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学芸大学整体院 | 腰痛治療、パーソナルoffice-k

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良性発作性頭位めまい症とビタミンD

2024年2月29日 by office-k

先日、頚性頭痛と頚性めまいの治療を担当させていただいのをきっかけに、めまいに関する論文で何か面白いものはないかと思っていたらタイミングよく出てきたのでまとめてみたい。
内容はブログタイトルの通り、良性発作性頭位めまい症(BPPV)とビタミンDに関するも
の。再発を繰り返すBPPVでお困りの方は是非最後まで読んでみてほしい。

BPPVは繰り返し起こる頭位めまいが特徴で、 “良性 “はBPPVが重篤な中枢神経系障害と関連していないことを意味し、回復の予後が良好である。
BPPVは日常生活に支障をきたすことが多く、BPPV患者の最大68%が仕事量を減らし、4%が転職を選択、6%が症状の影響により退職している。
高齢者におけるBPPVは健康や生活の質を悪化させ、転倒、抑うつ、活動制限の割合が増加する。これは、介護者の負担が増加し、介護施設への入所リスク増加や家族の生産性の低下など社会的コストが増大することから深刻な問題である。

ビタミンDとBPPVの相関の研究は2010年代初頭に始まった。
100人のBPPV患者と192人の対照群を比較したある研究では、25(OH)ビタミンD濃度のばらつきが観察され、 患者群では14.4±8.4ng/mL、対照群では19.0±6.8ng/mLで、ビタミンD不足(10~20ng/mL)、ビタミンD欠乏(10ng/mL未満)、骨粗鬆症がBPPV発症における危険因子として同定されている。
その後の研究では、再発性BPPV群と非再発性BPPV群では血清ビタミンD濃度が異なり、再発性BPPV群ではビタミンD濃度が低いことが明らかになっている。

2020年以降の論文で、BPPVに対するビタミンD補充療法の有効性を検討する3つのメタ解析が実施されている。結論は一貫しており、ビタミンDが欠乏/不足したBPPV患者にビタミンDを補充すると、対照群と比較して再発率が低くなることが示されている。

リンクのレビューは、2020年以降のBPPVに対するビタミンD補充療法に関する研究成果を探ることを目的としたもの。
最新文献の概要を提供することで、BPPV再発率が高い人の再発を軽減するビタミンD補充療法の有効性を理解していただけることだろう。

【結果】

・BPPV再発率は、追跡期間が1年未満の研究で13.7%〜23%、2年以上の研究で13.3%〜65%と幅があった。
・BPPV再発の危険因子は、高齢、女性、高血圧、糖尿病、高脂血症、骨粗鬆症、ビタミンD欠乏症。
・過去の研究では、ビタミンDレベル低下とBPPV初発との関連は立証されていないが、再発とビタミンDレベルの低下との関連は認められている。
・最近の研究で、ビタミンD欠乏または不足BPPV患者にビタミンDを補充すると、再発患者数と患者1人当たりの再発回数が減少することが示されている。

【レビューの結論】
最近の研究から、ビタミンD欠乏または不足のBPPV患者にビタミンDを補充することで、再発患者数が減少し、患者1人当たりの再発回数も減少することが示されていることから、臨床医はBPPV患者のビタミンD欠乏を調査し、対処することが望ましい。
しかし、相当数の研究が非ランダム化デザインを採用しており、対照群に関する情報も不十分であることから、研究結果を検証するためにはさらなるランダム化比較試験が不可欠。

Vitamin D Supplementation and Recurrence of Benign Paroxysmal Positional Vertigo

・脂溶性プレホルモンであるビタミンDは、ルシウムとリンの恒常性維持に重要な役割を果たしている。ビタミンDは食事からの摂取、ビタミンDサプリの摂取、紫外線への皮膚曝露によって得ることができる。
血清25(OH)D値が25または30nmol/L(10~12ng/mL)未満は、全年齢で避けるべきであるという点で、各ガイドライン間でコンセンサスが得られている。

・ビタミンD欠乏症は高緯度地域で多く、冬〜春の有病率は夏〜秋の1.7倍である。東地中海地域と低中所得国で有病率が高い。女性はビタミンD欠乏症にかかりやすい。
中東では日照時間が長いにもかかわらずベールをかぶるなどの文化的習慣により日光浴が制限されているため、中東地域ではビタミンD欠乏症有病率が高い。
アメリカ大陸の有病率が最も低く、東南アジアと西太平洋地域はビタミンD欠乏症の有病率が高い。

・患者をBPPV再発群(A群)と非再発群(B群)に分類した研究では、両群間でビタミンD濃度の平均値に有意差があった。同様に、別の調査では再発性BPPV患者は、非再発性患者とは対照的に、初診時にビタミンDレベルが著しく低下していた。

・糖尿病とBPPVを合併した高齢者群では骨密度との関連が指摘されている。

・これまでの研究では、ビタミンD値の低下とBPPV発症との相関は支持されていなかったが、BPPV再発エピソードがビタミンD値の低下と関連していることは一貫して支持されている。

・高再発性BPPV患者へのビタミンD3+抗酸化剤の経口栄養補給が再発を予防できることが報告されている。

・多発性硬化症などで確立されているビタミンD不足と脱髄の相関は、BPPVにも同様に関与していることが示唆されている。ビタミンD受容体欠損マウスを用いた研究では、内耳神経節、有毛細胞、耳小骨の変性が明らかにされている。

・家族的・社会経済的要因は、食事の質、魚摂取量の減少、サプリメントの使用、屋外の快適な場所へのアクセス制限などに影響し、ビタミンD濃度に影響を与える可能性がある。代謝性疾患とBPPVに関する最近の研究では、糖尿病や高血圧のような慢性疾患と社会経済的地位との関連により再発が増加することが示唆されている。

・重度の再発性BPPV患者において、ビタミンD補充により再発頻度が有意に減少し、QOLが改善することが観察された。

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