質の高い食事の摂取は、アスリートパフォーマンスのみならずアスリートの全体的な健康状態にとって非常に重要である。
最新のスポーツ栄養ガイドラインでは、アスリートが健康的な食事を摂取し、トレーニングや競技のスケジュールに関連した栄養戦略を併用することが推奨されている。つまり、アスリートパフォーマンスと選手の健康を両立すべきであるということだ。
しかし、近年のアスリートは動物性タンパク質の多い食事に偏り、果物や野菜の摂取が十分でないことが多い。
利便性、経済性、味の好み、ボディイメージ、文化、ライフスタイル、信念、体重管理、胃腸症状といった様々な要因がアスリートが質の高い食品選択の決定を下す能力に影響を与えるが、中でも最も重要な要因がアスリートの栄養に関する知識である。
情報化社会とはいえ個々のアスリート間では栄養知識のギャップが大きく、栄養教育(NE)の提供を通じて栄養知識の向上を促進しなければ質の高い食品選択の改善を促すことはできない。
NE介入が必ずしも選手の食事習慣を改善する保証はないが、栄養知識の増加と体組成の変化を通じてアスリートがNEから恩恵を受ける可能性は高くなるだろう。
現在、NE介入に使用される方法は多岐にわたっており、最も効果的なNEのためにどのようなデザイン要素やコンテンツを含めるべきか議論されている。
最新データによると、アスリートは動的、聴覚的、視覚的なテクニックを織り交ぜた魅力的なNEを好無傾向があるという。
しかし、私がカイロプラクターとしての本業の傍らでそれら全てを提供するのは無理なので、文章という最も古典的(しかし、最も有益な)方法でNEの一翼を担うことをご容赦いただきたい。
そのデータでは、アスリートは、主要トピック(エネルギー、栄養素、水分補給の必要性)に優先順位をつけたという。
そこで今回のnoteは、アスリートのエネルギー摂取に関するデータ(対象年齢は若いが参考になるだろう)とエネルギー代謝能が及ぼす健康への負の効果についてデータをまとめてみたい。
どのような競技種目にもかかわらず、選手とコーチは頭に入れておくべき内容になっている….続きはこちら