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産科的創傷の瘢痕化と疼痛コントロールにおける蜂蜜の使用

2024年1月6日 by office-k

24年初ブログです。今年も皆様のお役に立つ情報をピックしてまとめていきたいと思っています。皆様どうぞお付き合いください。

初ブログのテーマは「蜂蜜の創傷治癒効果」について。
日常生活で負うちょっとした切り傷などでも蜂蜜を塗ると回復が早いと言われてたし、個人的に試してみてもそのように感じる場面が多かったように思う。

今回ご紹介するのは、出産時の創傷に対する蜂蜜の効果。
出産の瞬間、特に会陰切開や帝王切開は痛みに起因する身体的・精神的ストレスの増大に関連しているため、適切な治療や管理を行わなければ母親と新生児の発達に大きな影響を及ぼす可能性が高まる。

痛みの緩和や相性の回復には通常処方薬が日常的に使用されるが、それらの薬物には治癒過程を長引かせ、望ましくない副作用を引き起こすという欠点も指摘されている。

最近になって蜂蜜が医療現場に導入されるようになり、蜂蜜の治癒特性として浸透圧、酸性度と過酸化水素含有量が提案されている。蜂蜜の成分として豊富に含まれている糖類、ビタミン、ミネラル、フラボノイド、フェノール酸は栄養因子や抗酸化因子として作用し、プロスタグランジンや一酸化窒素は蜂蜜の抗炎症作用や抗菌作用に重要な役割を果たしている。

蜂蜜の中でもメディハニーとマヌカハニーは、創傷治癒のために各国で使用されている。
両製品には原産植物の違いによる変異や殺菌力の違いはあるものの、その効果は類似性を示している。医療グレードのハチミツは、線維芽細胞の移動と損傷部位のコラーゲンの沈着を刺激して創傷治癒と再生を促進することに加え、抗菌性と抗炎症性の幅広いスペクトルを持つ。
近年、それらの特性に注目した医療従事者によって、蜂蜜は様々な種類の創傷(火傷、外科的切開、感染創、慢性潰瘍、帝王切開の術後管理)に使用されている。

リンクの研究は、産科的創傷の瘢痕形成と疼痛コントロールにおいてハチミツとプラセボを比較し、有効性の点でどちらが優れているかどうかを判定することを目的としたもの。

【結果】
5つの無作為化対照試験、353人の患者のうち177人(50.1%)が蜂蜜で治療を行った。ハチミツ群とプラセボ群の間で最終的な創傷治癒に差は見られなかったが、すべての試験において良好な安全性と忍容性が示され、治療中の疼痛レベルの減少、鎮痛薬の使用量の減少、介入を受けた女性の個人的満足度の増加、合併症の減少がみられた。

The Use of Honey for Cicatrization and Pain Control of Obstetric Wounds: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials


・帝王切開、会陰切開および/または裂傷における創傷に対して、プラセボ群による標準治療と蜂蜜を比較使用することの有益性を実証することを目的としたこの研究では、創傷治癒に関して介入群(蜂蜜)とプラセボ群との間に有意差は認められなかったが、メタ解析では産後の痛みレベルを3つの測定で評価した結果、治療の中間点では蜂蜜とプラセボ群との間に有意差があり、蜂蜜の使用は痛みの強さを軽減することが観察された。
また、介入を受けた女性では鎮痛剤使用量が減少し、個人的満足度が増加した。

・多くの臨床試験では、創傷に直接蜂蜜を塗布した場合、治癒プロセス促進に関連する炎症の減少が示されている。

・REEDAスケールの5つの変数の合計スコアを比較することによる会陰切開治癒の評価では、特に産後7日目の創傷分泌物で有意差が示され、創傷分泌物の減少が実証された。また、ハチミツクリーム群ではプラセボ群よりも会陰切開治癒率が有意に高かった。

・治療に対する参加者の満足度を調査したところ、ハチミツグループでは創傷治癒状態の満足度がプラセボグループと比較して86%の参加者が非常に高い満足度を得ていることを示した。

・蜂蜜の種類によって特性が異なるため、使用された蜂蜜の種類も考慮すべきである。コリアンダーとサンザシの花から作られたイラン北部の天然蜂蜜を使用した研究や、イランの植物Astragalus gossypinusの蜂蜜を帝王切開創に使用した研究がある。また、80%のマヌカハニーと20%のワックスからなる創傷用ジェルで、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの病原体に対する抗菌性が知られているMedihoney®(オーストラリア、ブリスベン)を会陰裂傷の治療に用いた研究が含まれている。さらに、Qamsar地域のハーブから調製されたA. gossypinus(白ハトムギ)のハチミツが、創傷治癒により効果的であることが示されている。別の研究ではマヌカハニーが最も薬効があると指摘している。

・患者には、最初の5日間は少なくとも1日2回、膣管への侵入を避けながら、衛生処置後に蜂蜜を外傷部に塗布するよう指示。1日2回(12±2時間)、14日間使用することを推奨する研究や、1日2回、最大16日間連続して蜂蜜を使用するよう指示した研究がある。

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Filed Under: health, nutrition, Woman's Health Tagged With: はちみつ, 産科的創傷

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