• Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルジムはoffice-k

学芸大学駅徒歩一分。パーソナルジム併設カイロプラクティック整体院。慢性痛治療や産後ダイエット、骨盤矯正などお体のお悩みは当院にご相談ください。TEL/03-6317-2965

  • Clinic
    • 初診の方へ
    • About Us
    • お支払い
    • 院長紹介
    • English
    • Kのメモ
  • カイロプラクティック
    • NMFリリース
    • フェイスリリース
    • スポーツ障害
    • 頭痛
    • 顎関節
    • 首の痛み
    • 肩・腕・手のひら
    • 腰痛
    • 股関節
    • 坐骨神経痛
    • 膝関節・足関節
    • 滑液胞炎・腱炎
  • パーソナルトレーニング
    • 産後ダイエット
    • アスリートパフォーマンス
    • 肥満・感染症予防
    • Functional Training
    • 栄養指導
  • 買う・学ぶ
    • 栄養マニュアル販売
  • ご予約・お問い合わせ
You are here: Home / health / 集団免疫は否定されるのか?

集団免疫は否定されるのか?

2022年6月21日 by office-k

米国退役軍人省の膨大な電子医療データベースを使用し、Covid再感染がCovid初感染関連の健康リスクに”追加”されるかどうかを調査した研究。

もしこの論文が本当であれば、Covid19における集団免疫という概念は否定され、最初のCovid感染は再感染のための”既往症”という言い方もできる。

Outcomes of SARS-CoV-2 Reinfection

・再感染者は初感染者と比較して6ヶ月後の死亡率が2.38%、入院率が9.5%、感染後の医療イベントが19.6%とリスクが増加した。

・再感染者では初感染者と比較して、肺5.0%、循環器5.お%、血液疾患2.6%、疲労3.3%、消化器2.7%、腎臓1.4%、精神疾患12.1%、糖尿病2.2%、神経系3.6%と、臓器障害の増加が観察された。

・再感染前のワクチン接種状況(未接種,1回接種,2回以上接種)に基づく解析では、再感染(初感染と比較)は、未接種、1回接種、2回以上接種の人いずれにおいても死亡、入院、臓器系の後遺症のリスクが高いことが示された。

・再感染者は初感染者と比較して、急性期および再感染後の急性期の両方において、全死亡、入院、および少なくとも1つの後遺症のリスクが上昇していることが示された。

・臓器別の後遺症を調べたところ、急性期にはすべての臓器でリスク上昇と過剰負荷があることが示唆された。リスクと負荷は再感染の急性期以降も持続し,再感染後6カ月時点でも明らかだった。

・多重感染の累積リスクを理解するために、最初の感染の急性期後6ヶ月間に1回感染した人、2回感染した人、3回以上感染した人のリスクを非感染の対照群と比較。
非感染対照群と比較して、1回しか感染しなかった人は少なくとも1つの後遺症のリスクが8.4%、2回感染した人は23.4%、3回以上感染した人は36.3%増加。
2回感染と1回感染を比較すると、2回感染症では少なくとも1つの後遺症のリスクが15.0%増加し、3回以上の感染症と2回感染のみを比較すると12.8%となった。

・感染することで何らかの利益、つまり将来の感染に対し免疫を得ることができるという考え方は現在では正しくないことが示されている。
感染すると次の感染症は軽症になるまたは”良く”なるのではなく、悪くなる。


注)この論文ではワクチン接種について分析している。
ワクチン接種の有無はその後の感染症の影響が大きくなる傾向に影響を与えない。先行研究では、初感染後の死亡率を34%減少させておりワクチンは有効である。

Filed Under: health Tagged With: covid-19

Primary Sidebar

カテゴリー

Previous posts

葉酸受容体アルファ自己抗体を持つ女性における妊娠中のフォリン酸補給:自閉スペクトラム症の潜在的予防

2025年7月3日 By office-k

自閉スペクトラム症(ASD)有病率が近年著しく上昇している。最近の推定では約36人に1人の子どもが罹患しているとされている。 遺伝的要因だけでなく、胎児の発育期における免疫介在性のメカニズムがASDの病因に関与していると […]

腫瘍学におけるモジュレーターとしてのカフェイン

2025年6月30日 By office-k

世界中で最も広く消費されている生物活性化合物の一つであるカフェイン(CAF)。近年では、一般に知られている神経学的および代謝的効果に加えて、潜在的な抗がん作用が認識されてきている。 カフェインの持つ抗がん作用のメカニズム […]

灼熱環境下のアスリートにおけるサプリ摂取が持久力パフォーマンスと主観的知覚に与える影響

2025年6月28日 By office-k

屋外の持久系アスリートが対象だが、炎天下の屋外での仕事に従事している方にも参考になりそうな興味深いデータをまとめてみたい。 高温環境(27℃以上)はアスリートの生理機能、特に持久力パフォーマンスと主観的知覚に大きな課題を […]

パワーリフターの坐骨滑液包炎(ischial bursitis)の一例

2025年6月23日 By office-k

先日、臀部痛を訴えるパワーリフターがお越しになった。「梨状筋症候群じゃないか?」とのご本人の訴えがあったため梨状筋症候群のテスト。しかし、どうも患者さん的にも症状とリンクしている感じがないため、鑑別診断で間違えやすい坐骨 […]

メラトニンは男性の翌日の高強度運動パフォーマンスと回復を向上させる

2025年6月21日 By office-k

激しい運動が誘発する炎症、骨格筋損傷、そして筋修復と適応プロセスには、抗酸化物質摂取による回復戦略が用いられるのが近年では一般的だ。 メラトニン(MEL)(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は激しい運動後の回復を促 […]

©2018 Office-k All rights reserved