毎日コロナの情報が溢れてますが、受け手の取捨選択と冷静な判断が求められますね。
先日は専門家の方が公表した致死率のすうじも「おや?」と首をひねりたくなるものでした。
致死率は人口当たりで計算するはずなんですが、それが抜けていて実際より高い数値になっていたような・・・(その後訂正されてるかも)。
意図的かどうかはさておき、専門家も人間なんで仕方ないと言えばそれまでですけど。
コロナに関しては専門家情報と言えど鵜呑みにせず、いったん自分で公表されている数字をつぶさに追ってみると気が楽になると思いますよ。
強毒株と言われ、被害が甚大だったイタリアの数字を試しに計算してみると4/6時点で致死率0.04%。
日本は世界最高の医療水準のおかげで、死者数もはるかに少ないのでこれより当選数値は低くなるので、致死率は季節性インフルと同等かそれ以下になります。
それと死者数と致死率の数字を脇において、感染者数の増加だけで恐怖をあおる報道姿勢も私は疑問ですね。
・・とまぁコロナの話はこれくらいにして。
当院の患者さんのほとんどがテレワークになり自宅にいらっしゃいます。
身体がなまって自宅でストレッチや軽いトレーニングをされているものの、やっぱりもう限界ということで治療に来られます。
症状は肩こり、腰痛などの体を動かさないことによる諸症状に加え、呼吸が浅い感じがして息苦しいというご相談が結構多いです。
原因はソファーで猫背でPCを長時間いじるなど姿勢の問題に加えて、大胸筋、小胸筋、横隔膜、肋間筋、広背筋など弱化しやすい組織が運動不足により萎縮および硬縮することで呼吸時の肋骨の運動そのものが変調してしまうパターンが多い。
この肋骨運動や肋骨の変位には理論上一定のパターンがあるが、実際に呼吸系の症状が出ている患者さんの場合パターンに当てはまらず不規則に変位や運動が起きていることのほうが多い。
なので、パターンに当てはめたセルフケアなどは注意が必要。
治療自体は難しいものではないので一回でスッキリする方が多い。
自律神経系にも関与するので在宅が長くストレスを強く感じている方には呼吸系の処置もお勧めです。