腕。二頭三頭まんべんなくやりました。腕の径は41cmで頭打ちになっているのでちょっとメニュー構成を考え直す時期かもしれません。ぼくの場合三頭には刺激が入りやすいのですが、上腕筋の刺激の入りが甘い。
そこを克服できれば成長の余地が出てくると考えています。
上腕50cm越えまで長い旅路になりそうです。
さて、先日のブログで肋骨の変位に起因する肩痛のケースをご紹介しましたが、もう一つ肩痛や頸部痛、頭痛の大きな原因となる構造に顎関節があります。
顎関節症と診断されない限り、なかなか日常的にケアしようとは思わない部位ですし、顎関節事体に自覚症状が現れない方も多いので原因として見落とされやすい部位です。
しかし、顎関節のケアによって症状が緩解する方が結構な割合でいらっしゃるので、私の中で顎関節は治療における優先度の高い構造。
例えば肩や首、頭痛の治療の際、初回の診療時の痛みの軽減具合によってはすぐに顎関節の診療に移るといっても過言ではありません。それくらい頭頚部や肩に影響を及ぼす構造。
顎関節と一言で言っても、関節、筋肉、神経と顎関節の機能低下の原因は様々。
多いのは食いしばりによる筋肉の過緊張や炎症。それが頭頚部に過剰な負担を与えているパターン。
それ以外にも生活習慣や栄養状態に起因する神経症状など、細かく上げるときりがないのですが、顎関節を構成する筋の過緊張は多くの患者さんの共通症状です。
個人的に、顎関節を構成する筋の過緊張を起こしている人は患側の頸椎関節包も過剰に緊張している傾向があるように感じます。
それが炎症物質の拡散によるものなのか、関節のアライメントの問題によるものなのか、もしくはその両方なのかもしれませんが。
治療ではまずその筋の過緊張を除去していき、顎関節の開閉リズムや頸椎の可動域、側頭骨のテンションなどを正常化していきます。
重症度が中程度くらいの方までは、顎関節一回の治療でスッキリする方も多いですね。
意外かもしれませんが、顎関節はカイロプラクティック療法と親和性が高い構造です。