• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / Mental health / 超加工食品の消費と精神疾患

超加工食品の消費と精神疾患

2022年6月22日 by office-k

低質な食事は精神疾患の潜在的危険因子として認識されている。

過去の研究では、赤身肉や加工肉、精製穀物の消費、食事パターン分析、あるいは飽和脂肪や砂糖の摂取などの多量栄養素含有量とうつ病との関係と対象とした調査がほとんどだったが、近年の研究によって、食品加工の程度が精神障害における食事の質の指標として関与していることが明らかになっている。

リンクの研究は、現代のエビデンスを統合してメタ分析し、超加工食品の消費と精神障害との関連を明らかにすることを目的としたもの。

結果、超加工食品の摂取の多さは、抑うつ症状および不安症状のオッズの増加と関連していた。
さらに、超加工食品の摂取が多いほどうつ病リスクが上昇することが示された。
超加工食品の摂取と有害な精神衛生との間に双方向の関連性が存在することが示唆された。

Ultra-Processed Food Consumption and Mental Health: A Systematic Review and Meta-Analysis of Observational Studies

・超加工食品の消費と精神障害パラメータとの関連を報告した385,541人の参加者の系統的レビューとメタ分析。
横断研究を含む一連のメタ分析の結果、超加工食品の摂取が多いほど抑うつ症状および不安症状のオッズの上昇と関連していた。
超加工食品の摂取量が多いことは、その後の抑うつ的転帰のリスク上昇と関連していた。

・メタアナリシス対象外の研究のナラティブシンセシスでは、超加工食品の摂取は、うつ病、不安、トラウマ、ストレス、および依存症関連パラメータとポジティブかつ断面的に関連していることが示された。

・これらの知見は、果物、野菜、全粒粉、魚、オリーブオイル、低脂肪乳製品の摂取量が多く、超加工食品の摂取量が少ない地中海式ダイエットや「抗炎症」ダイエットなどの健康的な食事パターンが、うつなどの精神障害のリスク低減と関連していることを示す広範なエビデンスを基礎としている。

・超加工食品の消費は有害な精神衛生と双方向に関連しているようであった。

・多くの超加工食品は高エネルギー、精製デンプン、砂糖、ナトリウム、飽和脂肪酸およびトランス脂肪酸の供給源である。
超加工食品には、野菜、果物、豆類、全粒穀物、脂肪分の多い魚、赤身の肉、ナッツや種などの非超加工食品に含まれる様々な繊維、ポリフェノール、オメガ3脂肪酸、必須ビタミン、ミネラルが一般的に含まれていない。
これらの栄養不足プロフィールは、炎症、酸化ストレス、腸内マイクロバイオームなどの多くの相互作用経路を通じて、うつ病の有病率、発症率、重症度に関与していることが示唆されている。

・超加工食品に含まれる複数の非栄養成分は、精神障害に関連する経路の調節に関与していることが示唆されている。限られたデータではあるが、人工甘味料(アスパルテーム、サッカリン)およびグルタミン酸ナトリウム(MSG)の摂取量が増えると、視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸に加えて、ドーパミン、ノルエピネフリン、セロトニンといった気分障害に関係する神経伝達物質の合成および放出の調節障害に関与する可能性があることが示唆されている。

・抗菌剤として使用されている乳化剤カルボキシメチルセルロースおよびポリソルベート80が、超加工食品と精神疾患との関連に関与している可能性が示唆された。これらの化合物は、腸内細菌叢の組成(多様性の減少)と機能(短鎖脂肪酸と遊離アミノ酸の減少)を変化させ、関連する炎症反応を促進する可能性がある。

・酸化チタンナノ粒子は食品の着色料として広く使用されているが、ラットの血漿および大脳皮質における炎症性サイトカインであるインターロイキン-6の高濃度と関連した神経炎症に関連することが分かっている。
炎症は精神疾患の有病率、発症率、治療効果に影響を与える。

・最近のレビューでは、プラスチックの飲食物容器やパッケージの製造に使用される化合物であるビスフェノールAへの周産期における暴露が、ストレス感受性および内分泌系を混乱させ、後年の不安および抑うつ状態につながる可能性が示唆されている。

・うつ病など精神疾患は肥満度の高さと双方向の関係を共有している。超加工食品は、脂肪率への影響を介して間接的にうつ病と関連している可能性がある。
これには、超加工食品に潜在する以下のような要因が含まれる。

(1) 超加工食品は非超加工食品に比べて相対的に高いエネルギー密度を持つ。

(2) その感覚的な特性により、過剰消費とそれに続く過剰なエネルギー摂取を助長する。

(3) 腸と脳のシグナル伝達または風味と栄養素のフィードバックループを変化させる。

・慢性および急性の制御不能なストレスは感情的摂食やコンフォートフードと呼ばれる現象でHPA軸を調節し、複数の食欲関連ホルモン(ノルアドレナリン、コルチゾール)および視床下部神経ペプチド(コルチコトロピン放出因子)に影響を及ぼす可能性がある。HPA軸の過活動は、超加工食品などの高食味・高エネルギー食品への嗜好性を高め、その過剰摂取によって食行動を変化させる可能性がある。

・COVID-19パンデミックなど、自分ではコントロールできない出来事に基づくストレス関連の不安を軽減しようと超加工食品に手を出す可能性が増加。
その結果、パンデミック中の精神疾患の増加につながった可能性。

Filed Under: Mental health, nutrition Tagged With: うつ病, 栄養学

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

ケルセチン:頭頸部癌細胞における抗癌作用を持つ苦味受容体アゴニスト

2025年10月15日 By office-k

頭頸部癌(HNC)は年々罹患者数が増加傾向にあり、22年の85万件から45年には137万件に増加すると予測されている。 近年通常の癌治療に加えて、植物性フラボノイドが潜在的抗癌剤として研究されており、前臨床モデルで有望性 […]

活動的な男性の朝のメラトニン補給が高強度インターバル運動に及ぼす効果

2025年10月12日 By office-k

概日リズム調節における役割が広く認識されている神経ホルモンのメラトニン(N-acetyl-5-methoxytryptamine)。不眠症などの睡眠障害への処方に加えて、メラトニンは強力な抗酸化作用と抗炎症作用を示し、サ […]

ラクトフェリンの炎症調節と早産予防における役割

2025年10月8日 By office-k

早産は妊娠37週を前、または女性の最終月経開始日から259日未満のの出産と世界保健機関(WHO)に定義されており、2020年の世界の早産推定有病率は9.9%、これは約1,340万件の早産児の出産に相当する。多くの社会人口 […]

依存症メモ2

2025年10月4日 By office-k

”私たちのドーパミン受容体が減少し弱まり続けるにつれて、私たちは同じ効果を得るためにより多くのドーパミンを必要とする。このすべてが、私たちをより高リスクな性的活動を常に求めるように仕向ける可能性がある。例えば、より極端な […]

依存症メモ

2025年10月2日 By office-k

“性依存症の主な起源は、発達過程でのトラウマによる自律神経系(ANS)の損傷にある。同調の欠如や感情的ネグレクトといった初期の傷となる出来事は、個人の神経システムに損傷を負わせることでその人を依存症になりやす […]

©2018 Office-k All rights reserved