• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 脱力感を伴う腰痛

脱力感を伴う腰痛

2019年3月3日 by office-k

おはようございます。
今週末はアーノルドクラシックで盛り上がっていますね。


さて、今回ご紹介するケースは仰向けになると筋肉に力が入らなくなると同時に立ち上がれなくなり、腰痛が増悪するケースです。

患者さんは40代の男性。

来院初日は急性腰痛で立ったり座ったりするのも厳しい状態。
特別な運動、労作など発症原因の心当たりはなし。
急に発症。

起き上がるときの腰痛+下半身の脱力感も著しい。腹筋にも力が入らない

SLRなどの他動的検査では痛みは出ず、一度立ち上がってがってしまえば痛みはない。

初回治療は仙腸関節運動、腰方形筋、股関節関節運動など患者さんへの負担が少なくベーシックな治療内容。
治療後は椅子からの立ち上がりや、立位での前屈運動での痛みは減り、可動域も増えたものの痛みは残っている状態。

治療二日目

前回の治療後数日はペインレベルは10→5
下半身および腹筋の脱力感は残り、痛みがひどい側(左半身)のこわばりを感じるとのこと。起き上がるときの痛みもほぼ変わらず。

患者さんの状態も多少落ち着きを見せたことから、相談の上少し治療の刺激を上げて神経にフォーカスしてこの日は治療することに。
SLRで症状は増悪しなかったものの、坐骨神経のテンションポイント、特に膝関節付近で強い圧痛あり。スランプテストでこわばりの増悪。

治療
ニューロダイナミック法
・神経可動性増加
・神経収縮性増加
・神経絞扼の減圧
・神経粘弾性の変化
・神経内の血行の改善
・神経伝達の改善
・自律神経の活性化

腰椎4番および5番の屈曲可動域の治療
ハムストリングスのリリース

治療後起き上がる動作の痛みは大幅に改善。
立位による前屈も、当初指が床につかなかったが、掌が床につく程度に改善。その際の痛みは無し。
治療後連絡を取り合ったところ、治療後はまずまずのご様子。

計二回の治療でポイントはニューロバイオメカニクスの改善にあったように思う。
特に腰椎4番とハムストリングスのテンションポイント。
脊髄~坐骨神経にかけての神経線維の運動と粘弾性の改善が功を奏した。

なぜ坐骨神経に問題が起きたのであろうか。
可能性として考えられるのは、長時間のデスクワークや車の運転によって長時間臀部が圧迫され、坐骨神経への血流が減少し神経線維が退行変性した可能性(中枢神経系、神経根、末梢血管には血管が存在します)。
もう一つはヨガやストレッチによる神経への伸張刺激によって血液供給が断たれて神経に異常が出た可能性(神経の伸張が15%増加した際、血液供給が断たれる)。

しかしSLRで症状が増悪しなかったのはなぜなのだろう。
不可解だがそういうケースもあると。










Filed Under: health

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

慢性炎症性疾患における腸内微生物叢と免疫系のクロストーク

2025年11月2日 By office-k

腸内微生物叢は消化管に生息する数兆もの微生物からなる共同体で、宿主の健康を維持し、広範囲の生理学的機能を調節する上で極めて重要な役割を果たしている。”ディスバイオーシス”と呼ばれるこの微生物共同体の破綻は上皮バリアの完全 […]

全身性疾患としてのFrozen Shoulder(四十肩)

2025年10月27日 By office-k

四十肩(Frozen Shoulder; FS)は関節包炎(adhesive capsulitis)とも呼ばれ、肩甲上腕関節における進行性の痛み、こわばり、可動域の制限を特徴とし、主に肩関節関節包の肥厚、線維化、慢性滑膜 […]

乳がん手術後の化学療法中の体組成分析と身体活動およびQOLの関連

2025年10月25日 By office-k

乳がんは世界的に女性において最も頻繁に診断される悪性腫瘍だが、予防および治療の進歩により生存率は著しく改善しており、先進国では早期発見が増加している。局所限局期乳がんにおける5年相対生存率はおよそ99%に達し、治療を完了 […]

スポーツ障害:腱障害における代謝因子

2025年10月24日 By office-k

スポーツ腱障害は様々な競技のアスリートに影響を与え、慢性化すると従来のリハビリテーションアプローチに抵抗を示すことが多い。従来の腱障害マネジメントは、制御されている伸張負荷が適応的組織リモデリングを促進するというメカノバ […]

筋パフォーマンス、筋酸素化、および運動後の回復に対する口呼吸vs鼻呼吸の効果

2025年10月22日 By office-k

運動中の筋パフォーマンスは、筋組成(線維タイプ、サイズと長さ、構造、筋束羽状角など)、筋脂肪組織、代謝供給、インスリン感受性、神経筋活性化、および筋酸化的能力など、多数の要因に依存する。 骨格筋代謝を支えるさまざまな経路 […]

©2018 Office-k All rights reserved